佐野晶のレビュー一覧
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ネタバレ<マッケトリック家>新章1
シエラは息子の喘息を治すために、母イヴ・マッケトリックの庇護の下に入った。
母親に捨てられた思いを抱えたまま、トリプルM牧場に住み、トラヴィスと出逢う。
歴史があってタフな一族ってのは、マッケンジーだのマクレガーだのとMで始まるイメージなのかしら?
今回は全三部作に出てきてた弁護士のトラヴィスの物語。
そして1919年の時に生きるもうひとつのマッケトリックの物語。
一粒で二度美味しいみたいな感じ。
さくさく読める。現在と1919年を交互に読ませて、飽きさせない。
面白かったけど、わたしにはイマイチ盛り上がりにかけたかも?
なんとなく現在よりも、1919年の物語の方にラストは重きをおいたように感じられて、現在でトラヴィスが急に出て行く流れになるのが、唐突すぎたような。
トラヴィスがシエラにがっつり夢中になってる…!みたいなのが判りづらいんだよね。
シエラの元旦那の話を詳しく聞いたりもしないし、イヴとの話し合いもどうだったの?的な会話もないし、要するにページが足りなかった感が…。
いや、面白かったですけどね。
☆は3つ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ<マッケトリック家>シリーズ第三弾。
14歳で両親を火災で亡くしたキーガン。
24歳で結婚した妻とは離婚し、愛する一人娘とはなかなか逢えない。
永遠の別れと、永遠の愛…。
<マッケトリック家>シリーズ中、一番ヒロインが不憫だった。
キーガンは今までの二作を読んだ限り、割りと思ったことはスグに口に出す直情型だとは思ってたけど…。
ヒロインは、付き合った男が既婚者だと知らないまま妊娠した。
キーガンは自分の愛した幼なじみを守るために、何も知らないのにヒロインのモリーを追い詰めて脅して、怒鳴りつける。
二作目では、街にやってきたエコーの身元調査をしているのに、今回はそれもしないでモリーの職業も財政状況も知らずに、お金目当てだと決めつけてる。
超アウェイの中、愛する息子と過ごすためだけに耐えるモリー。
かわいそす。
サイキーもやりたい放題に感じる。
何様?と突っ込まずにいられない。
死んじゃうからって、何でもしていいんかね?
死んじゃう人の言うことは、何でも聞かなきゃいけないんかね?
ルーカスをトラヴィスに育てさせると言ったり、ウエディングドレスは白以外と言ったり、ひどいと思う。
責められるべきはあんたの夫では?と言いたい。
キーガンもあんだけひどい事言ったのに、結局誤ってないんだよね。
わりと最後はあっけなく「愛してる」と言い合う感じでハッピーエンドなのは良いんだけど・・・。
☆は3つだな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ簡潔に……
ある問題からお互いのことを知らなかった夫婦が、ある問題に直面することにより互いの本心を知りハッピーエンドに至る物語!でした
買った後にシリーズもの完結!と書いてあるのを見て、失敗した!!と思ったのですが、
ロマンス小説におけるシリーズ物とは同じ主人公の話の連続というよりは、
同じ家系、の姉妹兄弟の話。というのが多いみたいですね。
本当に続いてる場合はちゃんと数字表記しあるの、かな?
と、いうことでこちらの小説だけできちんと楽しめました。
※以降ネタバレあります※
序盤を読めば分かるのですが、貴族同士結婚、義務の結婚が嫌で直感の愛を信じ駆け落ちしようとした
主人公:レイチェルでしたが、その企みは結婚相手(ヒーロー)マイケルと父親に発見しあえなく失敗に終わる。
マイケルはレイチェルに恋をしていたため、レイチェルの傷が癒えるよう
何事にもおいて無理強いはしないと伝えました。
が、しかし、その取り決めが二人の間に決定的な溝を生むこととなってしまったのです。
あらすじにもある通り7年も仮面夫婦を演じることに。
それを打開するに至ったのが今回の本筋。
序盤は二人の悶々とした互いへの気持ちが丁寧に描かれていました。
後半に入ると、なんと探偵パート!! マイケルは過去のできごとから、レイチェルは駆け落ち相手から
ある依頼を受けます。
その過程で、レイチェルは真実のマイケルと対面します。
けれど、マイケルは自らのことをマイケルだとは名乗りませんでした。
結果、マイケルはマイケルとしてでは無いにしても本性を出すことができ、
レイチェルもマイケルの前ではありえない姿を晒すこととなる。
この、マイケルがマイケルとしてない誰かとして振舞っている姿が良かったです!
そして、二人が受けた依頼から……
と、物語は更に発展していくわけですが。
恋愛、推理どちらもがっつりある訳では無いのでそこまで萌え度は高くなかったです。
犯人もなんとなくあたりがついてしまいました。
そうして二人がくっついてからのいちゃいちゃが無いのも惜しかった!!
知っているはずの相手の本当の姿を知る――
というテーマが良かっただけにそこをもっとがっつりみてみたかったとも思いました。
≪こんな人におすすめ≫
・仮面夫婦からの真実暴露
・二重の面がある男性(そこまで露骨ではないですが……)
・ちょっとした推理要素が好きな人 -
Posted by ブクログ
短編2話。もちろん恋愛もの。
ハーレクイン初めて読んだ。なんとなく貴族社会の煌びやかな恋愛模様を想像してたんだけどファンタジーもあるのね。
◆ダンサーズ・イン・ザ・ダーク
現代社会に吸血鬼が溶け込んでる話。
自分も吸血鬼になるほど相手役を好きなのか、と葛藤する話になるのかと思ってたけど、意外な展開に。
相手役のラストのうっかりには驚いた。もっと早く気付いてほしかったよ!とはいえヒロインを始終大切にする言動は毎回ときめいた。
◆漆黒の君主
魔法の国の話。ダンサーズの方は男の人の頼り甲斐にときめく話だったけど、こちらは困った男の人を支えるのを楽しむ話に思った。
異世界と言えば、ご飯と不思議生命体。食事が美味しそうだったし妖精も可愛かった。
終盤、端っこで頑張っていた脇役の活躍が全く目立たなかったからもう少し見たかった。脇役も波乱万丈な人生で気になる。スピンオフあったら読みたい。
■メモ
キャンペーンでいただきました。
ダンサーズの世界では何気に日本の企業が活躍していた。
外国の小説はいつも登場人物一覧があるのね。 -
Posted by ブクログ
失礼ながら、ハーレクインは少女マンガを大人向けにしただけの小説だと思っていました。
なので少女マンガ同様、ハーレクインも決して手に取ることのなかったジャンルなのですが、今回献本としていただきましたので読みましたが、これはこれでアリでした。
この一冊に限って言えば、少女マンガというよりも重厚に練られたライトノベルに近いファンタジー作品です。
過去に凄惨な事件に巻き込まれたルーとヴァンパイアのショーンとの恋「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
最初は冷たい印象しかなかったショーンがダンスレッスンを重ねるにつれてルーを知りたいとの欲求を高めていったり、情熱的な一面をみせますが短編だけあってどうしてそこまでルーに固執するのかという端折られてしまった部分に疑問が出てきます。素顔が綺麗だからだでしょうかね? 見目が良いと認めているようなので、結局外見なんでしょうか。
『彼女の短い人生すべてが、まるで自分のものみたいに』
こういう行動を自然ととる理由はショーンの中にしかなくて、ヴァンパイアであるショーンの心の内は誰にも分かる必要はないからと、作者はあえて描写は控えたってことでしょうか。
謎です。
あまり長々と書くとネタバレをしてしまいそうですが、影のあったルーがショーンという甘えられる相手が見つかったことでシリーズになっている「トゥルーブラッド」の7巻か8巻にチョロッと登場しているようですね。機会があれば小説とドラマの両方を手にとってみたいと思える作品でした。
個人的にダンサーの方が好きだったので、そちらメインの感想になってますが『漆黒の君主』もつまらなくはないですが米国的といいますか、なんかどこかで映像化でもされていそうな印象が拭えません。娘が美貌の王子と悪の父親を倒すというお題目自体古くさい気がしてしまうのが、なんとも……。
一番の見せ場がすぐに終わってしまうし、なんだか全体を通して消化不良でした。短編には向かないテーマでした。中編としてジックリ書いた方がもっと、万人受けが狙えるような。
と、いうのも見せ場にたどり着くまでにページを使いすぎて、後半は駆け足的なエンドは酷い。兎にも角にも夢見がちなファンタジーといった感じで、私はちょっと苦手でした。
マイナス評価の理由は邦題とカバーイラスト。
なんでこの邦題にしたのでしょうか。
この作家さんのイラストは素敵だと思いますけど、登場人物の誰でもない、関係ないイラストってどうなのよ、というね。