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第二次大戦下のロンドン。テムズ川で、鍵のかかったカメオ付きのブレスレットをつけた女性の遺体が発見された。金庫破りのエリーは、軍情報部のラムゼイ少佐の依頼でその鍵を解錠する。カメオから見つかったものと女性が毒殺されていたことから、彼女はスパイ活動にかかわっていたと判明。エリーは少佐に協力し、殺人事件の謎と、死んだ女性の背後にいると思しきドイツのスパイを探りだすことに。手がかりは、女性が隠し持っていた宝石と、小さな時計の巻き鍵だけ――。凄腕の金庫破りと堅物の青年少佐、正反対のふたりを描く人気シリーズ第2弾!/解説=大矢博子
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Posted by ブクログ
金庫破りシリーズ、2作目。快調です。
第二次世界大戦下のロンドンが舞台。
解錠師を家業とする一家の娘をヒロインに、堅物の軍人と共に、事件に取り組んでいきます。
今度は、鍵のかかったブレスレットの解錠を頼まれた。川で発見された女性の遺体がしていたもの。
凄腕を誇るマクドネル家のエリー。グレーゾーンの仕事にも、こだわりとプライドがあるのですが。
いかにも名門の出らしい外見と発音、立ち居振舞いのラムゼイ少佐に、犯罪者と見なされるのは不本位。
まったく縁のない男性と思いながらも。ちょっと気にはなる(笑)
幼馴染みのフェリックスは魅力的、仕事でも関わりがある。何となく付き合いかけで揺れ動く、曖昧な関係。
エリーの相手としては、家族にはどうも受けが悪いのですがね。
だが、気心の知れた同士、やはりこちらだろうと感じるのでしたが。
任務の都合で、少佐とは何かと行動を共にすることに。
しかし、ロンドン空襲も、始まった…!
母を亡くした過去、エリーが冤罪と信じるいきさつの謎は解けるのか…?
ライトなタッチですが、要素てんこ盛り。
生き生きと描かれていて、面白く読めました☆
Posted by ブクログ
かなり好きな作品!次も楽しみ!
キャラクターそれぞれが、個性的で面白い。
今回の、ヒットはメリーウェザー!
そら恐ろしさを匂わせる大胆で鮮やかな仕事をする。
ネイシーとのやり取りも良い。本気で恋してほしい。
エリーやミックおじさんコルムらのファミリーが好きになると同時に、トビーの不在が影を落とす。
ライトな文体ではあるが、戦時下であり、殺人事件の隣で、戦闘で人が亡くなっている。
個人的に今年、リー・ミラー(イギリスのVOGUEカメラマン)の映画を観た。ロンドンの戦争で男性がいなくなる。同じ世界線の話だと考えさせられる。
その時代をどう生きるのか、生きたのか、女性たちの話でもあると思った。
Posted by ブクログ
シリーズものの第2作目。初回作より、登場人物の背景を説明しなくてすむので面白いものが多いよね。今回はテムズ川で亡くなった女性のブレスレットのカギを、ラムゼイ少佐の依頼でエリーが開けるところから事件は始まる。
スパイがからむ事件の展開は読んでいて面白いし、エリーとラムゼイ少佐、エリーとフェリックスのそれぞれのロマンスも気になる。なのに、楽しく読み進めていると突然(予期していたことではあったが)、ロンドンに空襲が襲い掛かる。どこか遠いところであった戦争が、今、ここで起こってしまった。今までも現実だと思っていたのに、ロンドンの街が破壊され、命の危険を感じたとき、さっきまで楽しくお茶を飲んでいた日々が、あっという間に遠くに感じられる。恐ろしい戦争のリアリティがせまってきて胸にきた。それでもエリーたちは、決して俯かず、自分に今できることをやろうと動き出す。戦争だけでなく、天変地異が突然やってきたとき、私はこのように思えるだろうか。とふとそんなことを思った。
事件は思いがけない人が犯人でびっくり。いやこの流れはクリスティでもあったなあ。
ともあれ次回作も購入済みなので、来年くらいに読もうかな。なんせ、他にも読みたい小説がたまっている・・・。
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