辻早苗のレビュー一覧

  • サスペンス作家が人をうまく殺すには

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    なんとなく、昔読んだミス・メルヴィルの後悔とかいう作品を思い出しました。とは言え、ヒロインが罪は犯さないあたりが最近のコンプラなのかな?

    子供の面倒は見てもらいたいけど親権は渡したくない、というなかなか複雑な心境のヒロイン。確かに私が身内でもお金にならない小説書いてるよりも、現金収入がある他の仕事をとりあえずしたら?と助言すると思う。
    それにしてもバーの大学(院?)生は彼女の何が気に入ったんだろう?とりあえず個人的にロマンスは必要ないんじゃないかな~なんて思いながら読み終えました。

    ベビーシッターが良い味出しているので、二人でいい感じにワルモノをやっつける…という展開の方が面白そうかなぁと

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    2022年12月13日
  • 蝶のいた庭

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    ネタバレ

    FBI捜査官のヴィクターが取調室で対峙しているのは、マヤと自称する10代後半とおぼしい少女。ある事件の被害者である彼女は、実は共犯者なのではないかという疑いをかけられていた。やがてマヤが語りだしたのは、〈庭師〉と呼ばれる男が創りだした理想の庭に集められ、彼の手で背中に刺青を彫られ、名前を剥奪され尊厳を踏みにじられ、〈蝶〉にされた少女たちの物語だった。おぞましい〈男の夢〉と、拉致された少女同士の絆を描いたサスペンス。


    耽美主義のシリアルキラーものとして読むと、〈ガーデン〉のアイデアやダミアン・ハーストじみた死体の保存法には既視感がよぎったが、マヤ=イナーラという独自の価値観を持つ語り手の設定

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    2022年03月15日
  • ハイランドの野獣

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    ★3.5

    妻を殺したと噂され“野獣“と恐れられるヒーロー。
    跡継ぎを残さなければならなくなり、傾きかけた氏族の娘(ヒロイン)と結婚することに。

    癇癪持ちといえ設定のわりにヒロインがヒーローに怯えたり傷付けられてるのを見て、もっと癇癪起こしてもいいのよ!という気分に。
    ヒーローもなんだかんだヒロインに優しくなってきて、野獣?状態。

    怪我を負ったヒーローがうなされて元妻への愛の言葉を叫ぶんだけど、それを聞いたヒロインの心境を思うと…行動だけじゃ気持ちは伝わらないぞヒーロー。

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    2021年07月01日
  • 侯爵と内気な壁の花

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    ネタバレ

    ★3.5

    眼鏡をかけたオールドミスなヒロインと放蕩者侯爵ヒーロー。
    愛人と間違えてキスをしたヒロインに一目惚れしてしまうヒーロー。
    本人は最後まで気付かなかったけどこれは絶対に一目惚れ。
    最初から最後までメロメロなヒーロー。

    勢いで体を重ねてしまい求婚をするヒーローだけど、ヒロインは妹のこともあり愛のない結婚はしないと断固拒否。
    二人はヒーローの気持ちを友情と情熱だけだと思ってる。
    周りはみんな気付いてるのにね。
    ヒーロー家族のギスギスもヒロインのおかげですべてうまくいき本当のハッピーエンド。
    微笑ましいカップルでした。

    ヒロインの母親が毒母でつらく当たられるヒロインは見てて痛々しかった

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    2019年11月27日
  • 蝶のいた庭

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    FBIの取調べ室。特別捜査官のヴィクターが対峙する一人の女性。彼女の呼び名はマヤ。マヤは何年も拉致監禁され、救出された10名以上の女性の中の一人。
    彼女たちは庭師と呼ばれる男によって拉致され、ガーデンと呼ばれる秘密の庭に「蝶」として監禁されていた。背中にそれぞれ蝶の翅のタトゥーをされて。
    一体ガーデンで何が行われていたのか?一体何人の女性が拉致されていたのか?そして、そこから逃げのびることができた理由は?
    全編ほぼ捜査官ヴィクターの取調べに答えるマヤの独白という形式で進む。
    「美しい世界でどんなおぞましい地獄があったのか…」といった感じの宣伝文句が付けられてますが、最近のサイコパス系の犯罪のフ

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    2019年11月19日
  • 蝶のいた庭

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    ネタバレ

    このミス2019年第9位。
    軟禁された少女たちの軟禁した庭師との生活が、一人の軟禁女性から淡々と語られる。
    ちょっとエログロな作品であり、自分的にはあまり受け入れがたかった。
    最後のソフィアのエピソードはいるのか?
    ただ単にハッピーエンド?でよかったのでは。

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    2019年11月13日
  • 蝶のいた庭

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    庭師の全て自分の都合の良いように解釈する、自己欺瞞能力の高さが気持ち悪い。家族の名誉を少女達の命や人生より重んじたデズモンドも責められて然るべき。マヤは優しすぎる。親にネグレクトされ、やっと見つけた居場所から拉致されるという不運続きでありながら、自分を保ち続けたマヤの強さは何だろう。庭師はガーデンを失ったことと、妻に知られたことと、どちらをより強く悔やむのだろう。酷い目に遭っている時に、ポオの作品を暗誦するって、マヤはすごいな。

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    2019年02月24日
  • 歌姫に薔薇の花を

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    ネタバレ

    侯爵であるタナートン卿の秘書であるヒーローと、その侯爵が愛人にしようとしている歌い手ヒロイン。
    侯爵の代わりに話をつけようとしにヒロインの家に来たヒーローとお互い一目惚れしてしまう。
    ヒロインを愛してしまったけど雇い主である侯爵を裏切ることになると苦悩するヒーローがよかった。
    ヒロインはヒロインでヒーローの野心を知っているのでその妨げになってしまうと悩む。
    こんな二人なので最後にどうハッピーエンドに持っていくかと思ったら侯爵が良い人で救われた。というよりちょっと抜けてる人…?
    この侯爵が主役の話もあるので読むのが楽しみ。

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    2018年04月20日
  • 蝶のいた庭

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    ネタバレ

    異様な設定と、大人すぎる語り口に終盤まで馴染めず苦戦しましたが、ラストは大団円。満足できました。読みにくいので一気読みはできませんでしたが。

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    2018年01月27日
  • 尽きせぬ想い

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    めげずに頑張るオリヴィアがかわいい。
    物語の中に成長が感じられるのはいいね。
    ジャックはその点微妙だが。

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    2015年12月18日
  • 侯爵の愛人【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】

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    3.2
    ブリジットひどいな、おい。
    エマはあまりに運が悪すぎてどうにも。
    アレックスもっと苦しめーと思ってるところに記憶喪失展開は斜め上としかいいようがない。
    リンディスファーンは意外な意味で重要な役割を果たすのが面白い。
    しかしつくづくアレックスがおばかさんである。

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    2015年10月21日
  • 放蕩貴族の初恋

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    3.8
    ダメ人間であるところのエリオットが改心する話。
    ブラウン大尉の来訪から畳み掛けるクライマックスのハッピーな感じがよい。

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    2014年03月10日
  • 華麗なる陰謀

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    ヴェリティ向こう見ずすぎィ!
    しかしブリンがちょっと卑怯というかズルいというか。それによってヴェリティの率直さが引き立ってるというか。
    しかしなかなかときめくセリフが結構ある。情熱的。

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    2014年01月10日
  • サンタフェめざして

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    ネタバレ

    男女がお互いの権利と能力を主張しあうギスギスした話。なーんちゃって。でも西武開拓時代の幌馬車の旅を再現するツアー(当然自炊)の様子が楽しかった。無理につれてこられたヒロインの子ども達がものっそ反発するのとか、ヒーロー(大学教授)の教え子がヒーロー狙いでツアーに参加して、ヒロインとの仲を邪魔するのとか、それぞれ真剣で複雑なんだろうけど思春期らしくて微笑ましかった。

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    2012年04月25日
  • 恋愛はラテン式に

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    『憂鬱なフィアンセ』―留学先からギリシャに帰国したフェーベは、ペトロニデス家の長男との婚約を解消しようと決心していた。本当は次男スピロスのほうを愛していたから。だが、親族が決めた婚約の破棄は許されない状況に陥る。婚約者の援助がなければ父の会社は倒産してしまう…。
    『ローマの熱い風』―アリーは双子の妹を訪ねてローマに来たところ、緊急事態に直面した。妹は失恋が原因で自殺未遂を起こしていたのだ。失恋相手の親族ヴィットーリオは大富豪で、一族の平穏を守るためアリーに自分の恋人のふりをするよう命じる。彼女が双子の姉であるとも知らず。
    『情熱の取り引き』―シドニーに住むリアは弟が作った借金の返済に頭を抱えて

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    2009年10月04日
  • 天使と野獣 狼たちの休息 II

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    六年前、瀕死の重傷を負ったサム・ダンディーを見つけ、みずからの癒やしの能力で救ったときからジニーはかなうことのない恋に身を焦がしていた。あのとき心にも傷を負ったサムは恩返しを誓いつつも、彼女の愛を受け入れることなく去った。だが超能力者であることを騒がれ、身の危険を感じる今のジニーは警備会社を営むサムに頼らざるをえない。SOSを聞きつけて現れた彼に胸を高鳴らせたが、その冷たい言葉は彼女の淡い願望をこなごなに打ち砕いた。「ぼくがここにいる理由を勘違いするな」。

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    2009年10月04日