感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年05月30日
短編集
祥子様と令様が卒業して、
かわりに登場しているのは菜々ちゃん
合間は薔薇様たちのお話だけど、
短編集は、いなくなった人にまつわるちょっと不思議なお話集。
菜々ちゃんも曲者そうで今後が楽しみ
Posted by ブクログ 2013年07月03日
前作(というか、一部完結作)『ハロー・グッバイ』で、これでマリみても終わりだなぁ、長かったなぁ、と思っていたら続編が出てしまいました。祥子や令が卒業した後のリリアンのその後と、あと何時の時期かはわからない学園内の短編集。短編集がいくつかあって、その間をつなぐ薔薇様たちのドタバタがあって。本来はメイ...続きを読むンであるはずの彼女たちが幕間のつなぎに徹する辺りが、いいのです。ベテランが新人を支えるタイプの公演とすると「なるほどなぁ」と思ってしまう。
本当にこの子は何とかなるのかしらと思っていた祐巳はしっかり「お姉さま」となり、妹ができた由乃は由乃で状況にまだ戸惑っている―― 「成長小説」というとものすごく大仰に見えるけれども、ただ、高校の三年間という繰り返されるサイクルの中で、中の女の子たちはどんな理由にせよ、それぞれがそれなりに得るものがあって大きくなっていくのだ。筆者のような「大きなおにいちゃん」も「祐巳ちゃんたらこんなに立派になって」と目頭を熱くするのである。性的な意味でぢゃなくて。
新シリーズ、ちゃんと続くかどうかは心配だけど、でもたぶん次も買うね。
Posted by ブクログ 2011年11月01日
ファンタジックな不思議な話。
ハンカチ落としの話が好き。
チナミさんの卵とか、CDの貸し借りの話とかも。
今野さんって、ほんとうまいんだよなー。
Posted by ブクログ 2011年04月27日
早くも出た新作。ホラーっぽい作品も面白い。ホラーオンリーの別作品書いてくれないかな。にしても10人のインディアン気になって調べてみたけどあんな歌だったんだ。
Posted by ブクログ 2010年05月07日
菜々ちゃんが可愛いvv
スパッとしてて一年生って感じで良いです。
祐巳ちゃんが三年生っぽくて、最上級生らしかった。
最後の裏はドタバタしててあんま変わんないかも・・・。
でも、一年生から見て上級生ってイメージになるんだから、しっかり三年生になってた。
Posted by ブクログ 2009年10月30日
マリみて最新刊。確かにあまりに早い「再開」であるけれども再開でもない一冊。
今までのマリみてと感触が違い、短編の雰囲気まで今までと違います。
本編(もしくは短編ののりしろ)主人公(的キャラ)は新「黄薔薇のつぼみ」菜々ちゃん。
もともとしっかりした子として描かれていただけに、彼女が主人公ってのは
違和...続きを読む感というか戸惑いが…て感じですね。
今作で最初1年生だった祐巳たちが3年生トリオに、そして「薔薇さま」として
遂に顔を揃えますが、特に祐巳はもうすっかりお姉さまの貫禄が。
志摩子さんは志摩子さんのままで(笑)、1番姉になって日の浅い由乃ちゃんは
姉ぶろうとするところが1番姉らしくない初々しさです(笑)。
こういう姉妹(というか、姉(笑)は初めてにも思えて、微笑ましい。
最初祐巳と瞳子ちゃんにも近い空気がありましたが、最近では1番落ち着いた姉妹
になってますよね。
そして1番姉妹になって日の長い白薔薇姉妹はもう貫禄すぎだし。
ふむ、黄薔薇が一番ネタにはしやすいだろうな…(笑)。
短編のほうは、すこしふしぎといえば聞こえは良いけれども、
逆に言えばちょっとわけがわからない話です。
前半に載っている短編はホロリとさせて良いのですが、
真ん中の2編が何かムリヤリな感じ。
マリみてでシリアス系の怖さは求めないほうがいいんでないかなぁ。
とはいえ菜々ちゃん初表紙と、3薔薇さまの姿はつい読ませてしまいます。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
やはりきた菜々を主人公にした新生マリみて。
薔薇様になった祐巳たち3人が全然変わってないのが、嬉しいような残念なような(笑
お話は、雑誌cobaltに掲載された短編をつなげた「バラエティーギフト4」。
リリアンを舞台にした不思議なお話が綴られます。
「乙女の園」の裏の部分を垣間見たようで、少し背中...続きを読むが冷えます。
ファンタジーも得意な今野先生ならでは、と言ったところでしょうか。
Posted by ブクログ 2021年09月08日
「マリみて」第34巻。
祥子・令ら3年生組が卒業し、由乃の"妹"となった菜々ら新1年生が入学したリリアン女学園。放課後の剣道部の会合に現れない由乃を探す菜々。由乃を探し、出会った他の薔薇姉妹と校内を巡るが、集まっていた薔薇姉妹は一人二人とどこかへ行ってしまい、奇妙な不安に駆られ...続きを読むてしまう。そんな菜々の心情に添えられ綴られる、奇妙な物語5篇。
16巻「バラエティギフト」、19巻「イン ライブラリー」、28巻「フレーム オブ マインド」、31巻「マーガレットにリボン」に続く短編集。ファンタジー、ミステリー系のSSが楽しめる。タイトルが示すように、これまでの「マリみて」にはなかった、ちょっぴりゾッとするお話も収録されていて、ここにきて新鮮さを味わえた。
前巻で、祐巳・祥子編―――実質、本編が終了したので、ここからは「おまけ」という位置づけになるのかな。本編が終了した余韻に浸りながら、残りの既刊分も楽しませてもらおう。
Posted by ブクログ 2013年08月16日
すこし不思議でちょっと怖目な話しの短篇集
短編間は有馬菜々ちゃん視点のお話し
タイムリープとかパラドクスとか幽霊とか、今までとちょっと毛色が違うお話しばかり
ま、今までにもそんな話がないわけではないけど、これはそんな話しばかり
個人的にはリアル路線でちゃんと理解できる方が好き
ただ、菜々ちゃん...続きを読む視点のお話しはなかなかよかった
3年生の薔薇様になっら祐巳さん ちゃんと薔薇様みたいになっていたので感心
それに引き換え、由乃さんたら(笑)
ま、そこが彼女の魅力でもあるんだろうけどね
Posted by ブクログ 2012年05月31日
何で祐巳は水道管破壊させてるんだよwww
そしてそして、千波とチナミって一体・・・?
幽霊じゃないなら何???
しかも千波さんはチナミを食べちゃうしね。
ってか水道管破裂かと思ったらまさかの一足先に菜々ちゃん歓迎会かぁー
サプライズって良いね。
私大好きだよ
Posted by ブクログ 2011年09月09日
終わりと思ったら妹たちの新たなストーリーの始まり〜SFっぽいのあり、幽霊話あり。フェードアウトするように終わる短編は爽やかとはほど遠いけどちょっとひんやりしている。「のりしろ」は菜々ちゃんの黄薔薇さま探しから始まって、みんなと合流したのにだんだん人が少なくなっていくという一応ホラー。でも最後はやっぱ...続きを読むりほっこりコメディーなのでした。
Posted by ブクログ 2010年11月02日
「マリ見て」シリーズ、完結後に出た短編集。
以降もこんな感じで短編を書いては本にするのかしら??
今回は晴れてリリアン高等部に入学した菜々を中心に、〈ちょっとした謎〉をからめて話を進めていく設定。
「いなくなった人」をキーワードにしているとのことですが、コハク&メノウ姉妹の話など、結構マリ見て...続きを読むにしてはダークな話も混ざってましたね。
あ、でも菜々たちの話のオチはかわいらしいもんです。
相変わらずほほえましい世界だよなー。
ニヨニヨしながら軽く読めるシリーズなので、短編集でもいいのでもうちょっと続けてほしいなと思いました。
Posted by ブクログ 2010年07月10日
由乃の妹となった奈々を主軸とした短編集。
奈々視点の山百合会を中心としたストーリーがあり、その合間合間にオリジナルキャラのホラー話が入っている構成。
ホラーといっても舞台はリリアンなので、スプラッターなものではなく「ちょっと怖いね」的な話。
個人的に気になるのは話の内容よりもオリジナルキャラの名...続きを読む前の独特さ。
振り仮名振ってないと読めないような名前ばかりで・・・これも今の情勢を反映してたりするの?w
メインの話の方は若さ故か奈々が結構愉快なキャラなので今後も続くようであれば楽しみ。
Posted by ブクログ 2011年05月09日
久々に読み始めたシリーズ。
ホラーをテーマに、小作品が山百合会のメンバーの話を繋いでいく形で綴られる物語。
メインの連作以上に、短編の作りがいいなぁ、と思いました。
書き方は同じはずなのに、キチンとカラーの違いが書けている。
今野さん、すごいなぁ。
Posted by ブクログ 2009年10月22日
いつもの人物の視点からではなく、黄薔薇のつぼみからの視点。
部活の会議に出てこない姉を探しに西へ東へ。
一体姉はどこに行ったのか。
な、話の間に色々な話が。
昔なのか今なのか、それとも未来なのか。
分かるものもあれば、さっぱり分からないもの。
何せバラエティギフト4段だそうですからw
微妙に怖か...続きを読むったのは、ワンペアですね。
女って恐ろしい…理解は出来ますが。
Posted by ブクログ 2012年12月31日
72/100
マリみての最新刊でーす。
1巻目から読み進めて今回で何巻目?
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』文庫既刊一覧で調べると、
今回で36巻目なのであーる。
うちの娘が好きでと言いたいところですが、なぜだか金髪の息子が全巻もってまして・・
(いまのところ...続きを読む金髪豚野郎ではなし)
おやじがコバルト文庫を読む絵図らを想像するだけで、腹から何かがこみ上げる。
36巻通して思うに、箸がころがっても一冊小説が書ける感じがするのはわたしだけ(笑