佐野晶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ献本企画でいただいたので、ハーレクインに初挑戦。
シャーレイン・ハリスの人間とヴァンパイアの恋を描いた「トゥルーブラッド」番外編「ダンサーズ・イン・ザ・ダーク」と、ナリーニ・シンのファンタジー「漆黒の君主」が収録されています。
ダンサーズ〜は本編を読んでいないと分かりにくいのと思うのですが、まあ単独でも楽しめるかな、という印象。実際わたしも本編は読んでいません。
漆黒の君主は、想像以上に面白かったです!壮大な映画のようで、ファンタジー映画好きな人にはオススメです。ハーレクインは何となく大人の女性向けというイメージがあって敬遠していましたが、それだけでこの小説を読まないのはもったいないと思いまし -
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試し読み
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Posted by ブクログ
☆4.5 私の好きな悶々とするヒーローではないのに、ここ1、2年のキャンディス・キャンプでは一番おもしろかったかも。
ミステリ要素は無く超ベタな展開だったけど、応援したくなるヒロインで、恋にときめいたり、すれ違いに胸を痛めたり、共感して一緒に楽しめた。その分、ヒーローの影は薄かったけど。嫌味のないさわやかヒーローだったし余計に。
どっちかっていうと、縁結びをする伯爵未亡人に思いを寄せてると思われる公爵の方が存在感はあった。ストイックで尊大な感じなところも、長いこと思いを寄せていることも超ツボ。そんな彼がたまに思慕を覗かせるところがたまらない~♪ 伯爵未亡人はおばちゃんではなく、多分30才過ぎく -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
重盛朋章46歳は同僚の摂津大輔53歳、川島輝29歳達と弁護士として働いており、食品加工工場の社長・山中光男を殺した元従業員の三隅高司の弁護をすることになる。三隅は30年前に強盗殺人で2人を殺害しておりその家ごと燃やしていて無期懲役の仮釈放中だった。
三隅の供述は二転三転し重盛達を翻弄する。山中光男にレイプされていたと話す娘の咲江、夫による娘へのレイプを見て見ぬふりして食品偽装も隠し通した社長夫人・美津江。三隅の供述は美津江をこらしめ咲江を救うためのものなのか。そう考えた重盛は真実を隠蔽し、検事達も三隅の否認を黙認、裁判長も訴訟経済を優先し公判を続けた。三隅は最後まで真実を話すこと -
Posted by ブクログ
映画を観に行こうかなという気持ちがあり予習も兼ねて。
評価は★3つだけど、4に近いです。
高校3年生の3人(トツ子、きみ、ルイ)が、ひょんなことからバンドを組む話から始まり、それぞれ抱える『秘密』と向き合って前を向いていこうとする。
その中で自分が過去についた傷や本当の自分を出したいのに出せない現状と「自分と向き合う」ことに勇気が必要なことを気付かされる。
小っ恥ずかしいようなくすぐったいような、向き合うって一つの成長なんですよねぇと。思わず彼らの背中を押したくなる気持ちになる作品でした。
『色』もキーになる。トツ子が見える色を観てみたいですね。