金庫破りときどきスパイ

金庫破りときどきスパイ

第二次世界大戦下のロンドン。錠前師のおじを手伝うエリーは、生活のために裏の仕事として金庫破りをしている。だがある日、その現場を陸軍のラムゼイ少佐に押さえられてしまう。少佐は諜報作戦上の重要な文書を回収し別のものと入れ替えるため、投獄されたくなければ、ある屋敷の金庫を解錠しろと命令する。エリーが少佐と屋敷に侵入すると、金庫のそばには他殺体があり、文書が消えていた。エリーは少佐に協力して、殺人を犯し文書を持ち去った容疑者を探ることに。凄腕の女性金庫破りと堅物の青年将校、正反対のふたりの波瀾万丈な活躍譚!/解説=上條ひろみ

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金庫破りときどきスパイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    金庫破りの現場を陸軍のラムゼイ少佐に押さえられ、監獄行きの代わりにナチスのスパイの阻止に協力する事になったエリー。性格も育った環境も真逆な2人が任務を通じて徐々にお互いの理解を深めていく過程が良い。キャラクターも生き生きしていて、任務の行方、2人の複雑な背景、芽生えはじめたロマンス(しかも三角関係!

    0
    2023年05月24日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦次のロンドン。スパイもののエンタメとして読みやすく整えつつも、命や人生が簡単に扱われてしまう不穏さも漂う。

    愛や情や誇りが、根底に守られている話で良かった。
    きっともう少し殺伐にも、恐ろしくも、残酷にもできただろうストーリーラインだったけど。
    私にはこのくらいのさじ加減のライトさが読

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    金庫破りの腕を買われて、堅物上司とスパイ稼業に?
    第二次世界大戦中のイギリスを舞台にしたコージー・ミステリ。

    エリー・マクドネルは、家業が金庫破りという一家の娘。ある矜持を持って、仕事をしていました。
    叔父のミックと仕事中に、不覚にも捕まってしまうが。
    時は1940年。
    陸軍のラムゼイ少佐は、ある

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    主人公の性格とか考え方が結構すき。
    少佐とのイチャコラもマンガみたいで可愛いらしいし笑える。
    ストーリーは結構王道だし、文が読みやすい〜。

    主人公が金庫破りなのに少佐が任務に引き入れる理由も嘘っぽくなくてよかった。
    泥棒のスキルを満遍なく使うところも子気味良くて、スリも出来るし情報収集はしっかりす

    0
    2025年05月14日

    Posted by ブクログ

    1940年、戦争真っ只中のロンドン。エリーとミックおじは金庫破りの現場をラムゼイ少佐に見つかってしまう。牢屋に入る代わりに、機密文書を偽文書と入れ替えろと脅されて、、、。思っていた雰囲気とは違ったけれど、コージーミステリっぽい、なかなかの秀作でした。いつもなら余り好きになれない、ハイスペックの美女ヒ

    0
    2025年02月28日

    Posted by ブクログ

    金庫破りシリーズ1

    これはミステリー?サスペンス?コメディー?
    それともロマンス?はたまたファミリー?いやいや歴史小説?
    どのジャンルにも分類していいくらいの要素がたくさん!
    文量は多く感じるかもしれないが、主人公エリーの一人称で進んでいくため読みやすい。
    第二次世界大戦中のイギリスを舞台にエリー

    0
    2024年10月19日

    Posted by ブクログ

    クリスティのフランキーとボビィを彷彿とさせる。
    戦時下で閉塞的な時勢の中でも、ユーモラスに活躍するエリーとラムゼイ少佐。
    是非シリーズ化して欲しい。

    0
    2024年07月20日

    Posted by ブクログ

    1940年8月、ときは第二次世界大戦、真っ最中。
    その年の6月にフランスがドイツに降伏し、西ヨーロッパでドイツの軍門に下ってない主要国はイギリスのみになっていたから、正にこれからドイツからの大空襲を受けるという頃のロンドンの話だ。
    金庫破りの名人エリーと陸軍少佐ラムゼイが協力する事で機密文書を敵国に

    0
    2024年06月17日

    Posted by ブクログ

    第2次大戦中が舞台。
    ミステリーは、携帯電話やデジタルがない方が面白いのをあらためて実感。

    エリーとラムゼイ少佐の恋の予感も感じさせ、最後のどんでん返しと面白い要素がいっぱい。

    旅のお供に携帯したが、電車の車窓も見ることもなく集中して読みふけってしまった!

    0
    2024年06月08日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦中のロンドンで、普段は錠前屋さんだが裏では金庫破り(空き巣)をやっている叔父に育てられた女性が主人公。
    空き巣の最中に軍人に身柄を拘束されて、軍のミッションに協力する羽目となる。
    ストーリー展開に派手さは無いが、美人錠前師とハンサム生真面目少佐とのロマンスも少しあり、ほのぼのとしたミス

    0
    2024年04月19日

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