中島聡のレビュー一覧
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本書のタイトルである「人生がアウトプットで決まる」というのは、平たく言うと自分の熱中できることを探すことだと感じました。
タイトルからして、アウトプットの先にあるものについて書かれていると思いましたが、アウトプットをしていくことで人生が深まっていくという趣旨です。
帯に書いてある、人生はアウトプットゼロで生きるには長すぎるという表現がこの本の本質です、そのためアウトプットする際に大切なことや文章の書き方などが内容の大半を占めます。
ブログ、Twitter、YouTubeなど、何か発信している方や人に伝えたい気持ちがある方はとても参考になると思いますし、仕事でプレゼンや周囲を動かす必要がある方 -
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リモートワークできる仕事をしていること、
Zoomなどの遠隔会議は悪であると理解し
Slackなどの共同作業支援ツールを
つかいこなせること。
これがこれからの時代に必要な働き方ととく。
他社を変革させる暇があれば、
自分で業界を変えるサービスを作るべき、
というフルスタックベンチャーの考え方は、
まさにその通りだと思う。
提案書や仕様書などではなく、
動くものをつくれるのは、大きなアドバンテージ。
日本の大企業は、ベンダーコントロールが仕事に
なっていて、エンジニアたちが喜びを
見出せていない。
これもその通りだ。
いろいろと考えさせてくれる良い本。
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ネタバレ 購入済み
期限に余裕を持てる様になる
もっと効率的に仕事できるようになれるコツとかないかなぁと思っているときに出会ったのがこの本。
午前中に集中してその日やるべきことの8割を終わらせてしまうということや、仕事の期限に対して始めの2割の期間中に8割位の仕事を終わらせるようにその期間中は通常の数十倍の本気を出すという内容はこれからの仕事にすぐにでも応用できそう。
また時間術だけでなく後半部分では、それまで語られてきた時間術を使う以前に自分が集中できるような仕事とは何かという根本的な内容にまで及んでいる。嫌なことは最速で終わらせ、自分の本当にやりたいことに時間を捧げる人生にしてほしいという筆者のメッセージがとても伝わってきた。この本を読 -
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投資する際にどれだけ当事者意識を持てるかというのがキーワードとなるメタトレンド投資。
メタトレンド投資とは社会の変化を先読みし企業の株を長期保有すること。(社会全体がどの方向へ向かうのかを捉える)
投資を企業を応援する推し活と考えるのは面白い。
かといって最低でも3年間は倒産せずに続けられるか資金的な体力があるか見極める必要はあるけど。
さらに、熱狂しすぎて、冷静な判断力、客観的な視点を失ってないか自省する。
アメリカの企業は『人件費を削減できれば、そのぶん利益率が向上する。ならば、より安価な機械に置き換えよう』と合理的な判断を下すけど、日本は雇用の安定を重視する傾向があり、企業としての -
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著者の前作を読んで感銘を受け、他の本を読んでみたいと思って買った本。パーソナルブランディングが素晴らしいのはコーポレートブランディングより広告の費用対効果が高い事、はなるほどな、と思ったが、全体的には前の著書の方が面白かった。
人間、自分に利害があるものに対しては、自然と興味が湧く。聞く:話す=7:3。全員がPMで移動する社会はドラえもんのブリキのラビリンスを思い出させる。せっかくプレゼンや講演を聞いてくれた人に、私が伝えたかったメッセージをおみやげとして持って帰ってもらう。批判コメントが送られてくると反論したくなるかもしれません、しかし話は平行線を辿るのが関の山、たとえ論破しても論点を変え -
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凄まじい経歴の著者の時間の使い方について。
経歴から一般人とはかけ離れすぎて、紹介されている手法も現実離れした気がしなくもないが、作中で紹介されるダメな例が自身に刺さりすぎることもあってできるところから取り入れようと思えた。
この手のビジネス本?はほぼ初めて読んだが、自分と同じような状況に悩んでいる人が多いのだろうど感じさせられた。
大まかには以下
・ロケットスタート時間術。タスクを最初の2割の期間で8割終わらせる。それができなければ期間の延長を申し出る。
・頭より先に手を動かす。手を動かし始めないと頭も働かない。
・マルチタスクは絶対にしない。
ラストスパート型の考えは悪、というのが図星 -
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朝型の生活に変えてから、時間の使い方がこんなにも変わるとは思わなかった。以前の私は、仕事の多くを締め切り間際まで放置し、最後の数日で慌てて仕上げる「ラストスパート型」そのもの。徹夜や延長でなんとかやり切ることもあったが、終わらないことも多く、常に疲弊していた。そんな私に衝撃を与えたのが『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』だ。著者の中島聡さんは、締め切りの最初の2割の時間で8割を終わらせる「ロケットスタート時間術」を提唱する。最初は「そんな無茶な」と思ったが、読み進めるうちにその合理性に納得した。仕事はやってみないと本当の難易度がわからない。だからこそ、最初に全力で形にしてしまえば、残りの時間
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1. メタトレンド投資とは?
過去データに基づくテクニカルやファンダメンタル分析ではなく、「社会構造を長期的に変革する大きな潮流(メタトレンド)」に注目する投資法です。AI、ロボティクス、宇宙・ドローン、VR/AR、データ資本主義といった長期的成長テーマに焦点を当て、時に出遅れても十分なリターンが得られる場合があると説いています 。
2. 投資判断の軸
技術直感と自分ごと感:「ピンと来る」技術、理解できる領域に重点を置く。
経営者の“熱量”:未来を語るCEOへの共感が長期保有の判断材料に 。
推し活投資:自分自身や家族の実体験や生活にリンクした企業へ投資するスタイル 。
リスク管理と分散:A