津田雅美のレビュー一覧
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えーと、思えば、「ララ」で「彼かの」を気にしだしたのは、このあたりからなんですよねぇ。
まあ、虐待の話とかは、ずっとやってて、横目では見てたんですが77話の「作戦」とお母さんの話は、けっこう印象に残っています。
そして、友だちみんなと去っていくという、メチャクチャかっこいいシーンがあって、
「なに、このマンガ?」
とか思って、1巻を買いだしたんです。
いやー、ここまで遠かった。というか、まだ、そのシーンには、たどり着いてないですけど。
久方ぶりに、コメディな雰囲気で、それもよかったなぁと思います。
人は、「似たもの」と「違うもの」を抱えていて、それのどちらが、恋愛の原動力になるのかは -
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津田雅美の初連載作にして出世作。通称「カレカノ」。LaLaを定期購読していた当時の私は、この作品の連載第1話を読んで、そのあまりにも強烈なインパクトに度肝を抜かされたことを今でも鮮明に覚えている。私の人生において、第1話のインパクトという観点で、本作品を超える作品に出合ったことはない。作品初期は超ハイテンションでものすごく面白かった。ここでの★5つの評価は、第1話からはじまる数話の伝説的な面白さに対して与えたものであり、作品全体としてはせいぜい★4つかも。
その後の本作品は、登場人物の精神世界のダークな面を描くようになり、だんだん読むのが辛い漫画になっていってしまった。このまま収拾がつかなくな -
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子どもは、頼るものがないので、虐待されても虐待されても、親に従おうとするのだそうです。
決して、親が悪いとは思いもせずに、
「自分が悪い子だから、罰をうけている」
と感じるのだそうです。
親が不幸なとき、その不幸を自分の所為だと、意識している子、また、無意識に感じている子は、とても多い。
子どもを幸せにしたかったら、やっぱり周りにいる大人が、しっかりと夢を持って、幸せな状態でなければなりません。
虐待は、有馬の中に闇をつくりました。雪野もまた、その闇と対峙しなければなりません。
多分、時間と仲間だけが、それを超えていくためのカギになるのだと思います。
じゃあ、浅葉の抱えている闇は、 -
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ざっくりと話すと主人公宮沢雪乃は見栄王であり、自分を良く見せるためにどんな努力も厭わない正確である、
中学校までどんな事もトップだった彼女だが、県立の高校に入学して有馬総一郎に出会う。
有馬総一郎は容姿端麗、医者の息子で成績もよく信頼が厚い。
彼にコンプレックスを抱いた雪乃は彼に勉強等で勝つべく並々ならぬ努力をする。
そして中間テストで彼の成績を抜き首席になるが、その時初めて彼の偉大さに気付き、自分は彼を尊敬していたのだと気づく。
そして彼を避けるようになるも、有馬総一郎が宮沢雪乃に恋愛感情を抱いていると発覚する。
そして二人は恋愛関係に発展する。
一番最初に読んだのは中学生の時です。
これ -
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ネタバレ最終巻です。
あっさりと終わった方とは思うけれど、それがまたちょっと江戸までらしい。(作者は6巻か9巻かで悩んでいたらしいけれど、6巻がちょうど良かったのかもしれない)
ぼっちゃまがとにかく色んな意味で最強なんだなという事とソウビのフェロモンは凄かった!これに尽きます。
少し黒い部分も描いたりしていたけれど、それも少しなので、こんな江戸時代だったら楽しかっただろうなと思いました。
この漫画に出てくる人たちはどこか温かいものを持っていて、読んでいるこちらも少しほんわかした気持ちになれます。
ぼっちゃまとソウビの夫婦ってある意味最強だな~。
あっ、おまけにカレカノがあってびっくりした!
久々