中島聡のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読み終わって感じたこと
・中央集権的なものに相対するものをweb3と理解していたが、筆者の考え方は組織体そのものが機能している段階でweb3的でないと感じてる点、視野が広まった。
・トラストレスであり、パーミッションレスであり、ただただスマートコントラクトのコードがあるだけ。code is lawな環境があり、その公共財を皆で構築・共有していくことがweb3なんだろうと思った。
・自分は某ガバナンストークンを買いまくってるポジショントークではあるものの、究極的なweb3に到達する過程において、組織が呼び水を起こすことは必要な過程だと思うし、筆者もまた、経歴が技術者であるゆえのポジショントークでもあるように感じた。 -
Posted by ブクログ
今までの生き方はもう通用しない。生き方も働き方も真剣に変えていかなければ、生き残れないということだ。
人と言うのは、本当に今までの常識に引きずられるものである。
自分自身で相当に意識しないと、その常識は当たり前のものとなってしまい、益々視界を狭くする。
恐ろしいのは、自覚がないことだ。
変だということは薄々気が付いていても、視野を広く、視座を高くすること自体がかなり難しい。
勉強を重ね、多様な人たちの意見を聞き、深く考える。
さらにそこから「行動する」という部分まで持って行く必要があるために、変化に対してのハードルは益々高くなってしまう。
しかし、そこを飛び越えなければ待つのは死なのだ。
生き残りたければ、そのハードルを飛んでみるしかないのである。
最近は特に自分の年齢を意識してしまう。
今までのようにはいかないかもしれないが、本当に小さな一歩でもよいから昨日よりも今日よりも明日が前に向かって進んでいることがものすごく大切なのだと感じている。
意地でも立ち止まらないように。ましてや下がらないように。
ほんの少し先の未来を一歩一歩確実に歩んでいければと思っている。
本書での「武器になるツールを使いこなす」は、本当にそう思う。
個人的にもGoogle Workspaceの機能を出来るだけ調べて使い倒そうとはしているが、使いこなせない人とは全く生産性が異なる。
これらツールを使いこなせる人と、苦手な人との生産性の差は2倍3倍というレベルではない。
ヘタすると10倍100倍の差がついてもおかしくないのだから、ここは頑張ってでも習得するしかないと思っている。
正直能力的について来れない人が存在するのも確かであるが、やってみようと思うことが大切な気がしている。
それは「ITツールの使い方を覚える」という行為だけの話ではないからだ。
仕事のやり方そのものが変化する話であり、考え方が180度変化する話。
そして今までの企業文化が変化する話であり、価値観そのものが変化していくという話なのだ。
これは説明よりも何よりも、どんなに苦手でもやってみて身体で感じていくしかないと思うのだ。
今は、新しい考え方がドンドンと上書きされている状態だ。
それこそ「今までの常識」は益々役に立たなくなっていく。
例えば「お会いして名刺交換で挨拶をして、雑談してから仕事の話」という一昔前の昭和の営業スタイルもかつては大事だったかもしれない。
しかしながら、今の時代ではどう考えても「さっさと仕事の話をした方が喜ばれる」という方が多いと感じる。
対面で会って会話するのも大事かもしれないが、オンラインで済むならその方がお互いに良いということも増えている。
著者が語っているが、これから益々グローバル化が進み、世界中の人たちと直接仕事をするケースが増えていくはずだ。
そんな中ではオンラインでもリアルタイムよりは「非同期なコミュニケーション」の方が、時差の問題などを考えると絶対に有効なはずなのだ。
同時ではなく、時間をズラしたチャットの会話だけで議論が完結し、仕事が先に進んでいく。
そういう文化を当たり前として受け入れていくしかない。
それでなければ、生産性を上げていくことなど出来なくなるからだ。
文字通り10倍100倍1000倍の差がつけられてしまうのであれば、これに慣れていくしかないのだ。
そう考えると、スマホの誕生で場所の制限から解放されたが、これらITツールの進化で「同時」という時間の制限からも解放されたのだ。
ツールを使いこなすのも大事だが、これらによる価値観の変化をどうやって受け入れるか。
今までは組織の中で上司の言う事を聞いていれば、それなりの生活が保障されたのかもしれない。
しかしそんなものはとっくに壊れたと認識すべきだ。
本当に個と多様性の時代になってしまったのだ。
著者は「会議室や集団からではイノベーションは生まれない」と言う。
偏執的な個人がイノベーションを生み出すのだ。
しかし一人でやれることに限界があるのも事実。
だからこその偏執的個人を受けいれる多様性。
そんな少数精鋭のメンバーが非同期でコミュニケーションを取りながら、ものすごく大きなことを短時間で成し遂げる。
そんなことが世界中のアチコチで今すでに起こっている。
中央集権から脱して、分散化の流れもこの一つなのかもしれない。
本書後半の教育の話は激しく同意する。
「ランドセルを見たことがない人に向けて、ランドセルを説明せよ」
これをきちんと文章で書ける大人がどれだけいるだろうか。
論理的に相手に理解できるように言葉で伝える。
こういう人材をきちんと育てないと、そもそも「テストの問題文の理解が出来ず解答できない」という人をこれからも生み出してしまう。
非同期コミュニケーションでは、必須スキルだ。
まずは日本語を正しく論理的に使えるようにならないといけない。
こんなことは、もうすでに基本中の基本の話なのだ。
とにかく今までと発想を変えるしかない。
新しい世界を受け入れて、前に向かって進んでいくしかないと思うのだ。
(2022/8/29) -
Posted by ブクログ
<目次>
はじもに2極化が加速する、ポストコロナの働きかた
第1章ビジネスの2極化、この進化圧に乗るか、淘汰か
第2章働き方の2極化、武器になるツールを手に入れる
第3章人材の2極化、こんな個人がニューエリートになる
第4章偏執的な個人が活躍する社会への道
おわりに、資産バブル、格差拡大、資本主義の危機、
テクノロジーと生産性
P68 SLACK
P92 ビデオプレゼンツール、MMHMM
P121 WEBサイトを自分で作る、SQUARESPACE、WIX
著者のことは、まったく知りませんでした。
書店で、キラキラ光る不思議な装丁の本がビジネス書の
コーナーにると思って手にとったものです
刺激になる内容で、おいてきぼりになっている自分の
位置の確認をさせられました。 -
Posted by ブクログ
担当業務がこれまでの領域とあまりにも異なったので、ハウツーばかり読んでいて、最近古典など読めていなかったが、久しぶりに読もうという気持ちになれた。
しかし、まだまだ学ぶべきことが多いと自分の無学を恥ずかしく思う。がんばらねば。
経営の意思決定をする際に、例えばオプションA、B、Cがあったとする。当たり前の話ですが、どの選択肢が一番優れているかは事前には分からない。どんなに分析して予測しても、実際にやってみなければ分からない面がある。だとすれば、事前に最も強固な拠りどころとなるのは、その人の中にある「論理的な確信」しかない。
それは、具体的なレベルで仮定に仮定を重ねて、各オプションの期待値を計算してくような作業ではなく、物事を単純化して「要するにこういうことだ」と本質をつかみ、自らの確信に基づいて決断するということです。
この「論理的な確信」の淵源となるものが教養なのだと思います。教養のない人には重大な意思決定は任せられません。 -
Posted by ブクログ
普段から自分でも限りなく近い事を考えている。
自分自身を翻っての復習読書だ。
とにかく「インプットをしないとアウトプットできない」は常に感じている事だ。
逆に言うと、無理矢理アウトプットしようと思えば、いいインプットを探すという事になる。
実際に普段からアウトプットを行ってないと、こう書かれても腹落ちしないだろう。
著者も1つアウトプットするために、何度もググっているという。
有料の新聞雑誌にあらず、ネットでのググり。
一瞬「それでいいの?」と思うのだが、その質の高め方が大事なのだろう。
信頼できる記事なのか?
裏ドリの為のリサーチも当然必要だ。だが、裏ドリだけが本質ではない。
その情報の感度。そして温度。
その感覚は難しいが、精度を高めるためには、感性そのものを磨くしかない。
出来るだけ一次情報を掴む事。
誰かが取材した記事を元にして、さらに別な人が書いた文章を、またそこでコピペしたのでは意味がない。
コピペではなく自分の言葉に置き換えて。
これらはイン・アウトを繰り返す中で高めていくしかないだろう。
そしてもう一つ大切な事が書かれている。
「文章を分かりやすくすること」だ。
これにも激しく共感だ。
一例で「ランドセルとは何か?を説明せよ」が出てくるが、確かに読書感想文を書かせるスキルよりもよほど必要なのではないか?と思う。
小学生にはこういう作文をさせた方がいい。
今会社でも本当に説明下手な人が多過ぎる。
プレゼン力よりも、根本的に要領を得てない事が多い。
つまり本質を掴めてないのだ。
さらに的確に伝えるというスキルそのものも不足している。
まさに「ランドセルとは何か?を説明せよ」だ。
本書ではプレゼンスキルについても触れている。
理想はパワポ画面無しで説明すること。
今の自分では試した事はないが、機会があればチャレンジしてみたい。
究極は「本日はお日柄もよく」伝説のスピーチライターと通じるものがあるだろう。
何を理解してどう伝えるか?
プレゼン力と合わせてスピーチ力。
日々「アウトプット」を繰り返してスキルを高めていくしかない。
すごく大事なのだ。
(2020/2/20) -
Posted by ブクログ
・アウトプットの継続
社外に向けたアウトプットの継続には、二つの効果がある。一つ目はパーソナルブランディング。二つ目は自分自身の成長。
パーソナルブランディングにより、個人の信用が高まり、発言に耳を傾けてもらえるようになる。例えば、著者が顔を見せるだけで商談がうまく進んだことや、スピーカーとしてカンファレンスに招待されるようになったことが挙げられている。
インプットとアウトプットの相乗効果により、自分自身が成長できる。アウトプットを継続していると、知識が頭の中に整理されて蓄積される。インプットとアウトプットは車の両輪のような関係であり、インプットの継続も必要である。
・アウトプットの参考書
「理科系の作文技術」がよい。文章に求められるのは、情報の伝わりやすさである。そのためには、正確かつ簡潔であることが必要。文章は情報を伝えるためのツールに過ぎない。
・プレゼンテーションのコツ
最も伝えたいこと=おみやげを理解してもらうことに注力するべき。そのためには、スライドではなく自分自身がプレゼンの主役になる必要があり、自分自身を印象付けることが重要である。
ジョブズのプレゼンが最も良いお手本である。文字が極めて少ないスライド、あえてスライドに書かずに自身の口から伝えられる情報、次のスライドに移る際にスライド移行より一歩先に話し始める手法などにより、自分自身および自分の言葉に注意を引き付けることができる。
・初対面の話題
初対面の話題では、その人が普段何をしているのか、どういう仕事をしているのかを真っ先に聞く。形式的なあいさつ、時事ネタや天気などの話題で貴重な時間を潰してはいけない。
早い段階で、自分がハマっていることを伝えて、相手が食いついてきたら深掘りする。同時に、相手がハマっていることを見極めながら聞き出す。どんな人にも承認欲求があり、突っつくと出てくる話題のツボがある。
・その他
知識集約型ビジネスは、頭脳が生み出す「価値」そのものに対価を払ってもらうビジネスモデルである。これに対して、労働集約型ビジネスは、人月コストに適度な利益率を上乗せしたものを対価として請求するビジネスモデルである。 -
Posted by ブクログ
今、考えていることが言語化されている部分がありよい。
以下、備忘記録。
アウトプットにリスクなんてない。途中でやめてしまっても誰にも文句は言われない。
アウトプットをする際に大切なことは、インプットの時に出来るだけ生の情報を直接受け取ること。一次情報に触れ、それに基づいた自分なりの解釈をする。このプロセスを繰り返すことがあるべきアウトプット。
作文の授業で子供達に出すべき課題は、本を読んだ感想ではなく、情報を伝える描写力を求める内容であるべき
よくあるのが、フェイスブックやブログでその日にあったことをただ書き連ねているアウトプットもどき
どうすれば好きなことを見つけられるのか、1つの方法として、ベーシックインカムが導入されたら、あなたは何をするか?、と考えてみること
合理的な文章とは、論理の流れがはっきりとしていて、明快で簡潔な文章。余計なことは書かずに必要なことだけを漏れなく順序だてて記述した文章。何が伝えたいのかがはっきりした文章
結局、インプットとアウトプットは車の両輪。アウトプットのためにはインプットが必要。
事実としてアウトプットするときもあれば、ときに、仮説をアウトプットすることもある。
興味のある分野が同じ人との対話が思考のイノベーションを生む
-
Posted by ブクログ
前作「あなたの仕事はなぜ終わらないのか」を読んで中島さんを知って今回も新刊が出てたのを知って大変興味深く読んだ。今自分はまさに本を読んで(マンガも含めて)ひたすらその感想をブログにあげるというアウトプットをアメブロでしているが(この文章もまさにそれ)半年ほどでいよいよ楽しくなってきている。飽きることを知らない状態だ。続けていくとそのうちモチベーションが下火になったり他に目移りしたりすることもあるだろうがずっと続けていこうと思う。中島さんのようなアルファブロガーになるのが夢である。あと動画もやはりそのうちやっていきたいと思う。mori tuberの爆誕する日も近いだろう。語呂が悪い。