佐野晶のレビュー一覧

  • オリンポスの咎人 レイエス III

    ロングセラーなだけのことはある

    シリーズでは好みが分かれて来ると思う。

    自分を傷付けるとか、レイエスの回はいささか痛かったなぁ。

    好きな人に会えない辛さがそれより辛いとか、痛みがいい方に昇華されてくからOKとして、この回はそんなに繰り返し読んでないなー。

    基本的にこのシリーズはどハマりしました。
  • そして父になる
    内容は面白かったけど最後がどっちつかずでうーんとなった。
    きっかけとなった人ももやもやするし、主に良太家がずっと悩んでて気持ちも複雑で、実際自分はどうするだろうかと考えさせられた。
  • そして父になる

    赤ちゃん(我が子)を取り違えられた2つの家族の物語。

    産みの親か、育ての親か。
    親とは何か、家族とは何か。
    葛藤が描かれています。

    数年前に「家族という病/下重暁子」という話題作もありましたが、家族という、完全には自分で選べない集団に属するとき、納得できない想いにどう折り合いをつけるかは...続きを読む
  • 小説 アルキメデスの大戦
    映画版の小説という紹介だが、冒頭とラストが大きく違う。特にラストは印象が全く変わる展開でびっくりした。個人的には映画版の方が好きだ。
  • 小説 アルキメデスの大戦
    巨大な戦艦を空母よりも安く作れるという出鱈目を暴き、戦争を回避しようと思った数学者が、公式でその出鱈目な大臣たちをねじ伏せるという話しで、会議のシーンやそこに至るプロセスの話しが勢いがあり面白かった。ただ、あっという間に終わった印象が強く読み終えたという満足感はなかった。映画のあらすじみたいに思えて...続きを読む
  • 三度目の殺人
    映画がとても好きで小説版読んでみたけど映画以上の情報はなかった。
    三隅の娘の味が悪かったってのが嘘だったのだけ映画では気づいてなかった。
    広瀬すずはよかったけど、あまりに純粋そうで嘘つきには見えなかった気がする。
    重盛が役に立たないw
  • そして父になる
    福山雅治主演の映画を観た後に、完読。

    映画も良かったが、こちらの方が、私は好きだ。

    にしても、事件のきっかけとなるあの女性には同情できない。
  • 三度目の殺人
    え〜っと……ラスト、難しくてよくわからなかったんですけど…(^_^;)
    映画、観てみたいなぁ〜〜。。。
  • 隠遁公爵、愛に泣く
    ザ・アインコートシリーズ2

    妻子を亡くしてから四年間死んだように生きてきたヒーローと、父親のスキャンダルにより家庭教師をして生きざるを得なくなったヒロイン。
    ヒーローを怒らせてばかりのヒロイン。その怒りというパワーでヒーローの活気を取り戻していくのがいい。
    それにヒロインがヒーローへの愛を自覚した...続きを読む
  • そして父になる
    血の繋がりか、育ってきた家族か。とても残酷な選択だと思う。
    本当に大切なものを見失いかけていた主人公が、父親という存在と戦う話なのだと思った。自分の過去、今の自分。家族とギクシャクしていた環境が、主人公の性格を形成していったに違いないのだが、どの目線で見るかで物語の受け止め方が違ってゆく。
    映画を先...続きを読む
  • 三度目の殺人
    本当のことを、教えてくれよ。
    過去に殺人を犯し、一度服役した男が、また、殺人を犯した。その事件の担当検事が、その事件の取り調べを行う、という内容のサスペンスです。
  • そして父になる
    知ってたからこそ、今日まで読めなかったけど、読み始めたらいつものごとく一気読み。
    もっとゆっくり読みたいけど、先が気になってしまって。
    血か
    時間か
    父親が左遷されたあたりから、気づいて変わっていくまでのところがよかったかな。
    よかったね、気づいて。
    人は自分しか変えることはできないからね。
  • そして父になる
    赤ちゃんを取り違えられた2組の夫婦の物語。対照的な環境で育った子供が、取り違えられていたことが判明し、それぞれの本当の両親のもとへ帰る。映画よりも、父親の内面の描写が詳しく描かれていて、「そして父になる」のタイトルに結びついた。登場人物が、映画のキャストのイメージそのものだった。
  • 三度目の殺人
    映画に納得がいかず, 小説に手を出してみた。

    映画では感じることのできなかった心理描写があって分かりやすくなっていたけど, やはり映画のスタンスと同じで, 社長を殺したのが誰なのかは最後まで明かされないし, あの段階で犯人性を争うと言い始めた三隅の想いも語られないため, こちらで想像する他ない。
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  • 三度目の殺人
    映画「三度目の殺人」のノベライズで映画の復習のため読んだ。
    本当の犯人は誰なのか、三隅は本当にただの器なのか、咲江はどう関与したのか、謎は結局明かされない。
    重盛はこれから依頼人や家族と向き合える人間になっていくんだろうか。深い余韻が残る終わり方が好き。
  • そして父になる
    赤ちゃん交換
    自分だっらどうするだろうかと、大半はずっと心苦しい
    最後はそれなりの結論に賛成しつつも一生背負うものの大きさにスッキリは出来ない
  • 三度目の殺人
    映画を観てモヤモヤしたので読みました。
    読んでも事件の真相はきっとわからないんだろうなぁ...この作品がいいたいところは真相は何か?ではないんだろうなぁ...と思って読みましたが 映画を見終わった後と読後では少し印象が変わったかなっ...
    活字にすると映画では何気なく観ていたところの情景や登場人物の...続きを読む
  • オリンポスの咎人 Iマドックス
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    『オリンポスの咎人 I マドックス』
    ジーナ・ショウォルター
    'The Darkest Night' Gena Showalter
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    ...続きを読む
  • そして父になる
    雄大が子供との過ごす時間を持ってこなかった良多に言った「何言ってんの。時間だよ。子供は時間」という言葉が印象的だ。血のつながりと、これまで一緒に過ごしてきた時間に葛藤しふたつの家族は翻弄される物語だけど、ひとつの答えはここにある気がする。
    オイラも小さいガキと過ごす時間の大切さに気がつかない人間だ...続きを読む
  • そして父になる
     突然、小学校入学直前の我が子が、別の子どもと入れ替わっていたと知ったら、親はどうするのでしょうか。

     前半は、きめ細かく、2つの家庭の心の動きを描写します。主人公は、自分自身も継母に馴染めなかった経験があり、父親に対して、今も強いわだかまりがあります。

     そんな自分とこれまでの我が子との関係、...続きを読む