【感想・ネタバレ】マリア様がみてる1のレビュー

あらすじ

純粋培養(ばいよう)の乙女たちが集う、私立リリアン女学園。清く正しい学園生活を受け継いでいくため、高等部には「姉妹(スール)」と呼ばれるシステムが存在していた。ロザリオを授受する儀式を行って姉妹となることを誓うと、姉である先輩が後輩の妹を指導するのである。高等部に進学して、まだ姉を持っていなかった祐巳(ゆみ)は、憧れの『紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)』である二年生の祥子(さちこ)から、突然「姉妹宣言」をされるが!?

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本棚のサムネイル

本棚に表示される表紙のサムネイルのサイズが統一されていない
まとめて全巻買ったのだが少し気になる
出来れば直して貰いたいのだが…

以下追記
今日ストアを見たらサムネイルのサイズが統一されていました!
早速再DLします!
こういう事も書いてみるものですね、ありがとうございます。

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2013年06月14日

Posted by ブクログ

青春の百合小説
高校生の時全巻読みました。
田舎だったので都会の本屋さんにしかなく、月一で都会に出て買いに行きました。

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2023年06月10日

購入済み

アニメを観てました

アニメを観ていた時に大好きだったので思い切って大人買いしてしました。アニメよりも心情表現が繊細になりよりマリみてを楽しめました!

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2020年07月10日

Posted by ブクログ

今時珍しい純粋培養の乙女たちが集う私立リリアン女学園に在籍する福沢祐巳は、ある朝、憧れの先輩である小笠原祥子に呼び止められ、曲がったタイを注意され身だしなみを直される。そのことをきっかけに放課後薔薇の館を訪れるのだが……――?


高校の頃にアニメを制覇しましたが、原作は一度も手を付けたことがありませんでした。こうして読んでみるとなかなか驚くことが多い。祥子様ってこんなに我儘だったっけ、とか。アニメは若干オブラートに包んでいるシーンがあったんだなぁとか。
「それにしても、何でサファイアなのかしらね」
あれは名シーンだと思います。

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2019年09月03日

Posted by ブクログ

今野緒雪(著)、ひびき玲音(イラスト)による「マリア様がみてる」の第1巻です。本書は、1998年4月に発売されたので、今年が発売20周年アニバーサリーです。というわけで久しぶりに読みました。もう内容を覚えるくらいに何度も読んでいるのですが、やはり面白いです。そして、ラストの祥子様と祐巳のロザリオ授受の儀式のシーンが好きです。たぶん百合作品がこんなにアニメや漫画などに浸透したのも、マリみてのヒットがあったからと言っても過言ではないです。ちなみに水野蓉子様推しです。

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2018年03月28日

Posted by ブクログ

少女小説を読むのは初めてだったが、非常に面白かった。少女同士のやりとりが実に爽やかでとても好みである。
先輩たちの言動や行動には女性でなくともキュンとさせられます。この作品が女性だけでなく男性にも支持を受けたと聞いて納得。女性は憧れ、男性はこの女性同士でしか起こり得ない鮮やかな関係に魅了されるのであろう。

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2013年12月03日

購入済み

久しぶり

本当に久しぶりに読みました。
何か印象が変わったのは、私自身の環境の変化も大きいと思います。
変な時間に読みましたが貴重な体験でした、ありがとうございます。

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2013年07月26日

Posted by ブクログ

初めて手にした時すごいワクワクしたのを覚えている。ほのぼのとした学園生活の中で成長していく祐巳が可愛らしくて好きです。このシリーズがなかったら私はマリみてを見なかったと思う。

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2013年06月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメから入り読んだのですが、アニメとの相違点がちらほらあって楽しかったです。
それに何より、文庫本から入ると、登場キャラクターのイメージ図がとてつもなくあやふやなまま進んでしまって、あまり楽しめないかなと読み終えて思いました。
人物の見目描写があまりないので、アニメでしっかりとキャラクターを把握してからの方がいいと思います。

こまごまとしたアニメとの違いを拾おうと読んでいましたが、柏木さん同性愛者だったの!? しかも聖様普通にカミングアウトしてたの!?と、驚きました。
もうそこのインパクトが強すぎて。祥子様もかわいそうだけれど、柏木さんもかわいそうと言えばかわいそうなのでは。

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2013年06月16日

Posted by ブクログ

ミッションスクールのリリアン女学院を舞台とした生徒たちの麗しき友情を描いた作品。
女子校ということもさることながら、姉妹(スール)というシステム、薔薇様方をトップとした山百合会等々の独特の設定が物語を面白くする。

清楚で繊細で、どこかゆったりとした世界観の中で各キャラクターがしっかりと立っているのがとても読みやすい。

この巻は物語の主人公である祐巳がひょんなきっかけから憧れの存在の祥子と関わっていき学園祭を経て姉妹へ...物語はここから始まる。

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2013年01月06日

Posted by ブクログ

初めは山百合会メンバーの名称やスール制度など覚える事が多いと感じましたが、慣れてしまえば気にならなくなります。
文章は読みやすいです。大好きな作品です。

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2012年11月19日

Posted by ブクログ

マリみてファンな私である。
初めてコミケに行ったのも、マリみてのためだ。

当時、今のような知名度はなく、書店でコバルト文庫を買うのが死ぬほど恥ずかしかった事を記憶している。4巻がどこにも売っていなくて、自転車で本屋を探しまわったのも良い思い出だ。

登場人物がみんな暖かく、台詞がどれも気が利いていてクールだ。読者は、上級生に翻弄される平凡なお嬢様である主人公、福沢祐巳とともに、波瀾万丈な山百合会での生活を追体験していくことになる。

同人を中心としたマリみてブームや、アニメ化などにつれ、だんだん女子校コメディものと化していったのが気持ち残念ではあるが、熱が冷めた今でも、胸を張って好きといえる作品。

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2012年06月25日

Posted by ブクログ

ようやく到達した400エントリー目は、コバルト文庫の「マリア様がみてる」シリーズ。ミッション系女子高のリリアン女学園を舞台に、生徒たちの馨しき友情を描いた作品である。リリアン女学園の「姉妹制度」や、山百合会(リリアン女学園の生徒会)の「薔薇制度」などの秀逸な設定により、作中のエピソードがことごとく思春期女子同士の疑似的な恋愛関係を彷彿とさせるため、その手の作品が好きな人々の間で急激に人気が高まり、その後の「ソフト百合」ブームの先駆けとなった。そして、コミック化やドラマCD化などのメディアミックス展開を経て、2004年に放映されたアニメが大ヒットし、一気にメジャー作品に登りつめた。2010年には実写映画も公開されている。
原作は一応完結しているものの、現在でも番外編や後日談が散発的に発表されており、今年4月に39作目となる新刊「マリア様がみてる フェアウェルブーケ」がコバルト文庫から刊行されたところである。また、長沢智の作画によるコミック版が「ザ・マーガレット」誌で連載中であり、コミックスはマーガレットコミックスから9巻まで、コミック文庫版は5巻までそれぞれ刊行中。
私も学生時代からこの作品には大ハマリで、マシン名に「rosagigantea」や「rosachinensis」とつけてみたり、福岡天神の福家書店で開催された今野先生・ひびき先生のサイン会に出かけたりと、ずいぶん楽しませてもらった。懐かしい思い出である。

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2016年05月21日

Posted by ブクログ

名作。最初は「題名だけ知ってるー」と思って暇つぶしに手に取ったのだが、大ファンになってしまった。もっと瞳子とユミの絡みが見たかった。

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2012年02月29日

Posted by ブクログ

女子高生活への夢と憧れを、リアリティを持たせつつも華やかに描いたファンタジー作品。だと思う。祐巳はどこにでもいそうな、ごくごく普通の女子高生として描かれているけど、こんな絶妙な「純粋な平凡さ」を持った女子高生はいない。だからこそ、薔薇さま達との非日常が際立つのでしょう。こんな学校があったら入学したい。自分がまだ中学生とかだったら本気で危なかったかも…。

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2012年02月07日

Posted by ブクログ

リリアンの世界へギュっと引き込まれてしまう

平凡な一生徒ゆみと、学園で咲き誇る祥子さまと、
それを取り巻く面々のおはなし。


銀杏王子柏木さんもいい味でてる


シリーズ初巻

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2019年10月22日

Posted by ブクログ

女子校の姉妹(スール)制度って響きと絵の感じも好きだったので読み始めました。薔薇様という学園のアイドル的な方達を中心としたお嬢様学校ですが基本は学園ものです。
中学、高校の一種閉じた世界での友達同士の感覚とゆうか空気がわかるなーって思います。
キャラが多いのですが、それぞれ特徴があって好きなキャラが見つかると思います。好きなスール、薔薇様がたを探してみてください。
長編シリーズです。私は30冊くら位までみたかな?
外伝的なものとしてお釈迦様がみてる(主人公の弟がメイン)もあります。

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2018年07月10日

Posted by ブクログ

ずっと気になっていたので、思い切って購入。
とりあえず、良くある架空の女子校のように、キャーキャー騒いでいるような学校ではなく、全体的に元気いっぱいな話ではない。元気がないわけではないが、落ち着いている。
登場人物は「現実はこんなんじゃないし!」といって鼻で笑う気にもなれないくらい皆お上品なお嬢様。ちなみに男は1人しか登場しない上に、他の登場人物からの扱いが結構雑。
歴史あるお嬢様学校、しかもカトリックな上に変わった制度もあり、表立って女の子同士がいちゃいちゃする訳じゃなく、「心が通じ合ってます」といった雰囲気がとても気に入った。ときめいた。

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2016年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 全然まったく期待せずに読んだんですけど。
「あれ、思ってたのと違って面白い……?」
 ってなりました。

 物語は、小学校からある名門女子校が舞台で。
 その高校に通うあまり目立たない普通の女の子が主人公。
 その高校には「姉妹(スール)」という制度があって、先輩にあたる上級生の「姉」が「妹」を導く、という理由でいつしか作られていたもの。
 その多くの女子高生の中でも「紅薔薇」「白薔薇」「黄薔薇」と呼ばれる三年生たちは特別で、山百合会という一般には生徒会と呼ばれるような役割をそれぞれの「妹」たちとこなしている……というのが舞台設定。
 物語の主人公は「紅薔薇」の「妹」である祥子が、主人公であるごくごく普通の祐巳をいきなり「妹」に指名したことから始まって……という話でした。

 なんというか、祥子が見た目の描写どおりのお嬢様かと思えばまったくそういうわけでもないし、祐巳が自分では「大したことない」と思っているだけで、本当は「実はすごいんです」系女子かと思えばそれもそんなことなくて、薔薇様たちも、とんでもない人たちかと思えば、人をからかったり、心配してみたり、ごくごく普通の人たちでした。
 逆に言えば、そのごくごく普通であることがちょっと拍子抜けって感じさせたりもするんだろうなって思うんですけど、でもまあ、女子高生ってこんな風に矛盾に満ちた生き物だったなあ……って、未だに中二病から抜け出せないBBAは思ったりもしました(笑)。

 なんで、薔薇様たちなのに会の名前は「山百合会」なんだ、とか。
「妹」に渡すロザリオは、自前なのか? とか。

 細かいことでツッコミたいことはいっぱいあるのだけれど、それはそれでもう「女子高生だから」で許せてしまいそうなくらい、等身大でした。
 ちょっとぐらい性格が不安定だったり、女の子が女の子にヤキモチ焼いちゃったりするのも、思春期だからこその熱病的なもの、で許せちゃうくらいなんだか等身大だった。
 疑問を全てぶっ飛ばしてしまうくらいの爽やかさがあって、個人的にはおもしろかった! と思える小説でした。

 次の展開が楽しみですねー!

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2015年05月03日

Posted by ブクログ

純粋培養の乙女たちが集う、私立リリアン女学園。清く正しい学園生活を受け継いでいくため、高等部には「姉妹スール」と呼ばれるシステムが存在していた。ロザリオを授受する儀式を行って姉妹となることを誓うと、姉である先輩が後輩の妹を指導するのである。高等部に進学して、まだ姉を持っていなかった祐巳は、憧れの『赤薔薇のつぼみ』である二年生の祥子から、突然「姉妹宣言」をされが!?

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2014年03月11日

Posted by ブクログ

数年前にブームを起こしてアニメ化、映画化された作品です。
いま何冊出てますかね。
20冊は超えてると思うのですが。
ちなみに僕は全巻持っています。

話は私立リリアン女学園という格式のある女子校に通う何でもない高校生福沢祐巳がひょんなことから学校の憧れの人小笠原祥子さまにスールになるように迫られるという話です。
スールというのは姉妹という意味で、この学園では特別に先輩後輩がスールの約束をかわすことによって姉妹のような強い絆で結ばれるというシステムです。
その中でも山百合会と呼ばれる生徒会の役員たちは3薔薇と呼ばれていて学園中の憧れです。
小笠原祥子は紅薔薇様のプティスールであり紅薔薇のつぼみと呼ばれています。
基本紅薔薇のつぼみはお姉さまが卒業すると繰り上がりで紅薔薇となり生徒会役員になることになります。
祐巳は小笠原祥子とスールの約束を結ぶと来年は紅薔薇のつぼみ、再来年は紅薔薇となるということになります。
憧れの祥子さまのスールにはなりたいが、祥子さまへの気持ちはアイドルを見るような気持ちだった祐巳にとっては現実には実現することのないであろう夢だったのです。
それが現実になろうとしたときに祐巳は思わず祥子さまからの申し出を拒んでしまうのですが。。。

という感じで始まります。
『マリみて』は魅力的なキャラクターがたくさん登場するのですがこの巻では祐巳のクラスメイトで白薔薇のつぼみ藤堂志摩子さんが僕は好きです。
彼女はあることでとても強い悩みを持っているのですがそのことをお姉さまの白薔薇さまにも言えないでいます。
それが人物像に影を与えてとても印象深いキャラクターにしたてています。
藤堂志摩子は以前白薔薇さまと紅薔薇のつぼみ小笠原祥子がスールとしてとりあったほどの人なのです。
その話はまた他の巻でエピソードがありますので興味を持たれた方は読んでみてください。

とても面白い話なので読んでみて損はないです。

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2013年09月01日

Posted by ブクログ

今更ながら読んでみたけど、面白い
王道といえば王道のストーリーなんだろうけど、乙女たちのやりとりにきゅんきゅんくるなぁ~

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2013年07月27日

Posted by ブクログ

bookliveセール
言わずと知れた名作なんだけれども、ジャンルが違うから今まで読んでこなかった。もしかして、初コバルト?

内容に関しては、普段知らないもの、自分とは違う人種の描いている世界を知れたという点で高評価だけど、いつも通り、個人的な目新しさ補正入っている可能性あり。
続刊を買って読むか微妙なライン。

元ネタとしての知識が得られたのが一番の得かも。

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2013年06月15日

Posted by ブクログ

第1巻。女子高が舞台の、何気ない日々のお話。

リリアン女学園にはロザリオを授受して「姉妹」となる制度があり、姉妹になると姉が妹の面倒を見ることになる。
普通って感じの主人公・祐巳は、姉を持っていなかったのだけど、ひょんなことから憧れの祥子様に「姉妹」宣言されて!?

ザ・お嬢様ってかんじの祥子様と、普通な祐巳。接点なんてなさそうなのに、この2人の組み合わせがいい。
何が起こるというわけでもないんだけど、独特の空気を楽しむ作品なんじゃないかな。つい読んじゃう不思議な本。

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2013年05月25日

Posted by ブクログ

映画を見て、本を読みたいと思い読みました。
しかし祥子様、本当に気品があって素敵な女性ですね。
彼女が自分より年下なんて信じられないです。

「気高く美しい」
まさに薔薇にふさわしいかと。

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2012年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今頃になって読みました、「マリみて」始まりの話。
ちゃんと皆キャラがそのままですが、祐巳は最初こんなに
普通の子だったんだんだなぁという感じです。
ちゃんとこの物語から、祥子さまも祐巳を愛しちゃってたなぁ、
ですね。
柏木さんにふんぎりをつけられたのは、
大事な人が出来たからでしょう。

志摩子さんも最初は凄くキラキラしていたんだなぁ、です(笑)。
今回はぼんやりしか描かれず、親しくなってから同じクラスに
なった由乃ちゃんと違い、志摩子さんは「憧れのクラスメイト」
としてスタートしている。
そんな「憧れのクラスメイト」として見られる彼女は、
確かに祐巳が羨ましいだろうなぁ、ですね。
ホントは銀杏が大好きな普通の子なんだもの。

それは祥子さまも同じ、なんだけど、祥子さまは
のっけから可愛さと、お姉さまの心強さを見せ付けてくれますね。
でもこの頃は「つぼみ」であり上にもお姉さまがいるので
やっぱり可愛いです。

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2011年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

集英社コバルト文庫を読んだのは、小学生の頃以来だ……。
前田珠子の「破妖の剣」シリーズとか。遠い目。
本作は1998年初版。
いまアニメを一気見しているので、どんな文章なのかしらんと思って。
結構素直で読みやすい文体。
そりゃ読み手を想定したものだろうから。
またアニメを見てみても、むしろ耽美とか古風とかいう印象とは程遠く、そんな予断との落差でカラッとしているところや庶民的なところが魅力だと思っているので、そのアニメ通りだとも思う。
この振幅。
本棚に全巻並べたい欲望はあるが、そこまでの時間もスペースも。
まずはアニメを見切ることから。

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

そんなに巻数が出ていなかった頃から気になっていたものの、手に取らなかった作品ですが完結したという話を聞いて第一期をまとめ買いしちゃいました。

姉が妹を導くごとく先輩が後輩を導き、自分たちで秩序ある生活を送るための姉妹制度をもつリリアン女学園。
文化祭での舞台終了までの2週間で、ただの憧れの人に過ぎなかった祥子から妹になれと言われたり、学園でも恐れ多いと思われている山百合会という生徒会の面々と関わりあう。しかもそれだけでなく、姉Bの役でシンデレラの舞台に立つことになったりと、どこにでも居る一般生徒に過ぎなかった祐巳が一歩前に飛び出して行く巻。
彼女の境遇と舞台シンデレラが見事にリンクしているのは面白い。
まさに彼女や彼女をよく知るクラスメイト達からはシンデレラがごとく羽ばたこうとしているように見えていたのかもしれない。

幼稚園からあるお嬢様学校が舞台で大抵は昔からリリアンに通っているらしいですが、どのキャラも意外とお茶目というか周囲からそうであるべきだという期待や、肩書きのわりに人をからかったり、祥子の男嫌いを克服させようとこっそり画策したりと意外と軽いなー、と感じる場面も多かったです。親しみやすい、高校生なんだしとも言えるでしょうがちょっと物語として重さが足りない気もするんですよね。

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2015年09月04日

Posted by ブクログ

 ふつーにおもしろかった。さすがに20冊からなるシリーズ全作を読もうとまでは思わないけど。はたと奥付見てみると、作者は65年生まれとかで、いやー作者はかなりベテランさんなのだな。
 女子学園での「お姉様-妹」モノというのでおそるおそる読み進めたのだが。独特の用語もすぐに気にならなくなったし。百合がどーこーというよりも、学園という女ばかりの「世間」の中で、どういうふうに人間関係を築いていくか……という成長物語に比重がある。
 ちょっとうがった見方をすれば。楽しみも苦しみも痛みも喜びもすべて「人間関係」に集約されるという、非常に「女性的」な世界を描くには、女学園の中での疑似恋愛というのは非常に効率のいい舞台装置だなぁ、と思った。もちろん、それだけで売れるはずもなく、そこで描かれる「人間関係」に説得力があるからこそ、ファンが大勢いるのだろうが。余計なものが入り込まない楽園というのは異世界SFものにも通じるなぁ。いつまでもこの「世界」と戯れていたくなる人がいるのも、肯けると思った。

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2014年03月30日

Posted by ブクログ

ごきげんよう

以前「イニシエーション・ラブ」という作品を読んで「「この○○がすごい」に選ばれた作品は、凄い」ということがよくわかりました。なので、この作品に出会えたのでしょう。
毎年「このライトノベルはすごい!」を購入しているが、実際買うことは無かった。特に理由は無かったのだが、「読む暇がない」と身勝手な理由をつけて読まなかったのだろう。また「ライトノベル完全読本」も購入しているが、上記と同様。

最近、時間にも余裕が出来たので、古本屋で「何か面白い本ないかな」と探していて、つい見つけたのが、この作品。「そういえば、どっちとも上位にランキングされていた」という理由で買い・読んだ。

表紙とか設定から、百合っぽいものを想像してしまうが、しっかりと最後まで読むべし。

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2013年07月22日

Posted by ブクログ

百合系の本が読みたくて選んだ。
登場人物が多くて大変。
みんな読む時バラの人たちをなんて読んでるんだろうか。しろばらさま?それともロサ•ギガンティア?その辺モヤモヤしたままなんとなく読み終わった感。
ストーリーの背景はしっかりあるしキャラもわかりやすいから読みやすいと言えば読みやすし。続編も読んでみようと思う。

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2013年02月22日

Posted by ブクログ

最初はちょっと読んでて気恥ずかしかったけど、キリスト系女子高の雰囲気にワクワクしました。
恋愛について″想像の世界はきれいだけれど、現実は生々しくて嫌″ってところが、すごく女の子だなぁ。
好きな人に「似た者同士だから結婚するけど、恋愛や恋人はお互い勝手にやろう」なんて言われたら、男嫌いになっても仕方ないとは思うけど。
女心は複雑です。

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2012年09月23日

Posted by ブクログ

マリみてです
有名?ですよねたぶん
百合小説(ってカテゴリー?)ははじめてかな〜

お嬢様学校で姉妹制度とか(上級生が下級生の面倒みたりする)
山百合会(でもあだ名?は薔薇)っていう生徒会がある

男装の麗人(男装してないけど)な先輩とか
女の子が好きな先輩とか
なかなかわかりやすく
主人公モテモテの予感がしなくもない

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2012年01月09日

シリーズ作品レビュー

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