土屋賢二のレビュー一覧

  • ツチヤの貧格

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    「間違って写真集を買ってしまったのだろうか」と危惧したが、中身はいつも通りだった。新キャラ(?)ツチヤ師がいい味。

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    2012年04月05日
  • ツチヤ教授の哲学ゼミ もしもソクラテスに口説かれたら

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    「私はお前の顔も性格も嫌いだが、私はお前を愛しているのだ。」かつて、ソクラテスはこう言ったらしい。こう言われて、納得できるだろうか。
    この教授、これまでの本はアホなことばっかり書いていた(特に「貧相ですが、何か?」かな。ぼくは好きだけど)。今回は、結構マジメに哲学しています。哲学者って毎日こんなこと考えてるのかな。

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    2012年03月11日
  • われ笑う、ゆえにわれあり

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     呵々と大笑せずにはいられなかった。面白すぎる。土屋先生はユーモアのセンスが抜群で、エセーの一つ一つがツボだった。すべてを疑ったとしても、これを読んで笑っている「私」は確かに存在するのだと認識しないわけにはいかなかった。タイトル通り、われ笑う、ゆえにわれありである。

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    2012年03月09日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    はじめのうちは、土屋先生お得意のユーモアエッセイ風なのだが、
    読み進めるうちに、いつの間にやら哲学しています。
    ユーモアエッセイの読者ではあるけれど、哲学って難しそうだなぁ、
    と思っているような人にぴったりの本だと思います。
    土屋先生の本領発揮入門書であり、カチカチの頭がほぐされます。

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    2012年02月13日
  • 紅茶を注文する方法

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    土屋先生のエッセイ。あー、やっぱり面白いなぁ。自虐的なギャグセンスが半端ないです。笑わせてもらいました。疲れたときの息抜きに最適な一冊です。

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    2012年01月15日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    哲学者である著者、タイトルで惹かれ手にした一冊であり、さぞ何やら型苦しいのでは?と読み始めたが、そうではなかった。
    著者は、昔、哲学的な本を2,3ページ読んでも嫌になる そんな哲学が嫌いと言われるだけあり、無知な自分でも 凄く解りやすい本でした。

    考え方で不幸になるのが『一面的なものの考え方』。
    偏った先入観、誤った推論、能力や欲望の重大視とかが一面的な見ないという誤りに。
    確かに、日常的に思う数々の事例が、フムフムと可笑しく納得させられました。
    重大だと思ってることを、「大したことではない」と視点を変えて見るのは難しいけど、そんな時非常に大切なのは『ユーモア』だと。

    難病を患っているから

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    2012年01月13日
  • われ笑う、ゆえにわれあり

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    喰えない人だw
    相変わらず、思わず破顔してしまう文章です。何度「え、ちょww」って思ったことかw 何喰わぬ顔でこういうこと言ってみたいなー

    前に一回読んだ時よりも楽しめた。大学生になって、飲酒・喫煙も身近なことになり、悩み事もちょっぴり増えたからでしょう。

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    2011年12月14日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    これもじゃけよみ(表紙絵にひかれてよみました)のひとつ

    哲学なんてむずかしくって・・・
    とおもってましたが、
    よんでみると
    日々の生き方をもう一度見直すきっかけになりました。

    ちがう側面から見ること、
    ユーモアを失わないこと、
    笑いを失わないこと、

    そんなことをあらためてかんがえました。

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    2011年12月03日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    ついついものごとの一面だけをみて良いとか悪いとかを判断してしまいがちだし、当たり前のことも正しいものだと先入観を持ってしまうけど、そもそも人間とは考える力が貧弱な生き物で、頭の良いデカルトだって間違える。だから、真理を徹底的に追求しようじゃないか。なぜ?なぜ?本当?(あ~、疲れる!)でも、まずは、そういう「綿密な思考力」が幸・不幸の分かれ道なのだと著者は言います(さすが哲学者)。

    次に大切なのは、「ユーモア」だそうです。イギリス人は、非常にユーモアのセンスを大事にするけど、これはただ単に人を笑わせることだけではないんですね。つらいことに直面したり、深刻な事態に陥っても、つらいその一面ばかりを

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    2011年11月23日
  • ツチヤの口車

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    相変わらずの土屋節。最高に面白いエッセイ。暇つぶしの本なので、星一つ減らす。
    読み終わったらツチヤと離れるのが寂しくなったので、また別の著書を手に入れようと思う。

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    2012年10月02日
  • ツチヤ教授の哲学ゼミ もしもソクラテスに口説かれたら

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    久々の一般向け。
    哲学のゼミの実録的なもので、凄く読みやすかった。
    哲学の入門書的にも読めそうですが、
    非常に唸ったり、非常にイラっときたり(笑)、
    「正解」という「形」のないものについて論じるから、
    最後の数ページの部分を読んで、
    「これに1冊分(二日分の講義)をかけたのか!」て
    方には不向きと思いますが、そもそも最後の数ページが
    「正解」なわけでないのよねと思う方には
    楽しめる内容だと思います。
    自分的には前半イラっときながらも(大笑)、ツボにきたので
    また読んでみたいな。

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    2011年11月09日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    推薦理由:
    思い違いで不幸にならない為に、「緻密な思考」で常識や先入観を見直すべきだという事と、不幸を乗り越える上で「ユーモア」が何より有効だという二つの事を中心に、哲学者である著者が、ユーモアを交えて語っている。
    常識のように思っていたことが、ただの先入観だった事に気付かされ、人生観が少し変わるかもしれない。

    内容の紹介、感想など:
    哲学では、どんなに当たり前に見える事でも、本当にそれが正しいのかどうかを疑い、緻密に考える事で真理の探究をする学問であると述べ、我々が当たり前だと思っている多くの事の中には不幸の原因になっているものもあるので、「当たり前のことを疑う」という方法で不幸を軽減する

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    2011年11月07日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    いろいろな角度からモノを見てみなさいということ。

    当たり前のように感じていたこと(でも私がなかなか周りから賛同を得られていなかった)が書かれていて、気持ちがすっとした。

    少なくとも一年は取り返せない失敗をした直後だったのでなおさらすっとした。

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    2011年10月31日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    先日読んだ「希望を運ぶ人」のテーマが、ものの見方、だった。
    いきづまったりした時に、ものの見方を変えると幸せへのヒントが見えるという。
    この「幸・不幸の分かれ道」も、切り口は違えど、似たようなテーマだった。

    著者の土屋賢二さんは、哲学者であるらしい。
    後ろの著者紹介は自分で書いたものだろうか。とてもまじめにふざけている。(笑)
    哲学と言えば、なんとなくロダンの考える人的なイメージがあるんだけど
    (実際、学生のころの哲学の先生はクソまじめな先生だった)
    この著者の本なら面白いに違いないと、手に取った。

    哲学という「考えること」を研究対象としているだけあって、
    本の構成とかがよく考えられている

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    2011年10月17日
  • われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う

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    ヒジョーにくだらない。そしてバカバカしい。

    だけど、そこがいい。

    この本を読んだのももう10年くらい前のことですが、また久しぶりに彼の本を読んでみたいな。

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    2011年10月10日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    自分にとって何が重要かは、自分で決めていいということ。
    いつものエッセイではないけれど、病院や学校でのエピソードはやはり楽しい。

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    2011年10月05日
  • ツチヤの口車

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    ステキな土屋ワールドへトリップできます。現実に帰ってくると不思議と悩みが軽くなる本。
    最初の「革のジャケット」から面白い話が連発。
    他オススメは
    「驚異の反撃法」
    「学部長挨拶」
    「祈りが通じる日」
    「励まし方の色々」
    そして最後の
    「解説」
    最後の最後まで面白いです。

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    2011年10月05日
  • 簡単に断れない。

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    この本を最初に見たとき、土下座をしている人が土屋教授の無茶苦茶な申し出を必死に断っている絵だと思った。きっと本書の中には相手がもう「勘弁してください」と土下座をしたくなるような屁理屈が並べられているのだろうと思ったら、違っていた。土下座をしている人がお願いをしている人でした。思いっきり誤解をしていました。ゴメンナサイ。
    毎度おなじみの会議を断り飲み会を断り、その他日常のありとあらゆるお誘いを断る苦悩と深読みが土屋教授調に綴られていて、ニヤニヤ。
    他にお気に入りは
    「真実とは何か」
    「スイッチの入れ方」
    「誓いの有効期限」

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    2011年09月28日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    何らかの事実から、だからこれをしなければならないという結論にはならない。
    温室育ちだと抵抗力がなくてひ弱だと良く言われる。だから人間は苦労しなくてはならない

    子どものころ何不自由なく育った人間はものごとを楽観的に見る人が多い。だから温室育ちが必ずしも悪いわけではない。ということではなく、人間と植物は違うもの。前者と後者は全くの別物。比べる対象ではない。ということ。納得。

    私が人と比べてしまうのは、同じ土俵にいる人に対して。だから男の人や年上の人にはそれ程劣等感を感じない。また、スポーツ選手など全く違う土俵の相手にもあまり感じない。同年齢の、数年前までは明らかに同じ土俵だったはずの大学の友達

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    2011年09月06日
  • ツチヤ教授の哲学講義 哲学で何がわかるか?

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    ネタバレ

    読んでいる途中に土屋教授の言っている事があまりにも共感できなくて、
    読むのをやめようかと思った。

    でも実際通して読んでみると勘違いだった。
    哲学って?形而上学って?なに?みたいな感じの人も楽しく読めるし、
    哲学の文献を読んでいる人も楽しめる内容かと思います。

    有名な哲学者たちが書いた論文などを土屋教授の見解で、
    紐解いていく、スタイルは中々面白かったです。

    原因についての
    四原因である形相因、資料因、目的因、起動因こう言った解明の仕方は本当に面白いと思う。

    有名なプラトンのイデア論
    完全な美は美そのもの。だなんてこう言った答えをはじき出す、
    哲学者は素敵だと思う。

    デカルトの我思う故

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    2013年04月05日