土屋賢二のレビュー一覧

  • 不要家族

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    ネタバレ

    土屋先生の自虐ネタの入ったユーモアたっぷりのエッセイ、思わす吹き出しながら読ませていただきました。身につまされるエピソードもあり、頷きながら楽しませていただきました。

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    2013年07月25日
  • ツチヤ学部長の弁明

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    彼の本は、週刊誌への連載をまとめたよりも、こういう単発の文章をまとめたほうがはるかに面白いものになると思う。

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    2013年06月10日
  • ツチヤの口車

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    ネタバレ

    「まえがき」から面白おかしく読み始められた。日常の些細な事が面白い話に作り上げられていて、綾小路きみまろの話に知性を加えた表現といえる。面白いので電車では読んではいけない分類に入る。屁理屈を磨きたい思春期の学生にはとくに読ませてはいけない。
    こんな文章を書いてみたいと思わせる一冊だった。短いエッセイで何度も笑わせるのは高度な技術だが、笑いを生み出す「型」を作れているからそれが出来ている。内容は「面白い・笑える」といった軽いものであっても。構成・表現においては何度も読み返して検証して、その「型」を身に付けたいと思った。

    抜粋させて頂くのは「打つ手はありません」の中の一つ。この質問に対する回答は

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    2014年05月15日
  • われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う

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    「われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う」4

    著者 土屋賢二
    出版 文藝春秋

    p60より引用
    “どんな人でも、身近であればあるほど事実が知られ、事実を知
    れば知るほど尊敬できなくなるのである。”

     哲学者である著者による、周囲の身近な事柄についてひたすら
    深くひねくれて考え抜いた一冊。
     無人島に持って行く物についてから料理の褒め方・断り方につ
    いてまで、論理的でユーモア溢れる文章で書かれています。

     上記の引用は、想像と現実について書かれた章での一文。
    何事にも丁度いい距離というものがあるのではないでしょうか。
    テレビは画面に近づきすぎると全体が見えず、なにが映っている
    か分かりませんし、離

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    2013年01月29日
  • われ笑う、ゆえにわれあり

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    「われ笑う、ゆえにわれあり」4

    著者 土屋賢二
    出版 文藝春秋

    p126より引用
    “ただこの方式の欠点は、「あっ」、「しまった」、「間違えた
    」、「もとへ」、「畜生」のような、入力時によく発する言葉が
    そのまま入力されてしまうことであろう。”

     哲学者である著者による、周囲の身近な事柄についてひたすら
    深くひねくれて考え抜いた一冊。
     禁煙についてから人気教授になる方法についてまで、論理的で
    ユーモア溢れる文章で書かれています。

     上記の引用は、ワープロの入力方式における音声入力について
    書かれた一文。私は持っていないのでわかりませんが、スマート
    フォンのCMで、音声入力で検索している

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    2013年01月20日
  • 人生気のせい人のせい

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    面白かった。ちょっと三浦先生に対してひどすぎじゃないかしら?って感じた私はまだまだユーモアがわからないのだろう。
    ストレス解消のために何かをやろうと思ったら、その方がストレスになることが多いとの文章が一番心に残った。ストレスのことは何も考えないで、ただ自分の好きなことをやるほうがいい。ストレスを考える分だけ損。
    ものすごく納得した。私はストレス解消しようとかなりのストレスためてたなあ。

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    2013年01月13日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    考え方をどうもって行くかで幸せにも不幸にもなれる。
    思い込み、思い込まされていることで、不幸になってしまうことも多いんだな、と気づかされたな。

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    2012年11月21日
  • ツチヤ教授の哲学ゼミ もしもソクラテスに口説かれたら

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    釈然としない部分も出てくるかもしれないが、考え続けることが
    哲学だとすると、それもよいでしょう。
    ゼミの形で、わかりやすい哲学書なので、読み物として
    楽しめます。

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    2012年11月17日
  • 哲学者かく笑えり

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    すっかり著者のエッセイのファンになってしまった。どれを読んでも自由で皮肉が効いていて面白い。たしかにライバルは筒井康隆というより、西原理恵子だと思う。

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    2012年09月19日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    なぜこの装丁なのか?
    いつもより少しおしゃれな鍋敷きで、
    文体もどことなく違う雰囲気だけれど、
    中身はいつもどおりでほっとしました。

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    2012年09月03日
  • 純粋ツチヤ批判

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    やっぱり面白い。悪妻を持つ人の文章は面白いというのは、本当なのかもしれない。たまにくそ真面目な事を言うのでにくい。

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    2012年09月02日
  • 論より譲歩

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    内容(「BOOK」データベースより)
    問答無用!論理も通用しない悪質な相手に立ち向かう武器は笑いと譲歩だけ。追いつめられたツチヤ教授が繰り出す奇策の数々。「妻は夫をどう思っているか」「被害を未然に防ぐ方法」「人生は無意味か」「女が発言するとき」など、譲歩につぐ譲歩、ゴマカシにつぐゴマカシの果てに達した捨身のユーモア・エッセイ集。

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    偉大なるツチヤ聖人のありがたいお話。
    何度も吹きだして笑ってしまった。その話術はもはや芸の域。
    いつかホンモノを見てみたいなぁ(笑)

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    2012年10月14日
  • 純粋ツチヤ批判

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    2012.08.17

    読み終えるのにずいぶん時間がかかってしまった。
    これは息抜きに最高だなぁ~なんて思っていると、ふと我に返る文章にぶつかったりする。

    一言で言ってしまうと、これまでに発表してきたものの寄せ集めにすぎないのだが、この集め方が素晴らしい。

    この人って本当に頭がいいな、と感じた。

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    2012年08月17日
  • 論より譲歩

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    お馴染みツチヤ名誉教授のお笑いエッセイ第?弾。週刊文春で連載中のコラム「ツチヤの口車」からの再掲載です。
    自虐ネタを中心とした独特のユーモアを巧みな文章で操り、笑いの渦に陥れてくれるツチヤ名誉教授のエッセイは毎回楽しみにしているのですが、今回も期待を裏切らずニタニタのし通しでした。(笑)家庭や仕事や趣味から当時の話題に始まり、哲学や論理や人生全てを笑い飛ばしてくれるそのひたむきさは、悟りの境地とも思われ、その憐れな境遇をより追求してもらいたいと思わせるのは、読者を爽快感へと誘う氏の深謀遠慮でもあるだろう。(って、なわけあるか!笑)
    相変わらず絶好調な妻ネタや大学ネタに加え、新キャラ(かどうかは

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    2012年08月12日
  • 論より譲歩

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    時々著者に騙されそうになりながらも、へりくつやなぁ~(笑)とか思いながら、クスッと笑える本。

    生き甲斐について「生きているからこそ、趣味も…(略)できるのである。趣味などがなければ生きていられないというのは本末転倒である。…(略)生きること以上の特典があるだろうか」と言ったり、
    老人性白内障について「老人性ということがそんなに重要なのか?せめて『ことぶき白内障』ぐらいにできないか」などなど…


    譲歩はいくらでもしつつも、決して卑屈にはならない姿勢も素敵。

    仕事とかで疲れた時に読むと、ちょっと気が晴れるかも。

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    2012年08月12日
  • 人間は考えるFになる

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    全体の四分の三を占める対談部分は可もなく不可もなく。いつも通りの森博嗣と初めての土屋賢二(だっけ?)。土屋さんの印象はあまりよくなかった。なんだろ、自虐風冗談があまり好きではないからかな。

    しかし、残り四分の一の部分、土屋さんの書き下ろし推理小説がかなり面白かった。土屋さんが哲学ミステリィシリーズを執筆したら、僕は間違いなく買って読み、哲学科に転部もしくは再入学したくなるだろう。

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    2012年07月17日
  • われ笑う、ゆえにわれあり

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    哲学者の紳士の本って感じ。

    軽快なリズムとウィットとユーモアに富んだ文章。
    私は非常に楽しめました。
    哲学って、屁理屈よね〜そうよね〜。
    こんな教授がいたら、絶対授業取るのにな〜。

    あと、一話がもう少し短くしたらテンポ良かったかなと思うので一つ減点しました。

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    2012年06月26日
  • 人間は考えるFになる

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    対談になると、この二人の面白さはどうだろうと思ったけど、意外とすんなり楽しめた。若干、森センセの方が引き気味だったかな?

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    2012年06月09日
  • ツチヤの口車

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    お茶の水女子大学の教授であり、哲学者である土屋賢二が
    週刊文春に連載しているユーモアエッセイをまとめたもの。

    こういったジャンルの本を読むこと、
    しかも自分で購入してまで読むことは
    自分にとっては極めてまれなことであるが、
    最近読んだ森博嗣の日記本の中で土屋賢二の名が出てきたため
    たまたま土屋賢二に対して比較的関心が高い状態だったことと、
    そんな状態のときに、伊坂幸太郎の新刊を探しに行って
    たまたま土屋賢二の新刊が出ていることを知ったこと、
    などの偶然が重なって手にとることになった次第。

    森博嗣との共著である「人間は考えるFになる」以外には
    土屋賢二の文章を読んだこと

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    2012年05月07日
  • 幸・不幸の分かれ道

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    ツチケン先生の少しマジメな哲学の本です。
    「幸せとは何か」。
    今まで私はそのことを理解してると思い込み、当たり前のように「自分は幸せじゃない」と思っていました。
    しかし、この本を読んで、思い込みによって左右されている部分がたくさんあることに気付きました。

    この本には幸せになるための具体的な方法は書いていません。
    しかし、少し思考を変えるだけで、とても心が軽くなったような気がします。
    私たちを縛り付けてる考え違いのルールと今一度向き合ってみたいと思います。

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    2012年04月29日