秀香穂里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
攻め:北原
受け:椎堂
六本木でクラブを経営する椎堂は裏で客とデートクラブのようなこともしている金の亡者。
そこまでになったのにはツラい過去があって…。
エロシーン長かった(笑)
過去が結構悲惨で重いからレーターさんのイメージは少し可愛すぎるかな。
あと、眼鏡クラブというある意味コスプレ系クラブを舞台にしてる割には内容に眼鏡は殆ど関係ない。ただ客入りがいいから眼鏡装着してるクラブのシチュだけという。
眼鏡萌え的にはイマイチ足りなかった。
でも後半エロシーン多くて長いので許す(笑)
ただ、ヤクザとの清算はどうするんですかね?
気掛かりだ…。
初めて見た絵師さんでした。裸体はまあまあかな。顔にもう少し魅力があれば(あるカットとないカットが) -
Posted by ブクログ
ネタバレ大手出版社の編集者である篠原遼路は、急遽不本意ながら故郷の金沢へ戻った。
遼路の実家は老舗の旅館で、あとをつぐものだと思われていた遼路の兄が男の教え子と失踪し、父が倒れたため、期間限定で手伝うために帰ってきたのだ。
母親には休職したと嘘をついたけれど、実は東京でのゴタゴタに疲れた遼路は、職場に辞表を出した上での帰郷であった。
さりとて、本当に旅館を継ぐ意思もなく、父が元気になれば、また東京に戻ることも考えている中途半端な状況であった。
戻れば早速仕事となり、不慣れな着物姿で旅館の若旦那業に苦労する遼路。
大体の人間は帰ってきた遼路に歓迎の姿勢を示してくれたけれども、唯一、若き料理長である鬼島龍司だけが何かと遼路に辛く当たってくる。
鬼島料理の腕は一流であり、また自分で中途半端な気持ちを抱えたまま若旦那業に就いているのはわかっている遼路は強く言い返すこともできない。
そんな中、遼路が東京を去ることを決意した原因の一つでもある元恋人が遼路に連絡を取ってきて……
という話でした。
元恋人に薬を盛られて、無理やり犯されそうになったところを逃げてきた遼路だったけれど、そのことを
今度は鬼島に気づかれて、鬼島に抱かれてしまう。
そのまま二人の関係は続いていくことになり、遼路は次第に鬼島に惹かれていくところに、鬼島に引き抜きの話が来て……
まぁ、最後はハッピーエンドなんですが。
何もかもから逃げてきた遼路が、旅館の仕事と恋愛と真剣に向き合うまでのお話。
ちょっと大人向けかもしれません。 -
Posted by ブクログ
攻め:吉葉貴志
受け:大河内尋
恵まれた環境で育ちアイドル顔と平均点以上の成績をキープする頭もある、三拍子揃った尋は退屈していた。将来の心配もないので大学4年でもまだぶらぶらしてい。今回の退屈しのぎのバイトは老舗一流料亭ビルの夜間警備の仕事。そつなくこなしてしまう尋は慣れた頃休憩時間にAVを見ながら自慰をしているところへ社長が入ってきて…。
社長がいきなり受けの自慰を手伝ってイかせる場面はエロかったけど、そもそも社長がなぜ夜中に警備員室に来たのかな?
尋が社長に惹かれていくのは初めて知った大人の仕事が出来る男の魅力だと思うけど、モテるであろう社長がなぜ受けを好きになるのか、ちょっと曖昧だったかな。
そしてそこそこ身体の関係が続いてきてるのに受けは“相手は自分の事をおもちゃ代わりに抱いてる”と悲壮感無く思っていて、しかも攻めが自分を疑ってもそのままにしてるのが、何だかなぁって感じた。の、割には好きらしいし…。
全体的に雰囲気で読む話だったかな。そもそも甘チャンな受けだったし。エチがしつこかったのでそこが良かったということでwww -
Posted by ブクログ
ネタバレ『他人同士』『大人同士』から続くこのシリーズ。恋愛をしつつも仕事に邁進する大人の男たちの姿がきちんと描かれていてとても好き。
男同士ならではの、意地やプライドのぶつかり合い、それでも相手を大切に思う気持ち。
小林と時田の仲を無意味に引っ掻き回した小林の元カレの勝手な不思議ちゃんぶりは許しがたいけど、それすら結果ふたりの絆を深めるいち要因になっただけ。
最後の結婚式に参列して、ふたりがふたりだけの誓いの言葉を交わすところがいい。
『祝婚歌』のくだりもとてもよかった。
このシリーズはこれで完結しちゃうのだろうか。暁と諒一のその後が知りたいな~。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の父が生まれた島、また自分も幼い頃に過ごした島を守りたい、と斎は思っていた。
ところが、自分の勤める不動産会社が、今や誰も暮らすことのなくなってしまった島を丸ごと買い取り、リゾート開発をしようという話が持ち上がる。
斎は必死に反対をしたけれど、大幅に島の地形を変えてしまおうという強硬派が社で主導権を握り、その視察の一環として島を訪れることになった。
斎はこの視察の最中に何としてでも、島の地形を変えてしまうような開発だけは止めさせようとその一行に同行する。
そこに案内人として現れたのが、褐色の肌をした島の青年・高良。
実は斎と高良は、十八年前にこの視まで夏を共に過ごしたことのある関係だった。
それ以来、音信普通となっていた高良との再会に、斎は喜ぶけれど、高良は厳しい顔を崩さない。
それは、開発者に対する島の人間の態度かとも考えたけれども、どうやらそれだけではないようだった。
チームは、様々な立場のものが入り混じっている状況で、お世辞にもチームワークがいいとは言い難い。
小さな揉め事を多々抱えながらも、水も電気も引かれてない都会では考えられない極限状態で、それぞれの人間の本性があらわになる。
そんなさなか、突然、チームの一人が謎の死を遂げてしまう。
一体、誰を信じたらいいのかわからない疑心暗鬼の空気が蔓延する中、斎は高良と行動を共にするけれど、高良は「おまえは俺のつがいなんだ」と謎の言葉を告げてきて――
という話でした。
ホラーとミステリーテイストもありつつのBL。
なかなか薄ら寒い話だったように思います。
ただ、話がこりすぎててイマイチしっくりこない。
というか、オチがあっけなさ過ぎたんですかね……?
なんだか気持ちがすっきりしない話でした。
それで二人でくっついてめでたしめでたしでいいのかなぁ――と。
まぁ、いろいろ言いたいことはいっぱいありますが、二人がいいのならそれでいいんだと思うしかないような気もします。 -
Posted by ブクログ
どうしても、3人称書きの部分に一人称が混じるのが気になってしょうがなかった…多分、文体の波長が合わないんだろうなぁ。冷静に粗筋を辿ると、初めから用意されていたヒントの上を貴志が歩き廻っている、と言う感じがして、左遷されてやさぐれてた所をがむしゃらに真相を追う、と言う新聞記者としての飢餓感で到達した、と言う感じがしなかったんだよなぁ。ネタはいつも他から提供されて、そこへのこのこ出て行って男に凌辱される、と…
自分を暴力的に凌辱した相手に愛情を抱いてしまう、と言う面で「虚偽」と言う感じが出ているのではなくて、一人の人間の分裂した人格を深く愛してしまう苦しみ・痛みの部分は後半凄く伝わるのだが、そう言う面と、事件を追う新聞記者としての主人公の物語の部分の描かれ方に統一感がない、と言う感じが上巻から抜けなくて、これは作者の文章力ではなくて、単に個人的に「合わない」と言う事だろうと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ大手建設会社の若きチーフ・デザイナー・緒方。
彼の次の仕事は、業界の第一線で活躍するアーティストを多数抱えたレコード会社の新社屋。
けれど、実はこの仕事、今大人気の新興のデザイン会社との合同の仕事であった。
大手の意地から、何としてでもイニシアチブを取りたい緒方たちだったが、相手の会社のデザイナーである堂島は、緒方の気持ちを知ってか知らずか、緒方との距離を近づけようとしてくる。
緒方は、己の才能を信じていたけれど、堂島のデザインを見て自分が打ちのめされたのを知った。
繊細でそれでいて大胆で――その確かな才能に見せられ、緒方の中で堂島がどんどん無視できない存在へとなっていく。
そして、二人で旅行に出かけた日。
堂島は緒方に、自身の恋心を露にした。
それっきり、堂島のことが頭から離れなくなってしまった緒方は――
という話でした。
かなり大人向けの恋愛話。
仕事もできて、稼ぎもきちんとあって、という大人な二人がお互いに仕事の才能をきっかけに惹かれ合って、最後はどうしようもなくなって、それでも余裕のポーズは崩さずに仕事は譲らずに、やる二人の話。
大人の恋愛ってこうありたいないー……と個人的には思いました。
読んでると少し背筋が伸びたような気がします。
だから最後も相手にゆだねるのではなく、まだまだ主導権は譲らない形でのハッピーエンドでした。 -
Posted by ブクログ
初読み。作者の作風を掴めてないせいか、主人公の記者・貴志が、情報を求めて突き進む度に男の凌辱されてしまうのは、貴志が雄を惹き寄せるフェロモンを出しているからなんだろうけども、この事件に足を踏み入れるまでの、社会部でばりばり働いていた間の貴志にはそう言う事が全く起こらず、本人が一向に気付いてないのか、落ちぶれて初めてその手の魅力が垂れ流されてしまっているのか、その辺の下りが書かれてないのがちょっと気になる。殺された被害者がいると言う事は、その被害者の葬儀などが行われている筈で、まず、被害者を特定するのに動く方が先なんじゃないかな、とか、ちょっと気になる事が多い。BL的な「事件」が起きる状況を書く為に貴志を動かしている、と言う作者のご都合主義的な部分が見えなくもない。リョウが二重人格者と言うのは、タイトルからも早々に想起してしまうので、その辺の驚きも少ない。辛口かもしれないけど、下巻を読んで「新聞記者もの」としての説得力が増すと信じて読む。