津田雅美のレビュー一覧
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様々な家族のあり方
翼の父親に再婚の話が出ます。父子家庭で寂しさを抱えてきた翼と、にぎやかで仲の良い雪野の家族が対照的です。個人的には、家族から逃げた浅葉の話が一番好きです。複雑な事情のある有馬も含め、5巻は家族について考えさせられます。雪野の父親の若いときの話も途中まで入っています。
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文学作品のよう
浅葉が登場したり、有馬が雪野への思いを自覚したときの話が入っている巻。登場人物の心情が丁寧に描かれ、孤独や自我について考察していて、文学のよう。
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大好きな作品
アニメの世界観が、当時大好きでした。
笑えるコメディタッチの場面から、雪野と有馬のふとした瞬間の、切ない感情が溢れる姿が、恋をしてるリアルな関係性を繊細に描いていて、素敵です。
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ネタバレ 無料版購入済み
1巻を読んだだけでは、このマンガが20巻を超える作品になる理由がわからないと思うのですが、徐々に彼氏彼女の事情が明らかにされていきます。その事情が予想を飛び越えます。男子もこの作品を読んでいた理由がわかります。
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これもアニメリメイクして欲しい
以前、紙の本でなんども読み直した作品。思い出した様悩みたくなって電子版で再購入。
やはり面白い!ラブコメと思いきや、それぞれが抱える根の深い心の話をシリアスな雰囲気で絡めてくるギャップはクセになりますね。
あと、1巻は人物の服装が当時のバブルの影響を受けてる様な…、アニメで今風にリメイクしてくれたら嬉しいな。 -
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ネタバレ椿が、自分は家族がそろっていて想像するしかないけど
みんなが当たり前に与えられるものを
生まれつき与えられなかったやつっていうのは
それをどうにかして自分で埋めていくしか無い
そういう戦いをしなきゃならない
そういうのってなんかきついよな
と、シンプルにストレートに言っていたのが良かった。
椿らしいと思う。
特に印象的だったのは、浅葉の話。
かえって血がつながってる分悲劇という言葉で
自分は随分救われた。
自分は進学と同時に逃げようとして失敗した。
今でこそ毒親という言葉が出てきたが、この漫画の連載当時
こうした言葉を言える登場人物というのは貴重だったと思う。
雪野の両親のエピソードが始 -
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最高の表現者
私はこの作家さんの作品が一番好きです。
胸を締め付けられる、そして、読み終わった後にほっこりする。
過激な目を覆う漫画が多い中、貴重な作品群だと思います。 -
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その後
おもしろかった!
ちょっと混乱しましたけども。
でも、たしかに終わり方が唐突というか、もうちょっと後日談が欲しかったかなあ〜
作者的には余談なのかな。
それにしても、絵がすごく艶っぽくなりましたね。
いまの感じ、とっても好きです! -
ネタバレ
めちゃくちゃよかった
ちょっと難しい内容だったけど、
マユラの一途な想いと、どんどん人間らしく成長して行く姿もとてもすきだった!
そして、シンは、純粋ピュアでとても可愛い!大人になってからは、どんどんかっこよくなった(●'w'●)そして、ヒノメとアギの過去はめちゃくちゃ感動しました -
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ネタバレ【※コミック注意】
さて、もう何度目かわからないけれど、我慢できなくて最終巻を読んでしまいました。
雪野が妊娠したことがわかり、進学しないことを決めた二人は、それぞれの両親に報告したり、友人たちに報告したり、様々。
いろいろな表情で雪野んたちを祝福してくれて、三年生はついに卒業の時期を迎えてしまう。
高校卒業して早々に、進路がバラバラになってしまった皆は、相変わらずのまとまりのなさを発揮する。
進学校にあるまじき、進路の数々だけど、それこそが進学校の進学校たる証なのかもしれない……とちょっと思ってしまいました。
まあ、その中でも濃い面子が集まっているグループだったからねえ……。
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Posted by ブクログ
ネタバレ【※コミックス注意】
さて、実家から引き上げてきたカレカノをひたすら貪り読むだけのお仕事をしてました。
とりあえず、この巻はお気に入りの巻の一つなので、ものすごく点数高くつけています。
この本のお気に入りポイントは、なんと言っても、学祭の話ですね。
「鋼の雪」の内容が本当、ものすごく好きで、これ実際に一度でいいから、演劇でやってみたかったなあ……って思うわけですよ。
これから先の津田先生のコメントのところに実際にやった学校があると書いてあって「羨ましいなあー!」って思うほどにやりたかったです。
まあ、これのお陰で確かに劇はしたんですけどね。
でも劇のコンセプトは「なるべくたくさ -
Posted by ブクログ
いよいよ、最終巻です。
浅葉編は、もうちょっとしっかりと浅葉の姿をかくのかと思ったけれど、モヤモヤとした感じでありました。
なんか、あのわりとくっくりとキャラクターの輪郭のある物語の中で、わたしにとっては、浅葉だけが、ちょっと謎なキャラクターでした。
えーと、裏表があるのに、裏がかかかれなかった気がします。
そして、最終回。
なんか、長くてかききったなぁという感じでよかったです。
わたしも、一瞬、信じてしまいましたよ~。
でてきた瞬間から、
「えーと、この髪の色は、あの人だよねぇ…」
と、けっこう見事に騙されました。いや、あとの回想シーンで、気づきましたが…。
ところで、咲良ちゃん -
Posted by ブクログ
ちょっと前までは、声出して笑って読んでいたコメディだと言うことが信じられないような展開ですね。
「今 傍にいなくていついるの?」
これは、有馬が、自分の本性が大好きな人にばれて、その人に怒りをぶつけてしまったときに、ぶつけられた雪野が言うんですよ。
この強さを持ちたいと切実に思います。
なんだか最近、わたしは、世の中のすべての悪いことは、「孤独感」が生み出しているような気がしています。
「孤独」を楽しむ強さ、自立心をもてればよいのですが、なんだか本当に、「孤立」しちゃって、それが悪いことにつながってるような気がしてしかたない。
もし、1番ひどい絶望を感じたとき、自分の闇に気づいてしま