あらすじ
怜司が父・怜一郎にそっくりであるという評判を聞くたびに焦りを感じていた総司は、ある日怜司を拒絶してしまう。自分の存在が総司を苦しめることに気づいた怜司は、次第に荒れはじめる…。動き出す運命、交錯する想い。切なさに彩られた関係の行方は…。
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Posted by ブクログ
【※コミックス注意】
朝から漫画読む生活。
というか、読まないと寝てしまいそうで、とりあえず活字を読み漁っていた。
前巻に引き続き、有馬の両親とその兄(育ての親)の過去の話。
悲しくて、辛くて、切ない話。
誰かが悪いわけじゃないのに、誰もが悪くなってしまった話。
でもその話を聞き終わった有馬は、「知れてよかった」と一つ大人になり始める。
でも雪野さんは有馬の過去を聞いて、自分自身が子供を妊娠していることを告げにくくなってしまう。
でも相変わらず雪野さんは「まいっか」とのんき。
そのうち、時期が訪れるだろう……という様子。
そして、有馬の実母が再び有馬の前に姿を現して、そこに怜司が登場。
実は怜司の来日の目的は、有馬の母親を殺すこと……だった。
強くなった有馬さんと、皆が実は有馬さんに優しく接していた話で。
どうしようもなく優しいことが時に罪になってしまった。
やっぱり有馬の父は相当エキセントリックな方向だけど、有馬には優しくて、それでも救いだと思うんだ。
血の惨劇だけは勘弁してあげて欲しいけど。
Posted by ブクログ
7月の終わりに1巻を読み始めた「彼氏彼女の事情」ですが、とうとう、最新刊までたどり着いてしまいました(パチパチ)
これから先は、連載が貯まるのを待って読むという……なんだか、少しさみしいような気もしますが。
そして、この巻でも、雑誌で見たはずのあのシーンが出てこない(笑)
えーと、この巻、「ララ」8月号掲載分まで載っているので、やっぱり夢、幻か(笑)
まあ、誤解が、いい出合いをうむということもあるということで……。
Posted by ブクログ
『ひとは、生きながら何度でも生き直せると信じていた』
怜司さんの台詞です。
しかし、負の螺旋はそう簡単に壊せないと想う。
何度もまた同じようなことでつまずいてしまうのが人間の弱いところ。
この巻が一番深味があって面白かった。
続きに期待します。
Posted by ブクログ
父親との和解。有馬の父は確かにかっこいいが、なんというかそういったかっこよさを描く画力は津田雅美には足りないと思う。んー、難しいところだけど、父のかっこよさを雪野やほかの登場人物の台詞で言わせてしまっているというか、まあそれはほかの漫画でもごく当たり前にやられていることではあれ、なんとなく不自然に思える。たとえばマツモトトモが同じことをやっても確かにかっこいい!って納得できたりするんだけど。まあこの辺は好みの問題もあるんだろうか。
例えば「NANA」が「結末を知るまで死ねない」漫画だとしたら、今のカレカノはそういう類の漫画ではないと思う。けどどうかなあ。面白いのは面白いよ。