辻早苗のレビュー一覧
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購入済み
©︎2001年
読む前に知っておきたかった事、作者競演『スティープウッド・スキャンダル』シリーズの6作目だそうです。単体で読んでいて色々名前が出て来て、アレ何処かで読んだ?と思っていたら、シリーズ物と知った。
ストーリーは20歳の伯爵令嬢が社交デビュー。ハッキリした性格の令嬢は結婚相手は階級より相手の人柄!と思って父親とたわいないケンカをする。自分が好きになった人なら使用人でもいいと。貴族嫌いとの噂に偶然道で会い一目惚れしたヒーローは一計を案じる。
2人の話は面白いのですが、最後呆気なく、ヒロイン父、兄は宙ぶらりん。それでシリーズ物と後で知る。
ハーレクインさんちゃんとアナウンスしてほしいよ。 -
Posted by ブクログ
すっごいドタバタ、サスペンスコメディ。
殺人事件とコメディを結びつけるのってほんと難しいと思うんだけど、結構力技で押し切っちゃった!
しかもラブロマンスまで入れちゃった!てんこ盛り!
主人公がどん底からスタートして、すんごい醜くもがいてるうちにどんどん泥沼に首まではまってっちゃう姿は、ヤキモキさせられる。読んでて主人公の鈍臭さに嫌悪感が出てきそうなものなのに、なぜか好印象。ズタボロで容量がいいとも思えないけど、根底にずっと子供への愛情が見えるからだと思う。あと、ヨレヨレの見た目なのに、異性から声がかかるあたりきっと綺麗な人なんだろうな、と思わせられるから。
物語の展開がハイスピードで変わるので、最後までどうなるのかわからないところが怖かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ★3の下。
いや~、鬼畜!
サイコパス親父が少女を拉致る。
拉致った少女の背中にお気に入りの蝶のタトゥーを彫る。
でもって壁に囲まれた秘密の広大な温室施設「ガーデン」で飼い殺し。
好きなときに好きなように弄ぶ。
累計で何十人も。
何十年か続いている。
初期に拉致られて、殺されずに加害者に協力するようになった女看護士もいる。
基本16歳くらいのキレイな少女をを狙う。
いつまでも「ガーデン」に馴染めないと殺す。
妊娠や病気になっても殺す。病院には行かせられない。
21歳になったら殺す。サイコパス的な賞味期限。
1人殺すと補充のために新しい子を拉致しに行く。
常時20人くらいをキープする。
殺した子は防腐処理をしてガラスケースに入れて樹脂で固めて展示する。
サイコパス親父の長男も喜んで協力する。
サイコパス親父は歪んだ美意識でやるが、長男は嗜虐癖で楽しんで女の子を傷つけ、ときには殺す。
そんな鬼畜なとこに拉致されてマヤと名付けられた少女の物語。
グロそうな話しだと思ったが意外にそうでもない。
いや充分にグロいんだが焦点はそこではない。
これサスペンスというよりサバイブだわ。
サバイブといえば船が難破して無人島にってのがパターンだけど、これはサイコパス親父の温室からのという設定。
残酷な犯罪に巻き込まれた少女たちのサバイブストーリー。
最後はちょっとできすぎかなと思うとこがあったり、描写や言い回しが思わせぶりなとこがあって分かりづらいとこもあった。 -
Posted by ブクログ
つい先日まで脳外科病院に入院していた。リハビリ以外の時間、暇だったので「頭の痛くならない、軽い小説が読みたい」と妻に頼み、持ってきてくれたのがこの小説。
確かに頼んだ通りの「読みやすく、尚且つ軽快で、それなりに面白い」小説だった。なんとなくライトノベル的だなと思った。と言うのも主人公のエリーも美人で、エリーに命令する冷静冷徹なイギリス陸軍ラムゼイ少佐やエリーと幼馴染みの男友達で腕のいい贋造師フェリックス元海軍兵も美男子、陽気で気さく楽観的な金庫破りの名人ミックおじ。心配症で口喧しく何でも見抜いてしまう家政婦のネイシーとくれば、もうすでにラノベ。しかも悪党ぽっく暴力で全てを解決しようする輩も、金も地位もあり絶大なる権力を持っている大悪党らしき者も出てくるし、小悪党らしくすぐ殺される奴もいるとなると、何十年前のスパイアクション映画を思い起こしてしまう。
ストーリーも思った通りと言うか、期待通りの展開。主人公は絶対失敗しないが、思わぬ事態で任務が果たせないという状況になる。それがもう1回あり、手懸かりが失くなった状態で頭を巡らせ推理し、その推理にかける。推理が的中し、任務達成と思いきや2重の罠に引っ掛かり絶体絶命の危機に落ち、あわやという時にラムゼイ少佐に助けられ、フェリックスの協力のもと任務達成となる。まさしくアクション、スパイ映画。但し、何かわざとストーリー展開を複雑にしようとしているみたいで、次の場面への移行も唐突、かつ安易!理由づけも御都合主義的な感じがした。
でも私的には、こういう小説、もうちょっと肉付けが欲しい感じだが、けっこう好きだ。カタカナ語が苦手でもけっこうスムーズに読め、何も考えずただストーリーの展開を楽しみ、読み終わった時点で単純に「ああ、面白かった」と言える小説が。
まぁ、好き嫌いはあるかも知れないが。