あらすじ
雪野のおかげで、幼い頃に自ら封印した“人を愛する気持ち”を取り戻した有馬。呪縛から解き放たれて、有馬の心は養父母に大切にされた記憶に優しく満たされていく。心の闇から抜け出した有馬は雪野にすべてを語り、さらに固い絆で結ばれた二人は…。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
えーと、思えば、「ララ」で「彼かの」を気にしだしたのは、このあたりからなんですよねぇ。
まあ、虐待の話とかは、ずっとやってて、横目では見てたんですが77話の「作戦」とお母さんの話は、けっこう印象に残っています。
そして、友だちみんなと去っていくという、メチャクチャかっこいいシーンがあって、
「なに、このマンガ?」
とか思って、1巻を買いだしたんです。
いやー、ここまで遠かった。というか、まだ、そのシーンには、たどり着いてないですけど。
久方ぶりに、コメディな雰囲気で、それもよかったなぁと思います。
人は、「似たもの」と「違うもの」を抱えていて、それのどちらが、恋愛の原動力になるのかは、わかりません。
でも、お互いに(このお互いにというのが重要だなぁ。一方だけでは多分ダメなんです)、変わっていける、そういう関係でありたいものです。
友だちも、恋人も。
Posted by ブクログ
雪野に受け止めてもらい、人を愛することを取り戻した有馬。友人にも家族にも守られ、前向きに進むことを決心する。個人的には有馬のことをずっと想っていた(守っていた)浅葉の回が好きです。浅葉が幸せになれる人にめぐり合えるのはあとずっーーーと後の話だしね。ちょっと切ないけどやっぱり好きな話。