津田雅美のレビュー一覧
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ネタバレ【※コミック注意】
いよいよ物語が佳境に来て、有馬の実父が日本に来た本当の目的がわかって。
それは実は、有馬の実母を殺すこと。
自分には決めてきたことが一つあって。
それは「子供を作らない」ということだったけれど、それを破ってしまった以上、不幸の連鎖を断ち切るにはそれしかない……と思っていて。
けれど、それを命がけで止めた有馬は、怜司のことを本当に素敵な父親だと思っていて。
なんていうか、この下り大好きです(苦笑)
誰もが誰も不幸だったのに、この一瞬で、全てが報われることってあるんだなあ……って思ったら、素敵です。
そして、雪野んが有馬に妊娠を告げて、その後に気持ちを立て直 -
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ネタバレ【※コミックス注意】
朝から漫画読む生活。
というか、読まないと寝てしまいそうで、とりあえず活字を読み漁っていた。
前巻に引き続き、有馬の両親とその兄(育ての親)の過去の話。
悲しくて、辛くて、切ない話。
誰かが悪いわけじゃないのに、誰もが悪くなってしまった話。
でもその話を聞き終わった有馬は、「知れてよかった」と一つ大人になり始める。
でも雪野さんは有馬の過去を聞いて、自分自身が子供を妊娠していることを告げにくくなってしまう。
でも相変わらず雪野さんは「まいっか」とのんき。
そのうち、時期が訪れるだろう……という様子。
そして、有馬の実母が再び有馬の前に姿を現して、 -
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ネタバレ【※コミックス注意】
有馬の実父が有馬を連れまわしてたのには理由があって、また取材を受けていたのも理由があって。
いきなり有馬を突き放すようなことをされてしまって、有馬はショックを受ける。
そして、久々に自宅に戻った有馬は、自分の実父とその兄である育ての親との関係の確執について知ることになる。
なんだかとっても悲しくなる話。
でも、有馬の実父はちょっとデリケートしすぎやしないか? と思うんですけど、でも、あの家庭環境で育ったらそれも仕方がないのかなあ……と思います。
それこそ、総司さんが言うように誰も悪くないし、誰もが悪かったのだと思う。
そういうことって何処の家にでもあるこ -
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ネタバレ実母との確執が取れて、ニュー有馬になったところで、今度は、有馬父が動き出す。
彼は、有馬に対して「お前にやってやれることがある」と言って日本で凱旋公演をするために帰ってきたのだった。
そして、有馬を連れ回す怜司。
けれど有馬は、そんな怜司のことを嫌いになれなかった。
それは、有馬に対して初めて出会う圧倒的に力が上の雄であったこと、そして互いの距離感が心地よいと感じられるものであったことが、大きかった。
本当の怜司の目的がわからないまま、怜司に惹かれていく有馬。
一方の雪野さんは、実は妊娠しているであろうことを有馬に伝えられずに、タイミングを見計らっている。
有馬にとってそれ -
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ネタバレ【※コミック注意】
ついに有馬が自分の過去を思い出して、何もかもを破壊する衝動に出る。
両親に、実の母親に会っていることを知られ、ギリギリの状態で、でも自分を守ろうとしている有馬に、雪野が現れて、有馬に対して「話をしたい」と言う。
でも、有馬にとっては、今は自分を支えることが限界で、太陽のような雪野のことを拒絶してしまう。
それでも雪野はめげなくて、最後には有馬の心の奥底にあった本当の望みを見つけ出すことに成功する。
その代わり、ちょっとした不穏な変化が雪野の身体に起こっていて、「おそらく……」と思う部分ではあるんだけど、まあそれはまだ秘密で。
いつか、きっと明かしてくれるでしょ -
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ネタバレ【※コミックス注意】
さて、いよいよ始まった有馬の過去を遡る旅。
有馬がテレビに出たことによって、有馬の実の母親が「自分が母親だ」と名乗り出てきた。
彼女は有馬に対して執着を見せ、有馬も自分の失われた過去を知ろうとして、一度は彼女と会うことを同意してしまう。
一方で、雪野は有馬がいつもと違うことに気が付いた。
訪ねてきた母親を「近所のお姉さん」だと言った有馬に微笑まれ、自分が嘘をつかれたことに気が付いた。
「これで終わり」「ここから入ってこないでね」と、線を引かれてしまったことに気が付いた。
浅葉に確認して「そうだ」と肯定されたことで確定の事実となったそれを、雪野は自分の責任だと思い、有馬を -
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ネタバレ【※コミックス注意】
ついにカレカノ面子が三年生になりましたよ。
進路も決めなくちゃいけなくて、何かと悩ましい季節です。
そして遂にブラック有馬光臨。
徐々に本性を出してくる有馬。
でもこれに更に裏があるんですけど、それは徐々に読んでもらって知ってもらうとして。
個人的には、うごめき出した、有馬の過去の亡霊の方がとっても怖いと思うんですよね。
まあ、ブラック有馬大好きだし、でもなんだかこれから重くて辛くて悲しい話になるから、そういうのが駄目だっていう人には勧めない。
でも、有馬には絶対に必要だったことだから、頑張ってもらわないといけないことですね。
頑張ってください。 -
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ネタバレ【※コミックス注意】
さて、一馬とつばさの話の第2弾。
一馬は恋に目覚め、音楽に連れ去られてしまった。
一人残されたつばさは、一馬の音楽が聞こえなくなるという症状が出てしまう。
だんだん食べる量も減っていって、ついに倒れたつばさの元を一馬が尋ねてくる。
つばさは「どうして戻ってきてくれないの」と一馬を責めるけれど、一馬はつばさに「つばさが一番好き」と迷いのない言葉を告げる。
つばさも迷い無く、「一馬が好き」と伝えるけれど、キスをしようとしてきた一馬を避けてしまう。
そのことから、一馬の好きとつばさの好きがまったく違うものであると、形で示されてしまったつばさは、再び悩みの底に突き -
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ネタバレ【※コミックス注意】
今回の表紙は一馬。
そして、表紙と内容がリンクしていて、中身は一馬ちゃんの話。
つばさと「きょうだい」として同居生活を送るようになった一馬。一馬に他意はなく、ただ「仲のよいきょうだい」だとお互いに思っているつばさと一馬。
けれど、一馬にはどこか違和感があって……。
という話でした。
次第に一馬は、つばさに抱いてる気持ちが「恋」なのだ、と自覚し始める。
そしてつばさと自分の間にある壁を感じ始めて……
という苦しい新しい恋の話でした。
恋の始まりは新しい物語を作り出す。
一馬は気が付いた。
ここから先は、つばさちゃんの側になってくるんだろうな…… -
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ネタバレ【※コミック注意】
カレカノはおいらの人生のバイブル! うっす!!
という訳で、実家から引き上げてきた記念に、ガンガン感想を上げていこうという方向性です。
今回の巻の表紙は貴志さん。
その貴志さんと真秀さんの日常の物語です。
学祭の時に初登場した真秀さんの彼氏さんとの出会いのお話も書いてます。
どうして、彼が真秀さんのことを大切に思っているのか……と。
個人的には、今はあんなに憑き物が取れてしまったようにおとなしい真秀さんが、どうしてあんなに荒んでいたのか、その辺りはちょっと読んでみたかったけど、真秀さんには貴志さんじゃなきゃいけなかった理由とか、貴志さんには真秀さんじゃない -
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ネタバレ今回の表紙は真秀さん。
夏休み真っ只中で、さっさと宿題を終わらせたゆきのんと、それにたかる回りの人々。
そしたら真秀さんに宿題でわからないことがあるから教えて欲しい……と言われ、ちょっと嬉しいゆきのんだけど、でも有馬が足りなくてちょっとしょんぼり。
そんな時、真秀さんの恋を聞いて、ちょっと真秀さんの違う面を見て、ますます恋って偉大! ってなりながら、遂に有馬が帰ってきた!
少し見ない間に、大きくなって、また色気も増えた有馬にゆきのんは改めてドキドキするけど、ドキドキし過ぎて逆に有馬を避けてしまう。
避けられた有馬は、そのことに耐えきれなくてゆきのんを追いかけてしまうけど……