秀香穂里のレビュー一覧
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ネタバレ睡眠障害を持つ受さんと、割と前向きな攻様のお話。
前半は少しサスペンス風味に出来ておりまして、記憶を失った受さんが
『自分は人を殺した』とノイローゼちっくになってます。
紆余曲折あって、攻様と恋人同士になったものの、そこで終われば
いいものを後半に突入と同時に鬱展開フルパワー。
いやぁ……なんといいますか、BL読んでる気になれなかったです。
ベースはしっかりしているのでぐいぐい読ませてくれますが、
どうにも受さんも攻様も『闇』が濃すぎて、同族相哀れむというか、
傷の舐めあいというか……。
受さんが暗すぎて攻様に依存しすぎてて、なんだか感情移入が
できなかったです。
面白かったですけどね。
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ネタバレ主人公は、一流ホテルの黒いうわさを暴こうと潜入したフリーライター・唯。
唯は、ホテルの支配人・沖田の秘書見習いとして潜入取材を始めるが、トップの風格を備えた精悍な風貌と、大胆に改革する才能――沖田と行動を共にするうちに、強烈に惹かれていく。
とうような話。
早々に沖田には唯の招待はばれてしまって、それどころか無理やり抱かれちゃったりしたのだけれど、結局、負けん気の強さから沖田の秘書としての日々を送っていて、もともと唯だってフリーでライターをできる程度には頭のキレる方なので、沖田の問いにも素人なりの率直でまっすぐな忌憚のない意見を返して……と。
できる男二人の緊張感のあるやり取りがあ -
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攻め:ホテル支配人・沖田恭一
受け:フリーライター・花岡唯
フリーライターの花岡は外資系のホテルで支配人の沖田にまつわる黒い噂を確かめスクープとしてすっぱ抜く為に秘書見習いという形で潜入した。
間近で見る沖田の手腕は確かなもので、傾きかけたホテルをわずか3年で立て直した実力があった。
プレジデンシャル・スィートって総支配人なら使えるんですか?な疑問はさておき、華やかなホテルの舞台裏がかいま見える話にワクワクしました。
受けが相手を好きになるきっかけが若干弱い気がしたものの、結構ちゃんと自分の気持ちを認識していたのでサクサク進んでいったかも。
Hは2回。普通かなぁ。 -
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ネタバレファンタジーテイストのお話。
玩具メーカーに就職したものの、本当は開発部に配属を希望していたのに営業に配属された旗野は仕事に対して不満を抱えていた。
そんな彼が、酒を飲んだ後に迷い込んだのは、アンティーク雑貨店兼喫茶店。
そこの店主である岡本は、長い髪をした個性的な美形。
押し付けがましくない彼に惹かれるようについつい仕事の愚痴を話してしまった旗野は、店を出る間際に「秘めた願望が夢で見られる」というキャンドルを6個買わされてしまう。
まさかそんなはずはないだろうと思いながらも、その晩キャンドルを灯しながら眠りについた旗野の夢には店で別れたはずの岡本が恋人として出てきたのである。
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同居も長くなり暁の存在が心地よく感じるようになり、それが今までの自分と違うことに戸惑いながら許容している諒一。
諒一には大学生の時真剣に好きになったのに冷たく別れられてしまった相手がいて、7年経って偶然に再会してしまう。
てっきり過去を乗り越えたと思っていたのに全く乗り越えて無かった自分にいらいらしてしまう。
そして暁も帯から紹介されたフォトグラファーのアシスタントをすることで暁らしさが失われていって…。
1巻で所々に出ていた諒一のトラウマはこれだったのか!の巻でした。
これは諒一でなくても壊れる。そこまで若い相手を壊す帯、怖いよ。しかも7年経っても衰えるどころか更に磨きが掛かってるし。
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ポルノ作家×大学生(アパート管理人代理)
管理人をしていた祖父が倒れたことで、オンボロアパートの管理人をすることになった主人公。
ナンバーワンキャバ嬢、元子役の売れっ子ホスト、9-17時勤務のパチプロ、そしてポルノ作家と曲者揃いの住人に翻弄されながらも、なんとか管理人として仕事をこなしていく。
ある日、住人の一人が捨てたごみ袋の中から書き損じのポルノ小説を発見。その主である本人から著作であるという小説をもらって読んでみると、その話の巧みさと淫靡さに下半身が刺激されてしまう。
「どの場面で発情する?」
テーマがテーマなので、中身も濃厚なのかなーとおもったら、そこまでではないです。
たしかにエ -
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本屋で適当に物色して、数頁で「つまらん!」と放置していた本。
昨日、友人の読書ブログで、なかなかの高評価なのを読み、再チャレンジ。
ええええ~~~全然つまらなくないやん。
読み応えあるやん。
出会ったばかりでいきなり食事に誘ったりする主人公がどうしても軽薄に見えたり、それでか物語全体うすっぺらなんじゃないか?と感じてたんだけど、なかなかどうして、前向きで積極的で、でもちゃんと自分のことも相手のことも深く考えられる主人公は結構な男前でしたw
途中から、左右逆転して読んでたよ(笑)
ラストのシーンで押し倒されてて、あ、そうや、こいつ受けやった(笑)
こんな男前な彼氏に愛されて、高田さん果報者だ -
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攻め:永瀬敬吾
受け:深見優一
小学生の時に敬吾が転校してきて以来、学校も会社も同じという間を優一は心地よく思っている。
敬吾は両親との不和から頑なだが優一に対しては優しく真摯であり、しかもとても優秀で優一にとって自慢の親友である。
そんな折り新しく上司として配属された奥村が優一にちょっかいをかけたことで、敬吾が優一を犯してしまう。そして二人の関係に変化がおきて…。
受け子ちゃんがもっと弱くて流されるタイプなのかと思いきや、流されないどころか相容れない奥村に対して反論するなど実は男気のある男でした。
敬吾の執着も最初は分かったのですが、途中からはまあ、ある意味BLには有りがちな執着で、 -
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くちびるに銀の弾丸の第二弾。
攻め:澤村朗
受け:水嶋弘貴
ゲーム業界トップディレクター・水嶋作のゲーム『ぼくのおやすみ』は異例のヒットになり、それに合わせて第二弾の続編制作が決まった。
恋人である澤村は今回も広報を仕切るつもりでいたのに、メンバーから外れていて。しかも音響担当に新しく加わった烏堂が水嶋の元カレと知り。
標題作は水嶋の気持ちを図りかねてる澤村の話。付き合って1年、そろそろ慣れも出てきていて、水嶋の元カレの出現で水嶋の気持ちを把握出来てない澤村が水嶋を問いつめ、しかし水嶋がちゃんと自分の気持ちを伝えて二人が更に結びついたのが良かった。
『くちびるに未来の約束』
同居を -
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攻め:澤村
受け:水嶋寛貴
ゲーム会社で広報をしている澤村は節操無しで合コンで出会う女性とも1度限りとしている自他共に認める遊び人。
しかしその自信は仕事にも裏打ちされていてやり手の広報マンと自負している。
次の仕事は、新しく移籍してきた業界トップディレクター・水嶋の新作。
水嶋は端正な顔立ちにストイックさで…。
著者も書いていますが澤村がホントに人でなし(笑)
男に興味なんて無かったのに水嶋の思いを自覚してからつまみ食い気分で水嶋に接する。元々ノンケだから最後まで行くことはしないけどそれに近いところまでは行っていて、それなのに澤村にとってはやはり遊び気分。
とはいえ、年上で何事にも -
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ネタバレ読み終えて・・・受けと攻めが始終いちゃついてるような印象しかない^^;
いや、初っ端から受けは散々なんだけどもね。
タイトルが黒い愛情だからどんだけドロドロするのかな~?
なんて思ってたけどそれほどでもないし。
自分的にドロドロしてたのは攻めと受けの過去?ぐらい。
最後はちゃんとしたハッピーエンドで後味悪くないです。
うん、というかもっとエロくてもいいかな。
エロ好きでごめんなさい;
それはそうとストーカー一歩手前?の受けの親友君。
彼のその後が気になります。
明らかに攻受けフラグですよね!?
調教されるってことは突っ込まれるってことだよね?←
複数調教だと思うけど誰か一人に依存していちゃつけ