土屋賢二のレビュー一覧

  • ツチヤ学部長の弁明
    土屋教授の大爆笑エッセイ。

    いやはや、相変わらず大爆笑(笑)

    今回も、「妻」ネタが最高♪自虐っぷりがたまりません★
  • 紅茶を注文する方法
    土屋センセー面白すぎだ。こうゆう肩の力抜けた、構えてない大人って憧れる。ガキっぽいんじゃないけど、無邪気な感じの(もちろん本気の無邪気な大人は心底うざい)
  • 哲学者かく笑えり
    土屋作品、初めて読んだのは「猫とロボットとモーツァルト」の抜粋部分。哲学の基礎演のテキストとして使ったものしか読んだことなかったのですが・・・・・・・・・
    「哲学」とか「教授」とか全てを払拭させる爆笑エッセイです!もぅびっくり!!
    土屋さんの思考回路が面白すぎて、ハマッてしまいました。
    この本では...続きを読む
  • 紅茶を注文する方法
    大学教授土屋氏のエッセイ。
    読みながら何度も「えーっ!」と唸らされる一転のオチじゃ許されない、二転三転と転がっていくことの心地よさを味わえます。
  • われ笑う、ゆえにわれあり
    土屋賢二の考え方と論のこねくり回し方がとても好き。

    絶対自分でも分かってあろうことをいかにして面白おかしく正当化、綺麗に主張できるか考えながら書かれており、各章ごとのオチもクスッと笑える要素で終わっているのも楽しい。
  • そしてだれも信じなくなった
    読書録「そして誰も信じなくなった」4

    著者 土屋賢二
    出版 文藝春秋

    p41より引用
    “ 人類は多くの難事を成し遂げたが、その
    原動力は、何事も簡単にできると勘違いする
    軽率さである。”

    目次より抜粋引用
    “ネジが可愛く思えた日
     ある謝罪会見
     年はとるな
     清らかさの極地
     旅行と想像力”...続きを読む
  • われ笑う、ゆえにわれあり
    哲学的に真面目にギャグを言うところが非常に面白かった。とくに学生や助手との対話はくだらなすぎて最高に笑った(笑)。人生や人間についても哲学が説明されててなんとなく疑問を持つ時読むのに最適な本。哲学好きな人にはうってつけかも。
  • われ笑う、ゆえにわれあり
    普段人が熟考しないことを掘り下げつつ、軽快にユーモアたくさんに進んでいく。日時会話で駆使したら嫌われそうだけど、笑ってしまう。挙げ足をとる感じ。
    もう一回詠んでもいいかも。
  • 貧相ですが、何か?
    「簡単に断れない」単行本化時の、中井貴恵さんに解説を頼んだが…という話が気になり、どれ「簡単に〜」を手に取ってみよう、と思ったら我が家にある文庫版の解説は精神科医の三浦先生だった。
    なんと、そうなったら単行本を求めてネット注文するしかないのか…と思うと、なんだかまんまと、このシリーズの本の頭によく書...続きを読む
  • 純粋ツチヤ批判
    久々に面白いエッセイストを見つけて嬉しい。少しずつ読むのにとても良いタイプの人。
    個人的に良いエッセイストとは言葉の切れ味(笑いのセンス)と話の中に専門性、もしくは独自の視点があることだと思っているので、全体的にヒットしている。

    面白いというか一番、刺さったのは「目標を立てても人生に意義が出るとは...続きを読む
  • ツチヤ教授の哲学講義 哲学で何がわかるか?
     今まで哲学を大学で学んできたものの、理解しづらい用語も多く、苦慮することもあった。この本はそういった難しい概念をかい摘んで説明し、分かりやすくしてくれた。哲学の用語の解像度を上げてくれた。
     「疑いながら読むように」とされた通り、分からないところは流したが、それでも得るところの多い本でした。
  • 紅茶を注文する方法
    クスリと笑わせてくれる一冊。
    日本語を巧みに操り、バカバカしいを突き抜けた発想はもはや清々しかった。
  • 妻と罰
    「妻を出すぞ」w

    改めて読むとああ哲学やってる人の文章だな、と思う。ブラックユーモアとかアメリカンジョーク風のノリで面白いんだけど一気に一冊読もうとしたら案外疲れた。
  • 妻から哲学 ツチヤのオールタイム・ベスト
    妻から哲学ということで哲学的な難しさがあるのかなと思ったのですが、楽しく読むことが出来る一冊

    妻から学ぶべきこと、ツチヤ先生の思考が理解できるということと、あるあると思うことのオンパレード

    私自身も妻から修行的なものを感じているので、めっちゃ本に入ってしまいました
  • 人生気のせい人のせい
     本書を読んで「この本も著者も軽薄だ」と思う人がいたら、その人に言いたい。「あなたの読み方は正しい」と。w「人生気のせい人のせい」、2007.6発行、哲学の先生と精神科の先生の対談です。貴重なお話でした(^-^) ①心の健康を保つ秘訣は、何でも人のせいにすること ②今は「身体を鍛えたり」「脳を鍛えた...続きを読む
  • 日々是口実
    スーパーボランティア尾畠さんの話が懐かしい。神戸に移住されてから、神戸および関西ネタが増えた。当然といえば当然か。神戸にケーキとパンの店が多く、病院も多いというのは確かにその通り。パン屋と病院にはたぶん困らない街。文章は相変わらず独特のロジックで成り立っているが、奥様だけでなく弟さんも一緒に旅行して...続きを読む
  • 年はとるな
    いつも思うが、はまると中毒性の高いエッセイ。捧腹絶倒するほど面白いわけではなく、何かが心に残るわけでもないのに、しばらくすると読みたくなる。抜けがあると買ってしまう。痩・骨・窮・骸の章立てからして、たぶん碌なものじゃないだろうと思い、そして期待を裏切らない。奥様の話、弟子とのやり取り、ツチヤ師が定番...続きを読む
  • 不良妻権
     残された時間を大切に過ごすにはどうすればいいのか。あと何歩歩けるかを考えると、歩けるだけ歩く。あと何分電車に乗れるかを考えると、電車に乗る。テレビを見るか見ないか。何かに全力で取り組むか、のんびりするか・・・。考えれば考えるほど分からなくなってくる。 私は何も考えないで(哲学しないで)歩いたり草む...続きを読む
  • 無理難題が多すぎる
    久々の土屋本。おおむね気楽に「しょうもない」と笑い飛ばしていいような話の中に、人として後ろめたさを覚える箇所がある。じわじわと弱い毒が回る。ときどき混じる「聖人ツチヤ師」が、実はけっこう気に入っている自分に今更ながら気づいた。そして先生が離婚されないのは、よほど奥様を好きか、奥様の度量が広いか、ある...続きを読む
  • 人生気のせい人のせい
    再読です。土屋先生の本は読むと肩の力が抜けるので、すごく好きです。この対談本に関して言えば、たぶん「まえがき(土屋先生担当)」と「あとがき(三浦先生担当)」に、一番まじめなことが書かれてあると思います。残りのほとんど(対談部分すべて)は、適当に笑って楽しんだもの勝ちです。久々に、先生のエッセイシリー...続きを読む