ひびき玲音のレビュー一覧
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ずっと気になっていたので、思い切って購入。
とりあえず、良くある架空の女子校のように、キャーキャー騒いでいるような学校ではなく、全体的に元気いっぱいな話ではない。元気がないわけではないが、落ち着いている。
登場人物は「現実はこんなんじゃないし!」といって鼻で笑う気にもなれないくらい皆お上品なお嬢様。ちなみに男は1人しか登場しない上に、他の登場人物からの扱いが結構雑。
歴史あるお嬢様学校、しかもカトリックな上に変わった制度もあり、表立って女の子同士がいちゃいちゃする訳じゃなく、「心が通じ合ってます」といった雰囲気がとても気に入った。ときめいた。 -
Posted by ブクログ
卒業式、まで。
までにする事は大量です。
しかしまさか私物争奪戦がくるとは…さすが!w
まったく2人で喋れる時間が取れないけれど
本能で何かを嗅ぎ分けている烏帽子子。
姉ともども、野生の勘が素晴らしい(笑)
式の下りは…ちょっとびっくり、というか
うっかりじ~んときてしまいました。
ここまで一致団結している高校生は
珍しいのではないでしょうか?
最後までエスパーのように行動した先輩。
前回の布石はこれだったのか!?w と言いたくなる
送別のプレゼント。
そんな冬を迎え、出会いの春は…悪しき慣例続出。
そして押しかけ状態の彼。
言われて思い出しました。 -
Posted by ブクログ
いつもの生活がいつまでも続く、とは限らない。
居心地の良い空間が終了する時
そこに居続けるために、どうすればいいか。
単純に考えれば、心太方式で出て行きますから
どうにかせねばなりません。
が、頑張り具合が違う方向な気がする…!!
そして委員はきちんと言いましょう。
それこそ『嫌い』であろうともw
しかしこれはまた…本人にとって、びっくり状態。
とはいえ、先に言われていたら、確実に
それについて討論が始まりそうですが。
それぞれがそれぞれで悩んでいますが
基本を押さえれば分かりやすいものです。
そこを視えないもの、とされるときついですが。
青春だな~という状態ですが、自分の時は
一体どうだったでしょう?
鉛筆だったか、ボールペンだったか…?? -
Posted by ブクログ
ネタバレ全然まったく期待せずに読んだんですけど。
「あれ、思ってたのと違って面白い……?」
ってなりました。
物語は、小学校からある名門女子校が舞台で。
その高校に通うあまり目立たない普通の女の子が主人公。
その高校には「姉妹(スール)」という制度があって、先輩にあたる上級生の「姉」が「妹」を導く、という理由でいつしか作られていたもの。
その多くの女子高生の中でも「紅薔薇」「白薔薇」「黄薔薇」と呼ばれる三年生たちは特別で、山百合会という一般には生徒会と呼ばれるような役割をそれぞれの「妹」たちとこなしている……というのが舞台設定。
物語の主人公は「紅薔薇」の「妹」である祥子が、主人公であるごくごく普通の祐巳をいきなり「妹」に指名したことから始まって……という話でした。
なんというか、祥子が見た目の描写どおりのお嬢様かと思えばまったくそういうわけでもないし、祐巳が自分では「大したことない」と思っているだけで、本当は「実はすごいんです」系女子かと思えばそれもそんなことなくて、薔薇様たちも、とんでもない人たちかと思えば、人をからかったり、心配してみたり、ごくごく普通の人たちでした。
逆に言えば、そのごくごく普通であることがちょっと拍子抜けって感じさせたりもするんだろうなって思うんですけど、でもまあ、女子高生ってこんな風に矛盾に満ちた生き物だったなあ……って、未だに中二病から抜け出せないBBAは思ったりもしました(笑)。
なんで、薔薇様たちなのに会の名前は「山百合会」なんだ、とか。
「妹」に渡すロザリオは、自前なのか? とか。
細かいことでツッコミたいことはいっぱいあるのだけれど、それはそれでもう「女子高生だから」で許せてしまいそうなくらい、等身大でした。
ちょっとぐらい性格が不安定だったり、女の子が女の子にヤキモチ焼いちゃったりするのも、思春期だからこその熱病的なもの、で許せちゃうくらいなんだか等身大だった。
疑問を全てぶっ飛ばしてしまうくらいの爽やかさがあって、個人的にはおもしろかった! と思える小説でした。
次の展開が楽しみですねー!