辻早苗のレビュー一覧

  • サスペンス作家が人をうまく殺すには

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    22/12/9〜12/12
    さんざんな出だしで、最初のうちは読むのがしんどかった。
    さんざんな感じが、『わたしにもできる銀行強盗』と少し似ていて、懐かしくなった。
    ヴェロと苦労を分かち合うようになってからは安心して読めるように。
    物語としてもスッキリまとまっていて面白く読めた。続編もあるようで、翻訳が待ち遠しい。
    それにしても、ウィッグ付きスカーフってどういうもの?

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    2022年12月13日
  • 蝶のいた庭

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    数年前の「このミス」にランクインしていた本。
    グロテスクでおぞましく、でも美しい「箱庭」で暮らす蝶……少女たちの話。

    時系列を前後しつつ、少しずつ明らかになっていく真相にぞっとします。
    事情聴取を受けている女性が、またしたたかで美しく、素敵。ほかの少女たちもそれぞれ美しさや強さ、弱さを持っていて可愛らしい。
    グロテスクで残酷、そしておぞましい話ながら、文章や情景は耽美で綺麗です。
    だからこそ、「庭師」の歪さや恐ろしさが際立つのだとも言えますが。

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    2022年06月21日
  • 奪われた乙女

    ネタバレ 購入済み

    ヒロインはちょっと「目くら蛇に怖じず」的な大胆な行動派。でもその上を行くヒーローに外堀を埋められ、抵抗しながらも彼を愛さずにはいられない。自尊心からくる彼への反抗も適度です。嫉妬で苦しむ自分に涙しているのも素直で健気で可愛いらしい。ヒーローもヒロイン一筋で、最後は大円団。
    海を超えたり歴史上の人物が登場したり背景が壮大な割には、サスペンスやドラマティックな場面があまりなかったのが少々物足りなかったかな〜。

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    2022年03月09日
  • 囚われの花嫁

    ネタバレ 購入済み

    敵と強制結婚させられるお姫様

    戦いに負けた領主の長女であるヒロインは、家族の命と引き換えに敵の武将との結婚を余儀なくされます。一族のため城のため屈辱を受け入れます。
    夫婦になったとはいえ勝者敗者の複雑な関係が絡み合い、城内の裏切りや、疑惑、秘密などが交差し二人の心はなかなか通じ合いません。サスペンス的要素が加わりハラハラドキドキの後、最後はお互いの愛を確かめ合います
    ヒロインの裏切りとも思われるような城内での行動が、最後すんなり許されたりしたオチは、ちょっと話の展開が浮ついてしまった印象を受けました。

    #ドキドキハラハラ

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    2021年08月19日
  • ふたりで探す愛のかたち

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    ネタバレ

    伯爵家のヒーローと、アメリカの大富豪の娘ヒロイン。
    二人は互いの利害の一致のためだけに結婚をした。
    しかしヒーローが自分には愛する女性がいると宣言し、傷付いたヒロインはアメリカへ帰国。
    10年後、ロンドンの地へ戻ってきたヒロイン。
    そこでヒーローが出会ったのは、昔と違った魅力を持った女性で…。

    ヒーロー、読む前は遊び回ってたのかなぁと思ってたらそうでもなかったけど、妻がいる身で他の女性と関係を持ってたのに全然悪いと思ってないところがなぁ。
    愛する女性にも妻であるヒロインにも全然誠実ではないですね。
    でもヒーローは再会した途端ヒロインにメロメロなように感じた。

    ヒロインはとてつもなく健気で強

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    2020年10月16日
  • 蝶のいた庭

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    耽美で、とてつもなく残酷な雰囲気の作品。
    でもご安心ください。
    この作品の猟奇的な部分は、文体によってかなり緩和されています。
    執拗に暴力要素を細かく書くこともありません。
    時に作者にそういう趣味があるのかと訝しむ作品もありますが、この小説の描写は必要最低限のものにとどまっています。
    それでも、女性たちに起きた信じられないような出来事は、確かに残酷だと感じさせる。
    酷い、おぞましい、その狂気が確かに感じられる作品です。


    すでに被害女性たちは救出されていて、なんだかわからないままに、リーダー格の女性を、FBIが取り調べをするという、なかなか斬新な形式が特徴です。
    リーダー格の女性、通称マヤが

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    2020年01月08日
  • 蝶のいた庭

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    ネタバレ

    「おぞましくてグロテスクで美しい…」
    訳者の方の評どおりでした。
    研修中の移動やホテルでの時間潰しにと思ったのですが、時間つぶしどころかのめり込んてしまって困ったくらいでした。
    残酷なことが書かれてるんだけど、直接的な描写はないので気持ち悪さはあまりなかった。

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    2019年06月30日
  • 蝶のいた庭

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    ネタバレ

    2018.8.20.「庭師」に監禁されていた少女たち。解放された女性たちが頼りにしていたマヤという女性。監禁された少女たちが背負わされた震撼させる恐ろしい仕打ち。マヤのくちから真実を引き出そうとするとFB I捜査官との攻防。怖いながら前を進まざるをえないという気持ちで読んだ。最後のちょっとしたオチが不自然に思えたので星一つマイナス。

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    2018年08月31日
  • 蝶のいた庭

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    ドット・ハチソン『蝶のいた庭』創元推理文庫。

    物語はFBI特別捜査官ヴィクターによる拉致監禁から10名以上の女性と共に救出されたマヤへの事情聴取から始まる。少しずつ明らかになるマヤたちを拉致監禁した犯人『庭師』と監禁場所『ガーデン』の実態とは……

    へどが出そうになる程のおぞましい物語なのだが、全体的には山も無ければ谷も無いといったストーリーが続き、最後にちょっとした驚愕の山場があり、静かな結末を迎える。直接的な表現は控えめで、徹底的に遠回しなオブラートに包まれた表現に踏み込みの甘さを感じた。

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    2018年07月30日
  • ふたりで探す愛のかたち

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    あらすじ思いっきり違うんですけどー
    「形だけの夫にならない」とあるけど
    「形だけの夫にしかならない」が正解。
    ヒロインはおびえて飛び出したわけじゃなく
    少女らしく幸せな結婚を思い描いていたからショックだったわけ。
    ヒロインと再会してからのヒーローは美貌にデレデレで、
    ほんの少しのサスペンスと、二人のすれ違いがじれったくていい感じ

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    2018年05月21日
  • 蝶のいた庭

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    読むのを止められなかった…何があったのかどういうことかわからないまま彼女の話に耳を傾ける。もしかして、と想像しながら答え合わせをしていく感じ。
    面白かった、という感想が適してないように思えるほど苦しい内容ではあるけれど、惹きこまれた。
    彼女を迎えに来てくれる人がちゃんといて良かった。何度も出て来た彼女の過去でやっと全てがひとつの線になった。よかった、と心から思えた。

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    2018年05月16日
  • 蝶のいた庭

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    事件を追う特別捜査官のコンビ
    事件が終わって取り調べに応じている謎の女
    "庭師"と呼ばれる女性達を監禁する殺人鬼
    そしてその息子達
    取り調べ室の場面と、彼女の語る
    庭での監禁生活、事件が交互に差し込まれていく
    手法…大好物です。
    だんだんと狂っていく雰囲気とか
    取り調べをする刑事コンビのやりとりとか
    独特な空気を持つ作家さんです。
    海外ものが苦手な方でなければ必読

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    2018年01月23日
  • 華麗なる企て

    Ikm

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    ©︎2001年

    読む前に知っておきたかった事、作者競演『スティープウッド・スキャンダル』シリーズの6作目だそうです。単体で読んでいて色々名前が出て来て、アレ何処かで読んだ?と思っていたら、シリーズ物と知った。
    ストーリーは20歳の伯爵令嬢が社交デビュー。ハッキリした性格の令嬢は結婚相手は階級より相手の人柄!と思って父親とたわいないケンカをする。自分が好きになった人なら使用人でもいいと。貴族嫌いとの噂に偶然道で会い一目惚れしたヒーローは一計を案じる。
    2人の話は面白いのですが、最後呆気なく、ヒロイン父、兄は宙ぶらりん。それでシリーズ物と後で知る。
    ハーレクインさんちゃんとアナウンスしてほしいよ。

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    2017年09月02日
  • 囚われの花嫁

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    4.5
    ララの苦悩と頑張りとセバスチャンの粘り強さ
    読んでるほうはセバスチャン側のことが分かってるから、ララもうちょっと旦那を信頼してやれよと思ってしまうけど、まあ難しいよねぇ

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    2013年07月16日
  • 華麗なる陰謀

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    結婚も恋愛も興味ない貴族令嬢ヒロインは初恋の人ヒーローと5年ぶりに再会した。冷淡な態度で接するも彼は相変わらずヒロインを子供扱い。ある事件に巻き込まれた彼女を救った覆面の男と何度も接するうちに複雑な感情が芽生えてくる。ヒーローには秘密も多いけどヒロインへの想いや行動は彼女の知らぬ間に 一途に 勝手に 方向性ができており笑た。強引だけどいいのよそれで。

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    2012年07月08日
  • 罪深き修道女

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    ネタバレ

    修道女が恋をしてしまって、ダメ、そんなのイケナイわ、みたいな話かと期待してたってゆーか正直タイトル買いだったんですが、ヒロインが「修道女のフリをした令嬢」だとわかって本を壁に投げつけたくなった。がしかし! 面白かった! ヒロインを修道女だと思いこんで「修道女にこんな気持ちを抱くなんてオレはどうかしてる」「手を出したい、けど出せない」的に葛藤するルーリク萌ゆるす!な本でした。オールオーケー! そしてヒロインが陥った、読んでて気分悪くなるくらいの陰謀……! ザッツ・ハーレクイン(ω)(ω)(ω)

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    2012年02月23日
  • 十年目の蜜月

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    10才で結婚したヒロイン。16才で猿(ヒロイン)と結婚させられたヒーロー。女の子に猿だってさ酷くないか?その後10年音信不通。再会したのだってヒーローが密使としての調査のため。なんやそのバカにされようは。もっと怒りや抵抗を見せてもいいはずのヒロインなんだが 妙に賢く受け身状態であったが 一言物申す態度は堂々としてて良かったね。猿が妖精に変身しててヒーロー動揺するやら嫉妬するやら感情の嵐に振り回され大忙し。ロマンス部分はあまり問題もなく初夜も迎えまして目出度いのだが・・・。ある策略の渦中にいては命も危険。思いがけない黒幕であった。

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    2011年03月03日
  • サスペンス作家が殺し屋を特定するには

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    まさにジェットコースター型巻き込まれ系ヒロイン。
    今回は子供たちと別れて1週間警察学校で体験授業を受けるんだけど、なかなかハプニングだらけ。
    最後の方しっかりロマンス要素も入れてきてる。
    一番面白かったのが法廷授業だった気がする。ジュリアン、いいよねぇ〜。夢があって。
    ヴェロがだいぶ地雷系だと思うんだけど、大丈夫なの?

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    2026年05月15日
  • サスペンス作家が殺人を邪魔するには

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    ジャネット・イヴァノヴィッチ!!!!ふぁー!懐かしい名前出てきたあー!好きだったなぁ、ステファニー・プラムシリーズ!!(巻末の解説で声出ちゃった。)
    前作からうまい具合に続いてて、シリーズものの楽しさを味わえる。アメリカのドラマみたいに後を引くから次の展開が気になって、ついつい読んじゃう。
    相変わらず魅せどころがうまくて、普通のシングルマザーなら体験できないようにあれやこれやが目まぐるしく進んでいく。
    ドツボにハマってからがこのヒロインの本領発揮なんよなぁ。

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    2026年04月24日
  • サスペンス作家が人をうまく殺すには

    Posted by ブクログ

    すっごいドタバタ、サスペンスコメディ。
    殺人事件とコメディを結びつけるのってほんと難しいと思うんだけど、結構力技で押し切っちゃった!
    しかもラブロマンスまで入れちゃった!てんこ盛り!

    主人公がどん底からスタートして、すんごい醜くもがいてるうちにどんどん泥沼に首まではまってっちゃう姿は、ヤキモキさせられる。読んでて主人公の鈍臭さに嫌悪感が出てきそうなものなのに、なぜか好印象。ズタボロで容量がいいとも思えないけど、根底にずっと子供への愛情が見えるからだと思う。あと、ヨレヨレの見た目なのに、異性から声がかかるあたりきっと綺麗な人なんだろうな、と思わせられるから。
    物語の展開がハイスピードで変わるの

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    2026年04月06日