土屋賢二のレビュー一覧

  • 簡単に断れない。
    哲学者・土屋賢二氏の屁理屈エッセイ。一体何処まで本気なのか。基本、自虐と周りへの皮肉。思わず笑ってしまうので周囲に人のいないところで読みましょう。
  • 人間は考えるFになる
    何か本を読みたくて生協にて購入。エッセーでもなく、小説でもなく、対談って初めてだったけど、すごく面白かった。[07/11/16]
  • 哲学者かく笑えり
    テンポよく面白い。
    哲学者たるゆえんの文章遊びに、いい意味で頭がかきまぜられるかんじ。
    特に最後のほうにある、サークル時代の先輩との手紙のやりとりは、この人と手紙のやりとりをするのはさぞ頭を使うだろうなーと感心しつつ電車で笑ってしまった。
  • われ笑う、ゆえにわれあり
    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    愛ってなんぼのものか、わたしはこうして健康に打ち勝った、あなたも禁煙をやめられる、なにも考えないで楽しく生きる方法、超好意的女性論序説、汝みずからを笑え…などなど本邦初の「お笑い哲学者」が、人間について哲学的に、大マジメに考察した、摩訶不思議、変幻自在、抱腹...続きを読む
  • われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う
    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    名作「わたしのギョーザをとって食べた人へ」をはじめ「胃カメラからの生還」「妻への詫び状」「論よりだんご」「女性を徹底的に賛美する」「わたしの教えた学生ワーストテン」など、常識の垣根を取り払い、森羅万象をユーモアと諧謔で解きあかした、お笑い哲学エッセイ集。著者...続きを読む
  • 人生気のせい人のせい
    「わたしは以前から、考え方も笑いどころも一致するような気の合う人が
    見当たらず、この世の中にはマトモな人間がいないのかと思っていた。
    三浦先生と知り合って、やっと気が合う人がいたと思ったら、マトモな人間
    ではなかった」----。本書はそんな素敵な関係にある、「笑う哲学者」ツチヤ
    教授と79歳...続きを読む
  • 簡単に断れない。
    教授が来りてほらを吹く。真摯な紳士の爆笑エッセイ!
    ほらを吹いても嘘はつかない、ご存知・笑う哲学者の最新刊。「中年女の美学」「髪の悩み」など教授の戦々恐々とした日々を笑え
  • 簡単に断れない。
    奥さんも助教授も学生も、教授に対して言いたい放題。尊敬しつつもおちょくってるのか、単に教授がいじられキャラなのか分かりませんが、まぁよく頭と口が回ること。いくら教授がいい加減でも、なにもそこまで言わんでも・・・ってところもありますが、自分が自分に対して言うことってそれくらい辛辣だったりするんです。人...続きを読む
  • われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う
    「われ笑う〜」の第2弾。かるい気持ちで、なんか本読みたい気分の時にはうってつけ。自虐的なうえに他虐的?で、ニヤニヤしながら読んでる自分が気持ち悪い感じ。何でもつきつめて考えると、なんとなく笑いに落ち着くもんだ。
  • 紅茶を注文する方法
    日常の何でもないことが、何でもない語り口で、どうでもいい価値をもって書かれている、気がする。

    重厚さとか、痛快さとかを求めても与えられない本だけど、
    土屋先生の本は読んでいて楽になれる。
    ニヤニヤしながら電車の中で読める。

    そんなエッセイが詰まってます。
  • 紅茶を注文する方法
    「われ笑う、ゆえにわれあり」以来久々に読んだツチヤ先生の本。哲学者とは話をするのはやめようという気にさせる本。学者ってこんなオモロイのかとびっくりする本。
  • われ笑う、ゆえにわれあり
    皆さんが書かれているように、読み出した瞬間から「はっはっは」と声を出して笑ってしまった。何周もひねくれまくると人は面白くなる。笑

    悩みがあるなら、それをも笑いにしてしまえ、笑いにした瞬間に悩みの優位が下がる、これがこの本を読んだいちばんの収穫でしたね。

    土屋先生には奥さんがおるんか..?いやいる...続きを読む
  • 長生きは老化のもと
    面白いのだけど、本でまとめて読むとだいぶお腹いっぱいになるので、文春に載っているのを時々読むくらいでいいかも。
  • 無理難題が多すぎる
    本屋大賞 超発掘本

    なんとなくダメな自分が、
    ダメなままで生きていても
    いいような気がする
    と本の帯に

    「妻になる!」
    をダンナに読んであげたら
    ゲラゲラ笑って嬉しそうに私の顔を見て、(あっ!笑い過ぎたかも。)

    読んでいるうちに、あーこんな人でも生きているだから(メチャ失礼!)私も生きるぞ!
    ...続きを読む
  • 貧相ですが、何か?
    感想
    毎日何かと闘う。だけど敗ける。なんのためかもわからない。続けなければ立ち位置がわからなくなる。家庭でも、会社でも。明日はどうなる。
  • 不要不急の男
    週刊文春連載の『ツチヤの口車』の2019/10〜2020/12分。

    真面目な本が続いて、息抜きしたいときに、時々読むシリーズ。

    発行前年の2020年の本屋大賞で同シリーズの「無理難題が多すぎる」が超発掘本賞を受賞しているのは知らなかった。

    P163 やる気がなくてよかった
    ある人が7歳の娘...続きを読む
  • 無理難題が多すぎる
    一つ一つが濃くて、コントのよう。

    全体的におちゃらけているイメージだが
    『取り返しのつかない失敗』
    ”百回本当のことを言っても一回嘘をついただけで「嘘つき」の烙印を押され…わずか一度の言動で信用はゼロになる。われわれは一度の言動によって評価され、それが一生つきまとう。それが人間の評価の仕方なのだ。...続きを読む
  • 無理難題が多すぎる
    読書録「無理難題が多すぎる」3

    著者 土屋賢二
    出版 文藝春秋

    p35より引用
    “ 練習してみて分かった。自分の心が一番
    思い通りにならない。思った通りだ。”

    目次より抜粋引用
    “妻になる!
     なぜ衰えるのか
     最初の一歩説
     愚かなことをする自由
     良心的な二枚舌”

     家庭以外のあらゆると...続きを読む
  • 妻から哲学 ツチヤのオールタイム・ベスト
    土屋先生のベストエッセイ集。奥さんの事だけではないけれど、周囲の人たちへの視線が楽しい。土屋先生は気に入らないかもしれないけれど、私も奥様のファンになった!
  • 長生きは老化のもと
    タイトルがユニークさに釣られて読みました。
    とにかく個性的でブラックユーモア的な毒気があってびっくり。 無茶苦茶な事を書かれているようで結構的を得ていると思え、笑えたりします。人気コラムであるのも頷けます。