佐野晶のレビュー一覧

  • 放蕩伯爵、愛を知る

    Posted by ブクログ

    先日読んだキャンディス・キャンプのシリーズ一作目。
    こないだのもそうだったけど、これも事件が絡んでいてあっという間に読めてしまった。
    早く続きでないかな。

    0
    2012年06月07日
  • 恋のリグレット 伯爵夫人の縁結び IV

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズの主役たちより気になっていた伯爵夫人フランチェスカとロックフォード公爵とのロマンス。
    子供の頃から知っていて相愛だった二人が誤解から別れ、15年後に再び想いを交わすのが素敵。
    婚約破棄されても、放蕩者だったホーストン卿が死んで困っていないかと気にかける公爵の一途さに泣けます(笑)
    借金を偽造して愛人なれと迫る悪党にもサクッと対処。
    昔彼に愛されていたのか不安だったフランチェスカの杞憂を吹き飛ばすほどのロックフォード公爵シンクレアにひたすら魅了されます(笑)
    こんな完璧な公爵様も口説き方はへったくそ。
    昔と変わらず回りくどくて、そんなことしてるから15年前も逃げられるんだよと突っ込みたい

    0
    2011年09月11日
  • オリンポスの咎人 ルシアン II

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハーレクイン第2弾。
    これもおもしろかった。
    ・・・っていうか、この戦士(番人?)たち、全員分のお話が続くんだよなぁ。
    きっとまた買っちゃうな、私。

    あ、ちなみにレイエスのお話まで買いました。

    次はサビンになるらしい。
    けど読みたいのはパリス。

    いずれにせよ、次回作が楽しみですな。

    0
    2011年05月24日
  • 恋のリグレット 伯爵夫人の縁結び IV

    Posted by ブクログ

    ここまで期待通りとは♪♪♪
    昔のペニー・ジョーダンの悲観的ヒロインや長いこと思い焦がれているヒーローが好きな自分にはあまりにツボすぎて即再読。
    (作家がアメリカ人なだけに公爵はペニーヒーロー程暗くないけど、それでも威厳溢れる公爵様がフランチェスカだけにはメロメロで、なのに恋愛が思い通りにいかずに焦れてるところとかw)
    公爵がせっせと外堀埋めてるのに、フランチェスカは気付かずマイナス思考のスパイラル。ほんともどかしくて切なくて、感動作ってわけじゃないのにフランチェスカに感情移入して切なくて何度も泣けてしまった。

    0
    2011年04月09日
  • 籠のなかの天使

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読書メにも記入。三部作の二作目。1作目が手に入らず、こちらから読んだ。1作目の主役ナナが妊娠中に異母姉妹のローラが訪ねてくる。同じ寄宿学校にいながら異母姉妹だと知らなかった。出産までローラはナナのそばにいることに、ナナの夫オリヴァーは海軍なので海へ。ローラと海軍外科医のラブストーリー。

    0
    2025年12月21日
  • 小説 きみの色

    Posted by ブクログ

    まずは良かった。映画も見た(小説の方が先)けど読んでおいて良かったなぁと思いました。映像だけじゃわかりづらい情景だったり、小説読んでて“ここ好きだな“ってシーンが結構あっさり流されてたから映画よりも好き。正直映画はイマイチだった、、ごめんなさい。

    内容自体も全然複雑ではなく、田舎(島)に住む異なる3人組の男女がバンド組みつつ、ほろ苦い青春あり!って感じですごくほっこりしながら読めた。主人公の性格がほっこりしてたからそれも良かった。
    繊細な感情表現だったりが垣間見えて、なにより主人公の「色が見える」っていう設定がすごく好み。

    後半に主人公が日吉子先生に言った運命についてのセリフが一番好き。そ

    0
    2025年09月12日
  • そして父になる

    Posted by ブクログ

    親の気持ち中心に描かれているが、子供の気持ちを考えると張り裂けそうになるほど辛い。しかし最終的にみんな前を向いて動いていることがやるせなくなる。

    0
    2025年07月10日
  • そして父になる

    Posted by ブクログ

     大人の都合で振り回される子供の心が心配。今まで実の両親だと信じてきたのに突然別の家でその家の子として育てられお父さんお母さんと呼びなさいって。最後はきちんと子供達の心に大人が向き合ってくれてよかった。

    0
    2025年07月05日
  • 三度目の殺人

    Posted by ブクログ

    答えがでないものなんだろうなと思った。
    『真実』とは何か。私たちは何をもって『真実』だと思うのか…司法に限らない話だと思う。『こうであって欲しい』ことを、私たちは見てしまうものだから。

    0
    2025年04月13日
  • ゴースト・ポリス

    Posted by ブクログ

    後半に連れてどんどん面白くなっていきます。
    ただただ、ごんぞう達の日常を書いているだけかと思っていたが、クライマックスへの持っていき方が上手いな〜と思いました。

    0
    2025年03月22日
  • 小説 アルキメデスの大戦

    Posted by ブクログ

    ずいぶん前に映画をみましたが、
    こんなだったっけ?というのが最後の感想でした。
    戦争ものなのに、読み応えがライトです。
    数学がこんな風に役にたつものなのか、なんで大和が作られたのかがうっすらと見え隠れする気がしました。

    0
    2025年03月04日
  • そして父になる

    Posted by ブクログ

    2013年封切りの是枝裕和・監督、福山雅治・主演の映画のノベライズ本。映画は当時かなり衝撃を受けた。息子の出生時に病院で取り違えられ、6歳まで他人の子を育てていた事実がわかるという物語。せつなくて子供の演技に何度も泣かされた記憶がある。

    キャスティングも絶妙。エリートサラリーマンの福山に奥さんが尾野真千子。もう一方のガサツな感じの夫婦がリリーフランキーに真木よう子だ。そして子役の子供、二人とも演技が上手くて本当感情を揺さぶられた。

    血のつながりを選ぶのか、6年間一緒に親子として過ごした時間を選ぶのか…福山は葛藤して相手方よりも裕福だから『こちらで2人引き取って育てる』と言い出し、当然両家は

    0
    2025年02月27日
  • 小説 アルキメデスの大戦

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昔映画を観た記憶はあるものの、ストーリーはほとんど覚えておらず久々に振り返ってみようと今回は小説を読んだ。一気読みするのにちょうどいい分量をしていて読みやすかった。内容構成要素も、謎、恋、歴史、いち人間としての葛藤、といった具合に多岐にわたるため、誰が読んでも面白く読めると思う。
    一番印象に残ったというか衝撃を受けたのは、櫂がこれまで信じ続けてきた「真実にこそ数学にこそ意味がある」ということを、平山造船中将がいとも容易く否定したシーンである。己が信じ続けてきたもの、しかも櫂にとっては自分の人生で紡いできた根幹そのもの、に対してNOを突きつけられた時の絶望感や虚しさを強烈に感じた。物語の中の話で

    0
    2025年02月17日
  • Cloud クラウド

    Posted by ブクログ

    公開当時に見損ねた映画のノベライズ版
    転売屋として日銭を稼ぐ生活が軌道に乗りかけた主人公を襲う恐怖を、圧倒的なスピード感で描いています。
    面白かったです(^_^;) 改めて映画も観たくなりました!

    0
    2024年12月21日
  • 極道保育 わんわん保育園は今日もにぎやか

    Posted by ブクログ

    挿画と、裏に書かれている粗筋を読んで、どんな物語なのか薄々解るのですが、読んでみると最初は面白い!でも読み進めると難民問題、児童虐待、社会福祉法人の抜け穴等考えさせられる内容もありました。続編が出たら主人公が晴れて保育士になって、「わんわん保育園」がどうなっているか読んでみたいものです。

    0
    2024年11月25日
  • Cloud クラウド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    転売屋があそこまで恨まれるとは思わなかったがなんだかリアルで怖くなった。銃撃戦は迫力あり見応え抜群だった

    0
    2024年10月01日
  • Cloud クラウド

    Posted by ブクログ

    監督&脚本・黒沢清、著・佐野晶『Cloud クラウド』宝島社文庫。

    サスペンス・スリラー映画『Cloud』の完全ノベライズ。菅田将暉が主演ということなので、吉井役を演ずるのだろう。監督の黒沢清は『CURE』や『回路』などのホラー・サスペンス系映画を手掛けている。

    映画のストーリーに興味があるだけで、ノベライズ小説には最初から期待はしていない。無理矢理『Cloud』という言葉を登場させたかのような強引さやそんな理由で逆恨みするかといった違和感を感じる部分があるものの、ネットの怖さを感じさせる、まあまあ面白いノベライズ小説だった。

    人間の限りない欲望や妬み、憎悪が人間を怪物に変える……


    0
    2024年09月19日
  • 小説 きみの色

    Posted by ブクログ

    映画では明かされなかったそれぞれの心理描写とこんなんへの向き合い方が丁寧に描かれていてとてもよかった。
    映画本編より少し先までが本作の時間軸なので、映画を深堀したい方は読んで欲しいと思います。

    0
    2024年09月18日
  • 屋根裏の男爵令嬢【新装版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    父の破産と死により全てを失った男爵令嬢グレースはパン屋で働き始め、その後ひょんなことから捕虜となっているアメリカ私掠船航海長ロブを助け、お互いの愛を確かめる。原題Marriage of Mercyはキリスト教で結婚はお互いの罪への慈悲をも含むという教え。なぜそれが「屋根裏の…」と訳されるのか意味不明。大体屋根裏に住んだことがそれほど話題にのぼらない話なのに…。展開が遅々として進まず、最後のほうで面白くなってきたと思ったらハッピーエンドを匂わせて唐突にオシマイ。会話もありきたりで残念。

    0
    2024年09月13日
  • 小説 きみの色

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    罰って罪を犯した人が、罪を犯したこと対する罪悪感だったり悩みだったりを紛らす面もあるんだなと思った。
    映画館で見るのが楽しみ。

    0
    2024年08月15日