金田一秀穂のレビュー一覧
-
自分が普段の生活でよく使っている単語や言い回しが本に沢山出てきて面白かったです。
単語の意味や成り立ち、単語に対する違和感などを考えながら話して来なかったので、この本を読んで「たしかに、言われてみればそうだよなぁ…」と思うことが多くて楽しかったです。Posted by ブクログ -
仕事や日常ですぐ役立つ言い回し、参考になりました。会議後の何かある?への回答や、人への依頼のしかた、感謝をより深く伝える方法など勉強になった。言い方一つで虹色になるコミュニケーションはおもしろい。Posted by ブクログ
-
小学生向けの辞典ではあるが、大人が読んでも目から鱗。
「なるほど〜」と思わず、読み入ってしまう箇所多数。
4コマ漫画の中に、すべての例文を組み込めるなんて、さすがです。国語辞書にはない、使い分けのノウハウがつまった辞典として一読オススメです。Posted by ブクログ -
日本語力を上げるには。
①外国語を学ぶ
②古典に親しむ
③正確に伝える訓練をする
外国語を学ぶ意義について考えさせられた。つい最近「仕事で使わないから、英語を学ぶ必要性がないです。」って英会話教室の勧誘をしてきたお姉さんに答えたばかりだ(汗)
分かりやすくて面白かった。これは授業で使える。Posted by ブクログ -
高校受験を終えた弟へのプレゼント…のつもりが、私がすっかり魅せられて先に読んでしまいました(笑)「国語の神様」と呼び声高い金田一秀穂ですが、そんな彼が現代の15歳に語りかけてくれる言葉はとても優しく、まさに美しい「日本語」でした。普段何気なく使っている言葉ですが、私たちはその言葉の意味や力についてあ...続きを読むPosted by ブクログ
-
コロナ禍時期を含む近年に普及した新しい日本語(流行り言葉?)を題材にしたエッセー。どれも耳にしたことがあって用法もなんとなくわかるので、世の中についていけてる感があってちょっと安心。それらについて、言語学者的視点だとそうなのか~、という論評がとても面白いし、興味深い。
知らなかった言葉は
・ダム...続きを読むPosted by ブクログ -
とても嬉しく感じる一冊だった。
なぜって、普段、腑に落ちないが「きっと考えすぎなのだろう」「言ったら厄介者扱いされるぞ」と思い、グッと飲み込むような内容が綴られていたからだ。
ただ、一つだけ訂正したい。
先生、「うp」はもう10年以上使われているネットスラングであって、ここ最近の若者言葉ではないで...続きを読むPosted by ブクログ -
スピード感の説明には大いに納得し、笑えた。その通りです。
大器晩成の異なる意味には「へえ」ボタンを押したくなった(古い)。国語学者の斬り込みはウィットもきいているし、読みやすい。Posted by ブクログ -
言葉とどう向き合って生きて行くか?ということは、人が生きて行く上でどれほど重要なことであるのかがよくわかる。たしかにそうだよなと感じる良書です。Posted by ブクログ
-
金田一秀穂さんは
日本語は緊急事態に向かないと言う
緊急事態を宣言します、には
本当に緊急事態なの?
緊急事態宣言を発出します、だと
ああそうですかとどこか他人事
日本語の得意は落とし所を探す事
ロックダウンより20時閉店
和を持って貴しとなす、それでいいPosted by ブクログ -
借りたもの。
日本の不思議を渡り歩いた?北欧女子が“日本を学ぶ”。
1.日本食のマナー
2.日本語(その構造や成り立ちについて)
3.お付き合いの作法
4.お金の習慣
それぞれのプロ(監修者)によって、日本人でも知らなかった(当たり前や「そういうもの」として習慣化していたので強く意識していなかった)...続きを読むPosted by ブクログ -
コロナ後の日本社会はどのように変化してゆくのか。変化した社会にどう生きるか。桐野夏生さんの「不寛容な時代、自由な小説から力を得て欲しい」の言葉に、不安の塊がふうっと軽くなりました。Posted by ブクログ