佐野晶のレビュー一覧

  • 三度目の殺人

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    映画 
    コレは弁護士と被告者と加害者の法廷の矛盾の話である。
    法廷で本当に真実を炙り出し判決は本当に正しいものかという問いである。
    様々なミステリーが物語織りなし、キリストの判決とダブル演出がある。
    そこの新約聖書と三度目の殺人を重ねあわると面白い仮説が出て来る。正しくそれが本編で言いたい事、無実な者も死刑にされる事もある事実だと思う。立証されなければ弱い立場である。

    娘を守る為に自分が罪を償ったのだろう。

    コレは現代版のキリストの処刑である。

    コレは名作である。

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    2020年02月12日
  • 三度目の殺人

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    ネタバレ

    映画を観ても「は?」な感じで終わってしまったので、小説の方はもうちょっと詳しく書いてあるところがあるかもと思って読んでみた

    誰が誰を裁くのか?
    法廷では真実は必要なく、方針とそれを裏付ける証拠が重要視される
    同じ殺人でも、動機により量刑が変わるという矛盾を突いた作品
    ただ、主題は違うところにあるのかもしれない


    三隅は「器」にすぎない
    そして人の思考を読み取れる?
    むしろ、読み取ってそのままの行動をとってしまう?
    なので供述がコロコロ変わったりしてしまうのか?

    最初は摂津の思考
    美津江を巻き込んだのも記者の描いた筋に乗ったため
    その後は重盛の推測する犯人像
    それぞれの相手の思考に沿った供述をしているだけなのかねぇ?
    でも事前準備をしてるふうであるし、ある程度は計画的なのかな?

    一度目の殺人も誰かの思考を読み取ってしまったが故の出来事
    二度目に関しては事情を咲江から読み取った行動
    犯行はすべて三隅が行ったのではなかろうか?
    咲江が関与していたとは思えないんだよなぁ
    タイトルの三度目の殺人というのは、自分に死刑宣告をさせるということなのか
    咲江に法廷で事情を告白させないために犯人性を争う方向に転換したのは確かなのか
    重盛は自覚的に三度目の殺人の幇助をしてしまった

    というストーリーをそのまま受け取るのか
    それとも犯行に咲江の関与があってそれをかばっていると考えるか

    読む人ごとに、その人の想像した「真実」でよいということなのか?
    人の思考を映す鏡みたいな作品だなぁ

    やはり小説を読んでも真実はよくわからん
    しかし、ものすごい作品なのはわかる

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    2020年01月28日
  • 小説 アルキメデスの大戦

    ネタバレ 購入済み

    映画とはまた違った面白さ

    映画で作品を知り、原作はまだ数巻しか
    読んでいません。
    映画では知り得なかった裏設定(?)の
    父親との思い出、確執、絆が描かれており
    結末も映画とは異なりますが
    小説版も面白かったです。
    櫂さんが鏡子さんと幸せていてくれたなら。

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    2020年01月11日
  • 小説 アルキメデスの大戦

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    ネタバレ

    1930年代、対米開戦を視野に入れた大日本帝国海軍の司令部は、戦艦大和を建造し、日本の国威を世界に示すという計画を立てていた。その計画に反対する海軍少将・山本五十六(舘)は、帝国大学100年に1人の逸材、アルキメデスの再来と称される天才数学者・櫂直(菅田)を引き入れる。櫂は数学者ならではの視点で、巨額の国費を投じる建造費の見積額に矛盾を発見。軍部の陰謀を暴こうと動き出す。

    8月にはあえて戦争映画を観ることにしています。今年選んだのは本作、思いの外とても良い映画でした。
    何といっても冒頭と呼応するかのようなラストの決定会議に愕然としました! 何故、戦艦大和の轟沈シーンがオープニングに使われたのかが鮮明に伝わります。その中に組み込まれたワンシーン。海に墜落した一人の米軍飛行兵を救助するためにアメリカ軍は飛行機を飛ばし助けるのです。沈みゆく大和の一乗組員は、その光景を信じられない表情で観察している。自分たちは捕虜になるのは恥とまで教育されたのに、戦争の敵国アメリカは兵隊の命を何よりも優先している。衝撃的だったに違いありません! このシーンはまさにラストを象徴していると思いました。
    決定会議、櫂の数式で証明され山本の空母案に決定すると思いきや、ずっと沈黙を守っていた平山中将が口を開きました。何と、低い見積もりは意図的なものだと説明し始めたのでした。大掛かりな予算計上を他国が見れば、日本の本格的な軍拡の動きを察知される、平山はそれを怖れてわざと低い見積もりを提出したという。この発言に他の者は感激、形勢は逆転しやはり大型戦艦を造る方向へ進むと思われますが、更に奥深く分け入りました。櫂が平山の設計にミスを見つけ、平山は案を取り下げて去ります。再び空母案が浮上し会議は終了。(しかし実際、この頃、すでに各国の戦術は空母に移り戦艦は時代遅れ)。帰りに山本は空母でハワイ真珠湾奇襲が効果的だと持論を展開。それを聞いた上官である永野は、山本が非戦派と思っていたので驚きを隠せません。観客だって騙された感は拭えません。
    しかしこれで終わりません。櫂の元へ平山から見せたいものがあると電話が入る。通された場所には新たな戦艦の模型があった。美しいフォルムに櫂は魅せられます。そういえば、彼は常に「美しい」を連発していました。何年か前に現首相が”美しい日本”を発言していたのを思い出し微妙でした。平山は櫂に語ります。「日本人の国民性からいって、どれだけ戦況が不利になっても戦い続け日本は滅びてしまうだろう。そんな国民の士気を完全に折るために、象徴的な戦力の確立と敗北を用意しなければならない、だから巨大戦艦を建造する必要がある」のだと・・・。
    えっ! 驚愕しました。日露戦争の勝利で国民の世論は戦争支持の声も少なくなかったとも云われる当時。日本帝国に住む人々の希望である大和をわざわざ造り、撃沈させて敗北を受け入れさせる。何という愚かで突飛な発想。それをしなければ敗北を認めない土壌。それにしても、調べると戦艦「大和」の建造費は1億4503万円で、当時の国家予算の4.4%もの巨費を投じています。実際やはりと言って良いのでしょうか、戦艦大和はたいした戦績をあげることもなく、終戦年の4月に鹿児島県坊津岬沖で撃沈されます。それから4カ月後(も経ってから)、原子爆弾が投下されやっと受け入れているのです。もっと早くに終わらせていたらかなりの人々の命が救われと考えるとたまりません。
    茶番もいいとこです。
    それを描いてくれた本作に拍手を送りたい。

    他に感じた点を

    ●海軍造船中将平山役をされた田中泯さんは適役でさすがでした。
    ●ナレーションを担当した立木文彦さん、あまりにテレビでおなじみの声だったので拍子抜けが~。

    ●主役を演じた菅君にはファンであるが故に高い演技を期待しすぎたのかな。辛い点数づけとなりました。
    それに比べ、田中正二郎の柄本佑さんは良い印象でした。
    ●計算をする時間がなくて間に合わない感がこちらまで迫って来る演出。移動する汽車の中や会議中にも算盤をはじいているシーンなど。

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    2019年08月26日
  • 蝶になれないシンデレラ

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    ネタバレ

    面白かったです。
    最初はタイトルに惹かれて購入しました。しかし、内容は帯の紹介文から想像していたのとは少し違いました。

    この物語りは幼馴染みの若き伯爵と地元の名士の娘の二人が大人たちの策略によって、引き離されてしまうという出だしで始まります。
    大人になって再会した二人は、引き離されたことも知らず、互いに「約束を破った」と思い込み、哀しい誤解をしたままです。しかし、ヒロインは継母から意に添わぬ結婚をさせられそうになり、幼馴染みの伯爵に助けを求め、「契約結婚」を持ちかけ、すげなく断られてしまいました。

    結局、紆余曲折の後、二人は誤解し合っていたことが判り、また互いの気持ちも確認して最後はめでたくハッピーエンドとなります。
    私の当初の予想では、早い段階で二人が契約結婚して、仮面夫婦を演じる中の葛藤のなかで次第に夫婦らしくなってゆくのかなと予想していましたが、想像は見事なまでに裏切られました。
     物語としては、二人が結婚に至るまでのプロセスを描いているといった方が良いです。 何よりタイトルが物語りの内容をとてもよく表現しています。
     冒頭のまだ幼いヒロインが病気で寝込んでいる伯爵の部屋に忍び込み、捕まえてきた色鮮やかな蝶を部屋に放つシーンは、とても印象的でした。
     色とりどりの蝶たちが室内を飛翔する光景が眼に浮かぶようでした。タイトルはそこから来ているのかなと思いきや、そうではなく、実は誤解に縛られていた、大人になりきれていないヒロインと伯爵が「蝶になれていない青虫」の段階である―、そのことからきているのだとラストの方で判りました。
     心が温かくなるような初恋物語で、二人が最後に結ばれるシーンについても具体的な描写があるにも拘わらず、嫌らしい感じはまったくありません。
     ありがちなハーレクインの王道パターンとはまたひと味違った作品だと思います。
     後は、タイトルに「シンデレラ」とあるように確かにヒロインは継母と義妹がいて、継母はお転婆なヒロインを何とかレディらしくしようとするのですが、、、
     この継母は、けして悪い母親ではありません。自分なりに継娘に対して良かれと思った仕付けをしていて、それなりにヒロインのことを思っているようです。
     義理の妹は無邪気で、これもまた優しい娘です。
     基本的に、この物語には悪人が一人も登場しません。そこが不自然のようにも思えますが、この作品の魅力でもあると思います。

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    2018年06月02日
  • 海よりもまだ深く

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    なにやってんだろね、このクズ!と思いながら読み進め、最後の方は涙で読めなくなった(個人の感想です)。これは母の物語。

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    2018年01月06日
  • そして父になる

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    小説ならではの良さがある 幼い頃に病院で、子どもを取り違えられたことが発覚し、全く生活環境の違う家庭の子と育ててきた子を交換して育てていく。

    さまざまに起こる問題から、親とは、父とは、ということに気付いていくヒューマンドラマ。

    小説の終わりが活字でしかできない、なんとも言えない爽やかな印象を残している。

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    2026年01月02日
  • 海よりもまだ深く

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    ギャンブル好きな主人公を軸に親子、夫婦関係を描く。愛される要素があったとしても、やっぱりだらしないな、この主人公は。老いていく母親の様子が寂しい。

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    2016年05月04日
  • オリンポスの咎人 ルシアン II

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    ネタバレ

    これまたシリーズの2作目。(1作目もちゃんと読んでいるが主人公が好みではなかった)

    タイトル通りギリシャ神話をモチーフにした美しいファンタジー...ではなくて、主人公たちは禁忌を犯して天界を追放され、その罪を背負って人界に紛れてくらす人外の生き物。内容はハーレクインロマンスそのもの(爆)。

    神々から大切な箱の番人に選ばれたパンドラに嫉妬した誇り高きはずの戦士たちが、パンドラを殺し箱を開けてしまったために起きた悲劇。彼らは罰として各々の身内にあらゆる禍いを背負って生きることを課せられた。
    設定だけ聞けばわりと面白そう。
    で、ルシアンというのは「戦士たち」のリーダー格で死の番人。
    過去に人間の女性との不幸な恋を経験し、二度と恋愛などしないため己の体を切り刻み、全身に醜い傷跡を残している。
    ところが、そんなことものともしない度胸の良い女性「無秩序の女神アニヤ」に言い寄られ、その気になったものの、偉い神様に彼女の抹殺を命令され、仲間を人質に取られ、挙句の果てにはその愛しい彼女と殺し合い。
    まあ、すったもんだの末、めでたしめでたしのラストなんですが。
    冷静沈着な死の番人? どこが! 二度と恋はしない? 嘘コケ!
    ってな感じで、アニヤを追い掛け回してます。また、アニヤの性格が最高。

    ルシアンとアニヤは私のお気に入りな二人です。
    興味のある方は1作目から順番に読むことをお薦めします。

    ※マメ知識 ハーレクインとは、若い女性向きの恋愛物語で、途中どんな展開があろうとも、最後は必ずハッピーエンドで終わる強引でご都合主義なストーリィのこと。

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    2014年01月04日
  • 隠遁公爵、愛に泣く

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    最近、ハーレ系には飽きたと思ってたのに、なんでか面白かった。 キャンディス・キャンプは理屈抜きで肌に合うのかも。
    久しぶりに、本の一気読みして充実感感じたなぁ。

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    2012年06月07日
  • 恋のリグレット 伯爵夫人の縁結び IV

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    ネタバレ

    シリーズの主役たちより気になっていた伯爵夫人フランチェスカとロックフォード公爵とのロマンス。
    子供の頃から知っていて相愛だった二人が誤解から別れ、15年後に再び想いを交わすのが素敵。
    婚約破棄されても、放蕩者だったホーストン卿が死んで困っていないかと気にかける公爵の一途さに泣けます(笑)
    借金を偽造して愛人なれと迫る悪党にもサクッと対処。
    昔彼に愛されていたのか不安だったフランチェスカの杞憂を吹き飛ばすほどのロックフォード公爵シンクレアにひたすら魅了されます(笑)
    こんな完璧な公爵様も口説き方はへったくそ。
    昔と変わらず回りくどくて、そんなことしてるから15年前も逃げられるんだよと突っ込みたい。
    それでも同じ徹は踏まず、フランチェスカの不安も一蹴して、たった2日後に結婚した意思の強さに感服。そして贈り物にも。
    この先も幸福に満ちていくんだろう二人の姿に読後感はスッキリ!
    お勧めの一品です。

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    2011年09月11日
  • オリンポスの咎人 ルシアン II

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    ネタバレ

    ハーレクイン第2弾。
    これもおもしろかった。
    ・・・っていうか、この戦士(番人?)たち、全員分のお話が続くんだよなぁ。
    きっとまた買っちゃうな、私。

    あ、ちなみにレイエスのお話まで買いました。

    次はサビンになるらしい。
    けど読みたいのはパリス。

    いずれにせよ、次回作が楽しみですな。

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    2011年05月24日
  • 恋のリグレット 伯爵夫人の縁結び IV

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    ここまで期待通りとは♪♪♪
    昔のペニー・ジョーダンの悲観的ヒロインや長いこと思い焦がれているヒーローが好きな自分にはあまりにツボすぎて即再読。
    (作家がアメリカ人なだけに公爵はペニーヒーロー程暗くないけど、それでも威厳溢れる公爵様がフランチェスカだけにはメロメロで、なのに恋愛が思い通りにいかずに焦れてるところとかw)
    公爵がせっせと外堀埋めてるのに、フランチェスカは気付かずマイナス思考のスパイラル。ほんともどかしくて切なくて、感動作ってわけじゃないのにフランチェスカに感情移入して切なくて何度も泣けてしまった。

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    2011年04月09日
  • 屋根裏の男爵令嬢

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    男爵令嬢が村の暮らしに飛び込み、アメリカ人の男性と出会って…?
    歴史の思わぬひとコマが、ロマンスに。

    イギリスの男爵令嬢のグレースは、父の死後、家を出て、住み込みの仕事を探しました。
    爵位に伴う家屋敷は、男性の親族が相続するもので、父には他の財産はなく、借金しか残さなかったのです。
    身分ある女性がする仕事は、ほぼないような時代。
    気取らない性格のグレースは、パン屋に住んで、仕事を覚えていきます。
    変わり者の侯爵と知り合い、息子のことを託されました。
    アメリカとの戦争が続いていて、アメリカ人の捕虜が収容所にいます。
    村人には遠くの戦いに実感はなく、憎しみはないのですが…

    珍しい時代設定で、気立ての良い人達の出会い。
    ロマンスものとしては濃厚ではなく、それもいいという人向け(笑)

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    2026年10月02日
  • ゴースト・ポリス

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    初読みの作家さん。最初は少し薄いかなぁと思ったがだんだん色が出てきてホームレス連続殺人事件という難事件に繋がり、ところどころの伏線もしっかり回収していて引き込まれてしまった。
    ごんぞう1人に焦点を合わせた作品は良くあるけど、全員がごんぞうという設定は新鮮だったし、どうしてそうなったかという点も描かれていてなかなか魅力的だった。
    惜しむらくは、戸村とのやり取りが後半になって必要最低限しか描かれていなかったので残念だったが本筋ではないのでやむなしかなぁ。
    解説で鳩裏交番の続編があることが書いてあったので折を見て読んでみよう。

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    2026年08月30日
  • 毒警官

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    サクサク読みやすかった。
    特異体質な警察官が毒を使って子供たちを助ける。本当にそんな効果あるの?と無知ながら思いつつも面白かった。
    話のなかに時間的逼迫感があると自分の読むスピードも上がるんだなと今更感じた

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    2026年05月22日
  • そして父になる

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    260430

    4月滑り込み。
    こんなにも違う環境で生活してきた家族が寄り添えるってすごいことだと思った。
    でも血が繋がっている息子、今まで育ててきた息子どちらかを選ぶなんてことは難しいよな。

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    2026年04月30日
  • そして父になる

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    息子がまさに今小1なので、身につまされた。
    もし仮に我が子が他の子と取り違えがあったとしたらどうするかなと想像してみた。
    6歳はもう記憶もしっかりしているのに、急に別の人が親だと言われても受け入れられないのは当然。
    母親としても「交換」なんて到底無理。
    赤ちゃんの頃から今まで育ててきて、我が子のかわいいところもアホなところも自分が一番分かっていると思う。
    血のつながりよりも、一緒に過ごした時間が家族にしてくれるのだと感じた。
    そんなことを考えさせてくれた本。

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    2026年04月30日
  • 小説 アルキメデスの大戦

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    第二次世界大戦が太平洋戦争へと発展する前、戦艦大和に携わる軍人たちと数学者の話です。
    未来を知らないと書けない小説ではありますが、実際にこんなやり取りがあったのではないかと思ってしまうくらい史実とマッチしていて面白かったです。
    戦艦大和をどのように扱うかが肝ですが、タイムトラベラーばりの未来予想と、わかってはいるけどそこに向かう日本の未来をドキドキしながら読みました。

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    2026年04月29日
  • 灰かぶりの令嬢【mirabooks版】

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    ナポレオン率いるフランスと戦争中のイギリス海軍艦長オリヴァーと貧しい宿屋の娘ナナ(エレノア)。時代背景もあり、お互い別々の理由で結婚しないと決めてる2人が惹かれあっていく様子は切なくも温かい。
    登場人物たちがみんな魅力的。特にピートがいい。
    後半はスリリングな展開になる緩急があって、物語に引き込まれた。

    カーラ・ケリーの作品は初読み。とても読みやすくて他作も読んでみたくなった。

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    2026年03月23日