土屋賢二のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ヨシタケシンスケさんの表紙とタイトルに惹かれ、土屋賢二さん初読みです。哲学と言われると、難しそうな、堅苦しいイメージが先行しちゃいますよね!私もそうでしたが、この作品は土屋さんと奥様、助手や学生たちと会話のキャッチボールは面白く読めました。でも、それ以外のところはちょっと飛ばしながら読んじゃいました…。
でも、読み終えてレビュー作る段階になると忘れてる現状が今です(汗)。読んでいるときがよければいいのかな…と、感じました。奥様のことをかなり悪く取り上げていますので、そういうのがダメな人には怒りが湧いてきちゃうかもです。でも…もう少し、土屋賢二さんの作品読んでみようかな…。ちょっと笑えたと -
Posted by ブクログ
週刊文春連載の『ツチヤの口車』の2019/10〜2020/12分。
真面目な本が続いて、息抜きしたいときに、時々読むシリーズ。
発行前年の2020年の本屋大賞で同シリーズの「無理難題が多すぎる」が超発掘本賞を受賞しているのは知らなかった。
P163 やる気がなくてよかった
ある人が7歳の娘さんに「最近パパ自信を失ってるから、なんかパパのすごいところ言って」と言ったところ、娘さんは「やる気がないのに仕事がんばっているところ」と答えたという。
これほど賢くて、優しくて、奥深くて洞察力のあることばがあるだろうか。ホメようがない相手をホメるのに四苦八苦しているわたしには、この子の才能がうらや -
Posted by ブクログ
ネタバレ一つ一つが濃くて、コントのよう。
全体的におちゃらけているイメージだが
『取り返しのつかない失敗』
”百回本当のことを言っても一回嘘をついただけで「嘘つき」の烙印を押され…わずか一度の言動で信用はゼロになる。われわれは一度の言動によって評価され、それが一生つきまとう。それが人間の評価の仕方なのだ。”
今のデジタルタトゥーがそれだなぁ。。
お葬式が親族集合で楽しくて、次いつ会える?という子供の質問に
「このうちの誰かが死んだらだよ」
確かにそうだけれど。。
大草原の小さな家で、生きている間にお葬式をする女性の回があったけれど、確かに死なないと集まれないのって、なんだかなぁ。。 -
Posted by ブクログ
読書録「無理難題が多すぎる」3
著者 土屋賢二
出版 文藝春秋
p35より引用
“ 練習してみて分かった。自分の心が一番
思い通りにならない。思った通りだ。”
目次より抜粋引用
“妻になる!
なぜ衰えるのか
最初の一歩説
愚かなことをする自由
良心的な二枚舌”
家庭以外のあらゆるところから追い出され
てきた著者による、雑誌連載エッセイをまと
めた一冊。文庫オリジナル。
著者に対する妻の辛辣な言動から動物愛護
と中高年男性の扱いについてまで、ふざけた
文章の中に日々を楽しく過ごす要点が記され
ているように思われます。
上記の引用は、思い通りにならない世の中
について考えた