佐野晶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画を観に行こうかなという気持ちがあり予習も兼ねて。
評価は★3つだけど、4に近いです。
高校3年生の3人(トツ子、きみ、ルイ)が、ひょんなことからバンドを組む話から始まり、それぞれ抱える『秘密』と向き合って前を向いていこうとする。
その中で自分が過去についた傷や本当の自分を出したいのに出せない現状と「自分と向き合う」ことに勇気が必要なことを気付かされる。
小っ恥ずかしいようなくすぐったいような、向き合うって一つの成長なんですよねぇと。思わず彼らの背中を押したくなる気持ちになる作品でした。
『色』もキーになる。トツ子が見える色を観てみたいですね。 -
Posted by ブクログ
ハッキリとした結末が分からないということで、それを良しとするか、モヤモヤするからイヤだという意見で真っ二つですね(笑)。
小説(映画)としてならば真実を明らかにして欲しいのは読者としては当然の感想でしょうが、でも実際の犯罪で全て裁判で真実が明らかになるの?と言われれば、いまだに分かっていない事件も数多く残ってます。和歌山のカレー事件とかもそう。今、世間を騒がしている松本人志さんの報道だって、おそらく最後まで本当のことは闇の中でしょう。
その意味では、わからないまま裁判にかけられる、という現実世界のリアリティはあるのかも。
最終的にはやはり好き嫌いになるんだろうけど。 -
Posted by ブクログ
映画のノベライズ本である。
だから当然だとは思うけれど、読んでる間、頻繁に役所広司と福山雅治と広瀬すずの顔がよぎった。
映画のノベライズ本である。
だからなのか、小説として面白いのかは分からない。
三隅が、僕の頭の中で、役所広司の圧倒的な演技を伴って迫ってくるからである。
役所広司以外で、この役をできる人がいるだろうか。
柄本明。
香川照之。。
小日向文世。。。
全然違う作品にはなるだろうけど。
映画のノベライズ本である。
映画には映画の、映画的に表現された「行間」があるとすれば、この本を読むことで、答え合わせというか、作品として何を表現したかったのか、二重に楽しめます。 -
Posted by ブクログ
これは先に映画の脚本があって、それを小説化したみたいですね。
2時間程度で終わる物語、だから小説の内容も薄くて、1日で読み終えちゃえます。
第二次世界大戦直前、日本海軍は軍事力を高めるべく、巨大戦艦か空母の建造を計画するが、戦艦派と空母派に分かれる。
山本五十六率いる空母派はこれからの戦争は航空力だと説き、戦艦派は日本の象徴を示すべきと説く。
問題は建造費で、より多くの戦闘力や操縦力を必要とする戦艦が高いはずなのだが、空母派はその予算額で負けてしまう。
そこで登場するのが、数学の天才である主人公。
理論的にその金額では作れず、高波を受けたら沈没すると論破するという物語。
マンガみたいで面白