佐野晶のレビュー一覧

  • 侍タイムスリッパー

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    映画はなんとなく観そびれてたのでせめて読んでみるか と手に取って 読み始めたらあっという間に一気読み
    幕末の侍がタイムスリップして現代に というなんのひねりも無いネタなんだけど普通に面白い
    映画の後日談的な話も追加されてるみたいで良き

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    2026年02月22日
  • そして父になる

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    是枝監督作品は好きでよく観ています。この作品もかなり前に観ておもしろかった。
    たいてい映画がおもしろいと、本はおもしろくない、逆もまた然り。なんだけど「そして父になる」はどちらもよかった。

    生みの親か、育ての親か。どちらが正しいのかは、永遠のテーマではないかと。
    しかし、それほどまでに血の繋がりは強い。と思う。1日たりとも育てていない親だったとしても、その存在を知ったら会いたくなるんではないか、何か理由をつけて、似ていると結びつけたくなるんではないか、理不尽なことがあっても、血が繋がっているということで耐えられるのではないかとも思う。

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    2026年02月15日
  • 籠のなかの天使

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    ネタバレ

    読書メにも記入。三部作の二作目。1作目が手に入らず、こちらから読んだ。1作目の主役ナナが妊娠中に異母姉妹のローラが訪ねてくる。同じ寄宿学校にいながら異母姉妹だと知らなかった。出産までローラはナナのそばにいることに、ナナの夫オリヴァーは海軍なので海へ。ローラと海軍外科医のラブストーリー。

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    2025年12月21日
  • 小説 きみの色

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    まずは良かった。映画も見た(小説の方が先)けど読んでおいて良かったなぁと思いました。映像だけじゃわかりづらい情景だったり、小説読んでて“ここ好きだな“ってシーンが結構あっさり流されてたから映画よりも好き。正直映画はイマイチだった、、ごめんなさい。

    内容自体も全然複雑ではなく、田舎(島)に住む異なる3人組の男女がバンド組みつつ、ほろ苦い青春あり!って感じですごくほっこりしながら読めた。主人公の性格がほっこりしてたからそれも良かった。
    繊細な感情表現だったりが垣間見えて、なにより主人公の「色が見える」っていう設定がすごく好み。

    後半に主人公が日吉子先生に言った運命についてのセリフが一番好き。それこそ色だって運命と同じなのかなって思った。結局怒ったり、泣いたり、笑ったりしてても色は変わらない、運命は変わらない。だからそれを蔑んだり、悲観に思うんじゃなく、受け入れる、受け入れてあげる。すごく優しい考え方だから自分もそうできたらいいなぁって思えました。

    タイトルにもある色がなにを指してるのかは正確ではないけどなんとなく感じてる部分があって、他の小説ではなかなか得られない感情が得れてとても良かったです。また読みたい。

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    2025年09月12日
  • そして父になる

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    親の気持ち中心に描かれているが、子供の気持ちを考えると張り裂けそうになるほど辛い。しかし最終的にみんな前を向いて動いていることがやるせなくなる。

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    2025年07月10日
  • そして父になる

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     大人の都合で振り回される子供の心が心配。今まで実の両親だと信じてきたのに突然別の家でその家の子として育てられお父さんお母さんと呼びなさいって。最後はきちんと子供達の心に大人が向き合ってくれてよかった。

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    2025年07月05日
  • 三度目の殺人

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    答えがでないものなんだろうなと思った。
    『真実』とは何か。私たちは何をもって『真実』だと思うのか…司法に限らない話だと思う。『こうであって欲しい』ことを、私たちは見てしまうものだから。

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    2025年04月13日
  • ゴースト・ポリス

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    後半に連れてどんどん面白くなっていきます。
    ただただ、ごんぞう達の日常を書いているだけかと思っていたが、クライマックスへの持っていき方が上手いな〜と思いました。

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    2025年03月22日
  • 小説 アルキメデスの大戦

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    ずいぶん前に映画をみましたが、
    こんなだったっけ?というのが最後の感想でした。
    戦争ものなのに、読み応えがライトです。
    数学がこんな風に役にたつものなのか、なんで大和が作られたのかがうっすらと見え隠れする気がしました。

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    2025年03月04日
  • そして父になる

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    2013年封切りの是枝裕和・監督、福山雅治・主演の映画のノベライズ本。映画は当時かなり衝撃を受けた。息子の出生時に病院で取り違えられ、6歳まで他人の子を育てていた事実がわかるという物語。せつなくて子供の演技に何度も泣かされた記憶がある。

    キャスティングも絶妙。エリートサラリーマンの福山に奥さんが尾野真千子。もう一方のガサツな感じの夫婦がリリーフランキーに真木よう子だ。そして子役の子供、二人とも演技が上手くて本当感情を揺さぶられた。

    血のつながりを選ぶのか、6年間一緒に親子として過ごした時間を選ぶのか…福山は葛藤して相手方よりも裕福だから『こちらで2人引き取って育てる』と言い出し、当然両家は険悪になる。でも、気持ちは痛いほどわかる。我が身の話だとしたら…自分が育てた子が取り違えた子供だったら…どうするのか。相手のご家族を慮るも、やはり二人とも育てたいと暴論を言うかもしれないなあ…
     
    この物語では、この取り違えの原因は『幸せそうな家族が妬ましかった』という理由で看護師が故意に行ったことだった。考えてみたら、母親は出産直後には全てを病院に委ねているわけだし、意図的にこんなことをされたら…血液型だけ合っていたら信じちゃうよね(そうそうDNA鑑定なんて普通はやらないだろうし)

    物語では最終的な結論はグレーな形で、両方の家族で2人の息子たち(実の息子と、育ててきた息子)を愛情を持って育てていくような流れで終わる。確かにどちらかに結論付けるのは酷な話だ…

    世の中には似ていない親子もいるから、もしかしたら…子供が生まれたらひと月以内に必ずDNA鑑定を受けることが法律で義務化されたら、かなりの数が病院で取り違えられていることがわかった…なんていうのは悪い冗談かなぁ…

    小説を読み、また映画も見たくなった。

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    2025年02月27日
  • 小説 アルキメデスの大戦

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    ネタバレ

    昔映画を観た記憶はあるものの、ストーリーはほとんど覚えておらず久々に振り返ってみようと今回は小説を読んだ。一気読みするのにちょうどいい分量をしていて読みやすかった。内容構成要素も、謎、恋、歴史、いち人間としての葛藤、といった具合に多岐にわたるため、誰が読んでも面白く読めると思う。
    一番印象に残ったというか衝撃を受けたのは、櫂がこれまで信じ続けてきた「真実にこそ数学にこそ意味がある」ということを、平山造船中将がいとも容易く否定したシーンである。己が信じ続けてきたもの、しかも櫂にとっては自分の人生で紡いできた根幹そのもの、に対してNOを突きつけられた時の絶望感や虚しさを強烈に感じた。物語の中の話ではあるものの、仮に現実で同じことが自分に起きたときの精神的ダメージは計り知れないなと暗澹たる気持ちになった。

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    2025年02月17日
  • Cloud クラウド

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    公開当時に見損ねた映画のノベライズ版
    転売屋として日銭を稼ぐ生活が軌道に乗りかけた主人公を襲う恐怖を、圧倒的なスピード感で描いています。
    面白かったです(^_^;) 改めて映画も観たくなりました!

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    2024年12月21日
  • 極道保育 わんわん保育園は今日もにぎやか

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    挿画と、裏に書かれている粗筋を読んで、どんな物語なのか薄々解るのですが、読んでみると最初は面白い!でも読み進めると難民問題、児童虐待、社会福祉法人の抜け穴等考えさせられる内容もありました。続編が出たら主人公が晴れて保育士になって、「わんわん保育園」がどうなっているか読んでみたいものです。

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    2024年11月25日
  • Cloud クラウド

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    ネタバレ

    転売屋があそこまで恨まれるとは思わなかったがなんだかリアルで怖くなった。銃撃戦は迫力あり見応え抜群だった

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    2024年10月01日
  • Cloud クラウド

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    監督&脚本・黒沢清、著・佐野晶『Cloud クラウド』宝島社文庫。

    サスペンス・スリラー映画『Cloud』の完全ノベライズ。菅田将暉が主演ということなので、吉井役を演ずるのだろう。監督の黒沢清は『CURE』や『回路』などのホラー・サスペンス系映画を手掛けている。

    映画のストーリーに興味があるだけで、ノベライズ小説には最初から期待はしていない。無理矢理『Cloud』という言葉を登場させたかのような強引さやそんな理由で逆恨みするかといった違和感を感じる部分があるものの、ネットの怖さを感じさせる、まあまあ面白いノベライズ小説だった。

    人間の限りない欲望や妬み、憎悪が人間を怪物に変える……


    クリーニング工場で働く傍ら、転売で一攫千金を狙う吉井は、倒産間近の町工場から買い叩いた電子治療器で600万円もの大金を手にする。味を占めた吉井は600万円を元手にさらに転売で儲けようと意欲を燃やす。

    ある日、吉井に転売業を教えた先輩が落ちぶれ、詐欺のような投資話を持ち掛けて来たことなどもあり、吉井はクリーニング工場を辞めて、恋人の秋子と共に群馬県の山奥にある破格で借りた新居に移り住み、そこで転売業を続ける。

    そこそこ転売業が回り始め、吉井は佐野という男を雇うが……

    本体価格790円
    ★★★★

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    2024年09月19日
  • 小説 きみの色

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    映画では明かされなかったそれぞれの心理描写とこんなんへの向き合い方が丁寧に描かれていてとてもよかった。
    映画本編より少し先までが本作の時間軸なので、映画を深堀したい方は読んで欲しいと思います。

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    2024年09月18日
  • 屋根裏の男爵令嬢【新装版】

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    ネタバレ

    父の破産と死により全てを失った男爵令嬢グレースはパン屋で働き始め、その後ひょんなことから捕虜となっているアメリカ私掠船航海長ロブを助け、お互いの愛を確かめる。原題Marriage of Mercyはキリスト教で結婚はお互いの罪への慈悲をも含むという教え。なぜそれが「屋根裏の…」と訳されるのか意味不明。大体屋根裏に住んだことがそれほど話題にのぼらない話なのに…。展開が遅々として進まず、最後のほうで面白くなってきたと思ったらハッピーエンドを匂わせて唐突にオシマイ。会話もありきたりで残念。

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    2024年09月13日
  • 小説 きみの色

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    ネタバレ

    罰って罪を犯した人が、罪を犯したこと対する罪悪感だったり悩みだったりを紛らす面もあるんだなと思った。
    映画館で見るのが楽しみ。

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    2024年08月15日
  • 三度目の殺人

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    ネタバレ

    是枝裕和作品を初めて読んだ。よく名前を聞く方だったが、有名な作品も知らないし、どんな本を書くのかも全く知らなかったが、この本にたまたま出会った。
    非常に読みやすい本であった。ストーリーが鮮明に浮かび、情景がわかりやすい。
    ただ、真実に結局たどり着かないモヤモヤ感、私は嫌いじゃないはずだけど、モヤモヤ感が強かった。
    映画にもなっているようなので、見てみようかと思う。
    分量としては、確かに多くないが、こんなにすらすら読めた本は久々なので、この評価とする。

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    2024年06月17日
  • ゴースト・ポリス

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     そっかこんな切り口もあるんだ。凄く新鮮だった。    

    まあ細かい突っ込みも入れたいんだけど、ぐっと我慢しよう。第二第三の『ゴーストポリス』待ってます。

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    2024年05月03日