土屋賢二のレビュー一覧

  • 純粋ツチヤ批判
    パリ リヨン マルセイユ 瀬戸内海 岡山県玉野市宇野 高松 大志をいだいたころ 自然 笑い 過度の重要視から開放 重大視しているものを矮小化する視点 視点を自由に転換する練習 ソクラテス 無知の知 ドストエフスキー トルティーヤ EM BAND kick up 東京大学 法学部 官僚 哲学科 お茶の...続きを読む
  • 紅茶を注文する方法
    つちやせんせーは、ヤル気のないひきこもり的人物として自分を描いているけれど、
    「当たり前のこと」を一つこなすのに、アレコレ回り道をしてみたり、?を投げかけてみたり、
    実はよっぽど仕事や生活が好きなのでしょうね。

    先生が一生懸命考えた文章に申し訳ないのですが、助手さんが出てくるだけで面白くて笑えてし...続きを読む
  • ツチヤ教授の哲学ゼミ もしもソクラテスに口説かれたら
    「あなたの顔も体もいらない私だけが、真にあなたを愛しているのだ」古代ギリシャの大哲学者・ソクラテスの口説き文句。哲学とは何かを考えながら学ぶ授業の書。

    深くは分からないし、興味もそこそこしかないが、哲学の考え方の深さ、多様さに圧倒された。読んで損はない。

    風呂本
  • 教授の異常な弁解
    お茶の水大哲学科の教授のエッセイ本です。とにかく、ここまで書いていいのかと思うくらい、自分の奥さんや職場の同僚、学生たちをこき下ろしています。冒頭にも書いてあるとおり、この本を読んでも全くプラスになりませんが、こんな先生や上司がいたら楽しいなと思わせるユーモア溢れる一冊です。
  • 教授の異常な弁解
    いつもの土屋節。だいたい6割方読むと進まなくなるのが常。
    へりくつに脳が疲れてしまうのかな。

    このまえ,文春を流し読みしたらまだ連載していた。
    5年後も文庫で楽しめるということだ。
  • 教授の異常な弁解
    いつも通りの楽しくふざけたエッセイ。でもたまに真面目に良い話がある。
    「感動的な行為の影響」知人夫婦の話だけど、本当に良い話で感動した。
    「不満だったのか満足だったのか」妻の拙い英会話の和訳にセンスを感じる。

    MVP:なし
  • 幸・不幸の分かれ道
    考え違えとユーモア~一面的な考え方をやめましょう・・・重大視せずに自分で自分を笑えるぐらいのユーモアが必要です~あんまり格好つけても仕方ない。だって自分で気に入っている美点だって大したことない。欠点も同じ。最後の章だけ読めば事足りるけど,あちこちに自虐的な文章があって笑えるから時間潰しに良い
  • 幸・不幸の分かれ道
    ものの一面しか見ていないという状況であることに早く気づくことが幸いへの道。不幸だと思うならば、積極的に視野を広げるべき。
  • われ笑う、ゆえにわれあり
    ほんとにこんな人がいるのか。通勤に読んだらちょっと腹たつけど、寝る前に読むとほどよく笑える。所々納得するところもある。
  • 紅茶を注文する方法
    ・元気な時に読まないとリアクションが取れない
    ・そのうち,面白いと思いつつも表情に出さずに読み進めるようになる
    ・キャラ作りがしっかりしてるからこれだけネタが浮かぶんだよな,と作者を分析し出す
    ・哲学者の着想と思考回路に触れられるコトが長所でありながら,個人的には哲学者が書いてると思われたくない作品...続きを読む
  • ツチヤ教授の哲学ゼミ もしもソクラテスに口説かれたら
    哲学を専攻していないので、詳しい技術は難解。でも言葉と言うマジックに技術が潜むんやね。それはよう分かった。

    格言信者によーく読んでもらいたい一冊。
  • ツチヤの貧格
    A=Aである。
    AにBが含まれる。もしBが含まれないなら,AにはBではないものが含まれる。
    Aは保護の対象である。私はAである。だから私は保護の対象である。かりに私がAでないなら,保護の対象にならないことが保護の対象に値する為,やはり私は保護の対象である。

    これがツチヤエッセイのエッセンスである。...続きを読む
  • ツチヤの貧格
    いつもの軽妙なエッセイ集。何の役に立つわけでもないが、暇潰しには最適。

    この洒脱さを今一理解できていないと思われる齋藤孝の解説が痛い。
  • ツチヤの貧格
    一度は思ったことあるなとか、誰にでも思いつきそうなことなんだけど、自分には絶対書けないなあというエッセイ。
    頭が良い人のはずなのに、バカっぽいことを書いていて変なのと思いつつ、何となくためになってるような気がしないでもない、不思議な感じ。

    久々にロマンス以外の本だったので新鮮だった。
  • 妻と罰
    あとがきまで面白い。
    内容は、油断せずにきっちり読み込んだら、物凄い真理が書かれていたり…しないんだろうなあ。
  • 紅茶を注文する方法
    コフィンダンサーを読んだ時、最後のページに最新刊のご案内にこの本がありました。紅茶の本だと思ってかりてみたら全然紅茶の本ではありませんでした…

    どうやら哲学専攻の大学教授、と言うことはわかりました。色々な方が色々本を出していらっしゃるんだな~と思いました。面白かったですがこういう本を求めてかりた...続きを読む
  • ツチヤ教授の哲学講義 哲学で何がわかるか?
    いつもの軽妙洒脱なエッセイではなく、講義録形式の哲学入門。しかし、解説の野矢茂樹によれば「本書は哲学の入門書ではない。それは、(ウィトゲンシュタインの)『論理哲学論考』が入門書ではないのと同じ意味でそうである」。

    全体的なトーンは、主にウィトンゲンシュタイン以降の現代的な分析哲学の立場に立ちながら...続きを読む
  • 人間は考えるFになる
    土屋賢二先生と森博嗣先生という大学教員でもある2人の対談。
    森博嗣先生に売れる小説を書くコツを聞き出す。
    土屋先生は、対談の中でも小説でも小ボケが多い。ある意味すごい。
  • ツチヤ教授の哲学講義 哲学で何がわかるか?
    哲学の入門書を探していたときに、本屋で見つけた本。
    プラトン、アリストテレス、デカルト、ベルクソン、ウィトゲンシュタインなど様々な哲学者の考え方を引きながら、口語で分かりやすく説明してくれる。
    「人は言葉を通して物を考える」というが、哲学の問題の多くは「言葉の使い方」に帰着するのではないか。
    そして...続きを読む
  • 妻と罰
    「ツチヤ教授退官後の初文庫!」と帯にあったけど、在職中のお話。
    教授独特の言い回しに慣れてきたので楽しめた。エッセイはその人の
    言い回しとか味に慣れるのが、楽しむ道ぽいですね。装丁がかわいらしい。

    MVP:なし