津田雅美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ内容は県内1の秀才高校を舞台に、恋愛を絡めつつも、人のコンプレックスやトラウマなど内面を中心に描いた、けっこう哲学的な少女漫画。メインの主人公はいるものの、話によって主人公が変わるので色んなお話が楽しめるし、なんか舞台の芝居を見ているような、詩的な言い回しやストーリーの進め方もイイ感じ。結構少女漫画の中でも異色な作品なのでは…?
哲学的な内容だけれども、この漫画独特なシュールぎみなギャグが ちょこちょこ出てきて話全体は明るく進んでいきます。暗めなストーリーの『鋼の錬金術師』も全体的におとぼけなネタを入れているので楽しく読めるし、重たいテーマを扱っても読者がすんなり読める、軽さって漫画には特に大切な要素のかも。これもワザだなあと感心。
あと…個人的なのですが、このお話に出てくる、幼少時代に虐待を受けていた優等生の『彼氏』の心の移り変りとゆーか内面とゆーか、その辺が私の友人に重なって思えてなんだか読んでて切なくなって、読みながらシクシクよく泣いてました(恥…)。最終的にはその『彼氏』は心を開放し闇から抜け出す事ができたのですが、その時は「よかったね〜!」とまた泣いてました。
実際にはもちろんそんなに簡単に『闇』からは抜け出すことはできないのだろうけど、漫画だし、やはりストーリーというものもあるし。登場人物もみんなスゴイ才能を持っていたり、美形だったりするのがやはり少女漫画かな?もっとリアルに描きだすと…う〜んやっぱり少女漫画にも楽しめる漫画にもならなくて、ただの暗い大人漫画になってしまうのかな〜?