辻早苗のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
偽装した者同士のハラハラ恋物語
ヒロインとヒーローはお互いに正体を隠し、一緒にターゲットの人物を夜中に追跡します。だんだん惹かれていくのですが、正体が判明してから誤解や報復の波風が立ちますが、最後はお互いが素直になってハッピーエンド。
ヒーローはサラの悲しい過去を全て包み込んで身も心も深く愛します。サラはイーサンに出会えて本当の恋を知ってよかったね。 -
Posted by ブクログ
■一気読みサスペンス
面白い。
何よりストーリー自体が面白く、キャラも良く、サクサク読める。
一方で、登場人物同士が思わぬ所で様々に絡んでいるため、1回中断して次読もうとすると、若干「えーとこの人とこの人はどういう関係なんだっけ?」となる。
そういう意味で、「一気読みした方が楽しめるサスペンス」と言えると思う。
一応ミステリ要素もあるがそちらは重要ではなく、ストーリーそのものを楽しむ作品。
■サスペンス作家であることは関係ない
タイトル的に「サスペンス作家であるから人を殺す術を普通の人より知っている。そんなサスペンス作家が犯す殺人とはどれほど完璧なものなんだろう」ということを描いた作品かな? -
Posted by ブクログ
ネタバレ旅のお供に。シリーズ2作目。今回は軽い気持ちでスパイ行動をしちゃう女の子たちが出てきて、ちょっと身につまされる。今の闇バイトもこんな気持ちでやってんじゃなかろうか。それにしては乱暴か。ついにロンドンにも空襲がやってきた。解説でいろんな要素のある小説、とあったけど、まさに。戦争中の市民の感じを知れるのが特にいい。恐れてはいるけど、実際になってみないと分からないし、それでも傷ついた人達を助けに行くエリー達のなんと強いこと。ミックおじとネイシーの元で育ってほんとにエリーは幸せ者よ。今回はラムゼイ少佐との関係がいまいち進まず残念。エリーを心配し過ぎだし、それに怒るエリーの気持ちも分かるし、心配になる男
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
おおおおお…!
過去2作よりも、引きが強い終わり方をする3作目…!
「謎とき旅行」として、サンダーランドへおもむくわくわく感がとっても素敵。
汽車に乗って、野鳥観察の本(なにに使うかは不明)を片手に、海の近くへ…!
しかもハンサム男性と隣り合う!
シチュエーションとして、完璧!
目的に到着後は、あれよあれよと事件が起きる。だけど、なにかそこに「現地の生活」を感じさせる落ち着いた描写がある。
着実に一段、一段積み重ね、謎ときに近づいたクライマックスからのラストは、ぐわーと心をわしづかみされる。
だけど、ハッピーだけでないところも、「早く次が読みたーい!」という気持ちにそわそわ。
一本の映 -
Posted by ブクログ
かなり好きな作品!次も楽しみ!
キャラクターそれぞれが、個性的で面白い。
今回の、ヒットはメリーウェザー!
そら恐ろしさを匂わせる大胆で鮮やかな仕事をする。
ネイシーとのやり取りも良い。本気で恋してほしい。
エリーやミックおじさんコルムらのファミリーが好きになると同時に、トビーの不在が影を落とす。
ライトな文体ではあるが、戦時下であり、殺人事件の隣で、戦闘で人が亡くなっている。
個人的に今年、リー・ミラー(イギリスのVOGUEカメラマン)の映画を観た。ロンドンの戦争で男性がいなくなる。同じ世界線の話だと考えさせられる。
その時代をどう生きるのか、生きたのか、女性たちの話でもあると思った -
Posted by ブクログ
第二次世界大戦次のロンドン。スパイもののエンタメとして読みやすく整えつつも、命や人生が簡単に扱われてしまう不穏さも漂う。
愛や情や誇りが、根底に守られている話で良かった。
きっともう少し殺伐にも、恐ろしくも、残酷にもできただろうストーリーラインだったけど。
私にはこのくらいのさじ加減のライトさが読みやすかった。
ストーリーを進めるための失態をする登場人物がいない。みな(裏稼業も含めた)技能があり、誇りもある。そして、戦時中でありながらそうした人間性が守られているフィクション。
しかし、ミスもなく高い技能もありながらも、1本間違えば命や人生が簡単に失われてしまう不穏さが、深みをだしている。 -
Posted by ブクログ
シリーズものの第2作目。初回作より、登場人物の背景を説明しなくてすむので面白いものが多いよね。今回はテムズ川で亡くなった女性のブレスレットのカギを、ラムゼイ少佐の依頼でエリーが開けるところから事件は始まる。
スパイがからむ事件の展開は読んでいて面白いし、エリーとラムゼイ少佐、エリーとフェリックスのそれぞれのロマンスも気になる。なのに、楽しく読み進めていると突然(予期していたことではあったが)、ロンドンに空襲が襲い掛かる。どこか遠いところであった戦争が、今、ここで起こってしまった。今までも現実だと思っていたのに、ロンドンの街が破壊され、命の危険を感じたとき、さっきまで楽しくお茶を飲んでいた日々が