【感想・ネタバレ】シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのかのレビュー

あらすじ

●実際Web3って、何なのか? ポジショントーク抜きの本当のWeb3
・Web3については、参加のハードルが高いものもあり、ビジネスの実態が今一つつかみにくいところも多い。そこで本書では、(1)Web3の基本から、(2)実際にどんな企業がどんな事業をしているのか、(3)現在Web3はどんな地点にいて、今後どうなっていくと考えられるのか、図解や事例を踏まえながら解説していきます。

●PC黎明期からWeb1.0、2.0、モバイル…と常に最先端を走る著者ならではの解説と、これからうまくいく人の行動原理
・Voicy等でも活躍中の著者は、PC黎明期からコンピュータ業界に携わり、マイクロソフトでも先見的なエンジニアとして活躍。現在もWeb3の核は何かとプロジェクトをスタートさせています。そうした著者ならではの視点や、技術の変化を踏まえていかに動いていくかという仕事の仕方は、すべてのビジネスパーソンに必見の内容です。

※内容的に、過去に販売されていた中島さん著の電子書籍『中学生にもわかるWeb3』と一部被る部分がございます

※カバー画像が異なる場合があります。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

私のように、技術面に詳しくない読者であっても、Web3の概要、現状の課題、今後の可能性など掴める1冊。中島さんの体験談も交えられ、読み物として面白かった。

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2024年06月05日

Posted by ブクログ

中島さんのファンでありメルマガ読者でもあるので買ってみた本。メルマガの内容と主張は同じだが、Web3について体系的にわかりやすく説明されたていた。
よく情報発信しているのは「ブロックチェーンの理論的な専門家」「Web3に投資するベンチャーキャピタル」だが、中島さんは超優秀なソフトウェアエンジニアとしてWeb3分野にどっぷり飛び込んで得たインサイトを共有しており、よくある情報発信とは解像度の高さが異なると感じた。

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2023年02月25日

Posted by ブクログ

中島聡さんの著書は初めて読んだがとても読み進めやすかった。Web3について、ネット素人がすぐに理解できる内容ではなかったが、著者の最先端にいるからこそわかる知識や先見の目は意見としてとても参考になった。

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2025年06月04日

Posted by ブクログ

中島さんに惹かれるのは、発言のどこかにいつも誠実で清らかな人格を感じさせてくれるからだ。まさにそんな中島さんらしい視点でweb3を解説してくれている。これからますます広がっていく世界に対して、理想と現実を正しく把握してどのように自分が向き合っていくべきか、考えさせられた。

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2025年06月01日

Posted by ブクログ

中島聡さんの経歴を知らずに読んだらびっくり。

レジェンドってこういう人のこと。

中島さんがいなければ、右クリックがなかった未来だったとは。

初版から1年以上経った今は、Web3ってどうなってんだろう。

NFTは、YouTubeで学習済みだったから、何となくわかったつもりで読むことができたけれど、DAOのイメージが難しい。
簡単にまとめると、ブロックチェーン技術を利用した、特定の管理者がいない組織ってことでいいのかな。
多数決で決めるって方法を運用に使う時点で、あまり好きじゃないかもって印象だけれど、体験したことないから、とりあえず使ってみたいな。

NFTは、推し活にめちゃくちゃ使えそうな気がする。
もうすでに世の中に浸透しつつあるのかなぁ。
ただ、詐欺にもめちゃくちゃ使えそうな気もする。

どんな素晴らしい技術もマネーゲームに使われがち。

中島さんのような有能な方たちがWeb3を正しい方向へ導いて、Windows95の時のようなパラダイムシフトが起こることを期待しよう。

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2024年09月14日

Posted by ブクログ

エンジニアである著者が実際に‘手で動かして‘経験したこと、これからのweb3の未来についての独自の展開を述べられていた内容がとても説得力があった。

私はこの本を読んでweb3にとても興奮したと同時に現状は本当に黎明期なのだと感じた。

これからエンジニアになるなら結構夢があるんじゃないかなとも思う

とにかくweb3で税制関連のことが解決できそうな未来を感じた。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

元マイクロソフトのエンジニア(プログラマー)で、投資家でもある著者による、Web3ビジネスの現在地の解説。
仮想通貨やNFTにおける投機的なブームが終わり、これからは社会に役に立つサービスが立ち上がってくるはず。それに関わるためにも自分でプログラムを書き、動いていこう、という内容。
Web3という正直よくわからないブームを冷静に捉えているところは参考になった。ただ、後半は著者のこれまでのプログラマーとしての業績の紹介が中心。それよりもう少し、Web3についての評価を掘り下げた内容が読みたかった。

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2023年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Web3に関する初学者向けの本。概要を理解できる。
X2Earn関連の話題からスマートコントラクトまで幅広く扱っている書籍であり、概要を理解するには非常に良い。
SandboxやRKTFTなどの事例も扱っていて(なぜかメタバースが扱われているのは謎だが)読者にもイメージしやすい。
ただこの本で重要なのは一番最後の章であり、コードをかけないと(例えばオンチェーン上にデータを書くなど)、今後のトレンドには追いつけなくなるという真理が一番刺さったので、興味があれば最後の章だけでも読むことをおすすめしたい。

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2023年03月05日

Posted by ブクログ

ウェブネットワークは、web1→web2→web3へと変遷。web3はブロックチェーンを活用する非集権的なサービスの世界を意味する。web3の世界が、社会的な価値をいかに見出せるのか、これからが楽しみである。

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2023年02月12日

Posted by ブクログ

米マイクロソフトで数々の功績を残した“生ける伝説”エンジニアがWeb3を解説した一冊。現役プログラマーである著者が実際に手を動かしてコードを書いて「現在のWeb3は何が出来るのか?」を調べているので抽象的な説明に終始して実装の話がすっぽり抜け落ちている凡百の書籍とは深度が違う。著者は必ずしもWeb3否定派ではないが、正直なところ読後感としては「今Web3と謳われているものはほとんどポンジスキーム詐欺なのでは?」という疑念が確信に近付いた気はする。ただし、Web3の構成要素である個々の技術への興味は強まった。

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2023年01月31日

Posted by ブクログ

Web3とは、ブロックチェーンを中心とした
新しいネットワーク。

たくさんのコンピュータがつながり、
全体として一つのデータを保証する仕組みが
ブロックチェーン。
ブロックチェーン上のデータをつかい、
誰に対してどのような支払いを行うか、
=プロセスを規定するスマートコントラクト。
このスマートコントラクトにより、
誰かが管理することなく、動く仕組みが、
DAO decentralized autonomous organization 。

ということが、よく分かった。

新しい概念を学ぶには、本や論文を読むだけでなく自分で試すことで第一人者になれる。
これがもっとも良い勉強法である。
人を動かすには、実際に動くものを作って
見せること。

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2023年01月29日

Posted by ブクログ

読み終わって感じたこと

 ・中央集権的なものに相対するものをweb3と理解していたが、筆者の考え方は組織体そのものが機能している段階でweb3的でないと感じてる点、視野が広まった。

 ・トラストレスであり、パーミッションレスであり、ただただスマートコントラクトのコードがあるだけ。code is lawな環境があり、その公共財を皆で構築・共有していくことがweb3なんだろうと思った。

 ・自分は某ガバナンストークンを買いまくってるポジショントークではあるものの、究極的なweb3に到達する過程において、組織が呼び水を起こすことは必要な過程だと思うし、筆者もまた、経歴が技術者であるゆえのポジショントークでもあるように感じた。

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2023年01月22日

Posted by ブクログ

Web3に関する概要を知ることができた。
1エンジニアとして結局は、いつまでも新しい分野に飛び込んで、コードを実際に書くことの重要性を再認識。
Web3時代に重要なのは社会的な価値を提供すること。
そのうえで、Web2の大手による広告の時代から、我々クリエイターの時代が取り戻せる。

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2023年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

⚪︎そもそもWeb3とは
Web1.0=コンテンツをサービス事業者が提供するサービス。運営者と利用者がはっきり分かれている。
Web2.0=コンテンツをユーザ自身が提供するサービス。Instagram、X、YouTubeなど
Web3=ブロックチェーンを活用した特定のサービス事業者に依存せず、人手を借りずに自律的に運営されるサービス。

⚪︎スマートコントラクトとは
ブロックチェーン上にデプロイされたアプリなどのサービスにおいて、発生する取引を人手を介さずに自律的に履行させる事ができるプログラム

⚪︎NFTとは
Non-Fungible Tokenの略で代替不可能なトークン。デジタル鑑定書のようなもの。希少性がイコール価値となり値段がつく。今後高く売れるかもしれないという期待によって飲み値段が決まるため、先行者だけが得をする仕組み。ぽん字スキームやねずみ講とビジネスモデルは一緒。

⚪︎Web3は出る釘を探しているハンマー
使い方がはっきりしていない技術が先にあり、後からニーズを探している状態

⚪︎手を動かして自分でローンチする経験を積め
市場調査して、消費者のニーズや市場規模を把握してから開発するというアプローチはダメ。そもそもの消費者があまり少なく、顕在化していない重要なニーズが発見できない。その発見のためにもまず手を動かせ。個々のエンジニアが起こす小さなイノベーションが企業によって上手に引き出されれば、世界を変えるような大きなイノベーションにつながる。これは非常に重要な観点だと思った。

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

元MSの中島さんが実際にWeb3でモノを作って色々と経験したことを纏めた本。やや中だるみ感はありましたが、1章、4章辺りは非常に興味深く読めた。

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2024年03月12日

Posted by ブクログ

最終章が特に面白かった。
エンジニアとしての生き方、日本のIT産業の歪な構造(多重請負)などなど。
エンジニアはとにかく手を動かせ、これには響いたな...(エンジニアじゃないけど)

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2023年12月05日

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