あらすじ
今明らかになる、父・怜司帰国の真意。有馬家の『苦しみの連鎖』から総一郎を救うための行動だった!父の深い愛を知り、長い心の闇から解放される総一郎。怜司との運命の10日間は、有馬一家に心満たされる日々をもたらした。そんな中、雪野が…!?
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Posted by ブクログ
次巻で完結だそうです。
少し残念だなぁ。
過去編と浅葉編があるのかな?
自分が大切に思われているとわかっている時の強さというのは、確かにあると思います。
Posted by ブクログ
ただの恋愛漫画ではなく、人生でつまずき膝をついても、人との関わりの中で自問自答し悩み苦しみ足掻いて、立ち上がって歩いていく話。
優等生を演じていた女の子と、同じく優等生を演じている男の子が、それぞれの事情を展開して人として成長していく。
雪野と有馬の周りの人もまた、それぞれの事情を持っていて、時を重ねて成長し、どのキャラクターたちもとても個性がある。
どんな環境のもとに生まれてくるか、子どもたちは選べない。
生涯縁を切れない思い出もある。
もしも、自分が、大切な人が、そんな事情を持っているとしたら
いったいどうやって振る舞うだろう。
どんな風に生きていくのか。
Posted by ブクログ
【※コミック注意】
いよいよ物語が佳境に来て、有馬の実父が日本に来た本当の目的がわかって。
それは実は、有馬の実母を殺すこと。
自分には決めてきたことが一つあって。
それは「子供を作らない」ということだったけれど、それを破ってしまった以上、不幸の連鎖を断ち切るにはそれしかない……と思っていて。
けれど、それを命がけで止めた有馬は、怜司のことを本当に素敵な父親だと思っていて。
なんていうか、この下り大好きです(苦笑)
誰もが誰も不幸だったのに、この一瞬で、全てが報われることってあるんだなあ……って思ったら、素敵です。
そして、雪野んが有馬に妊娠を告げて、その後に気持ちを立て直すシーン。
それもまたすごく好きです。
いろいろあったけど、それでもやっぱり大切な事を見逃さなかった、手放さなかった有馬のことを大好きだと思います。
いよいよ次で最後の巻ですが、皆のその後がとっても楽しみです。