土屋賢二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
哲学の入門書を探していたときに、本屋で見つけた本。
プラトン、アリストテレス、デカルト、ベルクソン、ウィトゲンシュタインなど様々な哲学者の考え方を引きながら、口語で分かりやすく説明してくれる。
「人は言葉を通して物を考える」というが、哲学の問題の多くは「言葉の使い方」に帰着するのではないか。
そして、多くの哲学的問題は、実は解決されない問題なのではないか。
哲学は、多くの哲学的問題が解決できないことを示すにすぎないのではないか。
多くの哲学者は、「哲学のための哲学」をしているように思う。
一方で、現実を踏まえた、人間のための哲学をしている哲学者もいると聞く。
哲学の本質はどこにあるのか。哲学は