辻早苗のレビュー一覧
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なんとなく、昔読んだミス・メルヴィルの後悔とかいう作品を思い出しました。とは言え、ヒロインが罪は犯さないあたりが最近のコンプラなのかな?
子供の面倒は見てもらいたいけど親権は渡したくない、というなかなか複雑な心境のヒロイン。確かに私が身内でもお金にならない小説書いてるよりも、現金収入がある他の仕事をとりあえずしたら?と助言すると思う。
それにしてもバーの大学(院?)生は彼女の何が気に入ったんだろう?とりあえず個人的にロマンスは必要ないんじゃないかな~なんて思いながら読み終えました。
ベビーシッターが良い味出しているので、二人でいい感じにワルモノをやっつける…という展開の方が面白そうかなぁと -
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ネタバレFBI捜査官のヴィクターが取調室で対峙しているのは、マヤと自称する10代後半とおぼしい少女。ある事件の被害者である彼女は、実は共犯者なのではないかという疑いをかけられていた。やがてマヤが語りだしたのは、〈庭師〉と呼ばれる男が創りだした理想の庭に集められ、彼の手で背中に刺青を彫られ、名前を剥奪され尊厳を踏みにじられ、〈蝶〉にされた少女たちの物語だった。おぞましい〈男の夢〉と、拉致された少女同士の絆を描いたサスペンス。
耽美主義のシリアルキラーものとして読むと、〈ガーデン〉のアイデアやダミアン・ハーストじみた死体の保存法には既視感がよぎったが、マヤ=イナーラという独自の価値観を持つ語り手の設定 -
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ネタバレ★3.5
眼鏡をかけたオールドミスなヒロインと放蕩者侯爵ヒーロー。
愛人と間違えてキスをしたヒロインに一目惚れしてしまうヒーロー。
本人は最後まで気付かなかったけどこれは絶対に一目惚れ。
最初から最後までメロメロなヒーロー。
勢いで体を重ねてしまい求婚をするヒーローだけど、ヒロインは妹のこともあり愛のない結婚はしないと断固拒否。
二人はヒーローの気持ちを友情と情熱だけだと思ってる。
周りはみんな気付いてるのにね。
ヒーロー家族のギスギスもヒロインのおかげですべてうまくいき本当のハッピーエンド。
微笑ましいカップルでした。
ヒロインの母親が毒母でつらく当たられるヒロインは見てて痛々しかった -
Posted by ブクログ
FBIの取調べ室。特別捜査官のヴィクターが対峙する一人の女性。彼女の呼び名はマヤ。マヤは何年も拉致監禁され、救出された10名以上の女性の中の一人。
彼女たちは庭師と呼ばれる男によって拉致され、ガーデンと呼ばれる秘密の庭に「蝶」として監禁されていた。背中にそれぞれ蝶の翅のタトゥーをされて。
一体ガーデンで何が行われていたのか?一体何人の女性が拉致されていたのか?そして、そこから逃げのびることができた理由は?
全編ほぼ捜査官ヴィクターの取調べに答えるマヤの独白という形式で進む。
「美しい世界でどんなおぞましい地獄があったのか…」といった感じの宣伝文句が付けられてますが、最近のサイコパス系の犯罪のフ -
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『憂鬱なフィアンセ』―留学先からギリシャに帰国したフェーベは、ペトロニデス家の長男との婚約を解消しようと決心していた。本当は次男スピロスのほうを愛していたから。だが、親族が決めた婚約の破棄は許されない状況に陥る。婚約者の援助がなければ父の会社は倒産してしまう…。
『ローマの熱い風』―アリーは双子の妹を訪ねてローマに来たところ、緊急事態に直面した。妹は失恋が原因で自殺未遂を起こしていたのだ。失恋相手の親族ヴィットーリオは大富豪で、一族の平穏を守るためアリーに自分の恋人のふりをするよう命じる。彼女が双子の姉であるとも知らず。
『情熱の取り引き』―シドニーに住むリアは弟が作った借金の返済に頭を抱えて -
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