【感想・ネタバレ】サンタフェめざしてのレビュー

あらすじ

★現代女性はやわだ。それは認めろよ。彼のひと言が、すべての始まりだった。★同じ大学で教鞭をとる妹のシェリーから届いた一枚のパンフレット----その名も”幌馬車体験ツアー”開拓時代そのままに、幌馬車隊を組んでサンタフェまで行く旅だ。大学教授のキャンプは、ツアーの費用は自分が持つという条件で、独自のメンバーを募り参加者にレポートを出させることを思いついた。現代と開拓時代の女性を比較対照して論文をまとめるのだ。現代女性は文明の利器なしでは生きられないという持論が証明できる。一方妹シェリーは兄にひと泡吹かせようと魂胆をもって工作していた。シェリーに誘われて参加した未亡人のエミリー・ベントンは、このツアーをきっかけに、反抗期の子供たちを鍛え直すつもりだ。こうしてそれぞれに思惑を抱えて出発した幌馬車隊の旅だったが、始まってみると誰にとっても大変な極限状況の日々。そんななかで、キャンプはエミリーの真摯な人柄に強く惹かれていく自分に気がついた。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

男女がお互いの権利と能力を主張しあうギスギスした話。なーんちゃって。でも西武開拓時代の幌馬車の旅を再現するツアー(当然自炊)の様子が楽しかった。無理につれてこられたヒロインの子ども達がものっそ反発するのとか、ヒーロー(大学教授)の教え子がヒーロー狙いでツアーに参加して、ヒロインとの仲を邪魔するのとか、それぞれ真剣で複雑なんだろうけど思春期らしくて微笑ましかった。

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2012年04月25日

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