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「6年間育てた息子は、他人の子でした――。大切に育ててきた6歳の息子。彼は、出生時に病院で取り違えられた他人の子供だった」。是枝裕和・監督、福山雅治・主演で、カンヌ映画祭・審査員賞を受賞した映画『そして父になる』。現在、もっとも勢いのある尾野真千子、真木よう子という豪華俳優陣の競演とともに話題を呼んでいます。本書は是枝監督自身による渾身のノベライズ企画です。映画の余白を埋めていく、文字でつづられる家族それぞれの物語。
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Posted by ブクログ
当時話題になっていた映画。 気になっていながらも観に行けなかった なにが正解か…なんて分からない。 ただ、この一件で一番変わったのは良多。 2人の子供を通してやっと良多の心に血が通った印象。 血の繋がりがあろうがなかろうが家族と思ったら家族! 色んな形の色んな繋がりの家族があっていいじゃない! 是...続きを読む枝さんの映画は何本が観たけれど家族とは?…といつも問われている気がする。 他の作品も本で読んでみたい
今となっては、13年も前に話題になった映画ですが 今、読んでも、身近に、切実に感じられる秀作。 良い作品は、古びたり、歳を取らないものなんだと しみじみ思いました。
自分も親として、他人事ではなく内容にどっぷりハマってしまいました。 子育てをする上で、こんなに苦悩し葛藤することがあるでしょうか。 血の繋がりと愛情のつながり、両方大事だし、だからこそ苦しむ親の姿を容易に想像できて一気に読み切りました。
「そして父になる」是枝裕和氏 1.購読動機 休暇中、文字を食べたくて、読めればなんでもよかったんです。 子供の取り違え事件。 数年前に過去の事件として記事となりました。 その取材もしたうえでの書籍ということであったため手にとりました。 2.本書内容 病院から電話があり、事件は動きだします。 「取...続きを読むり違えの可能性あり。遺伝子検査を。」 残念ながら、運命はいたずらで、6年過ごした子供は実の子供ではないこととなりました。 本当の血の繋がった子供の育ての親との対面、そして実の子供とも面会へと事態は展開します。 親はどのようにこの事態を受け止めるのか? また、流したい衝動と戦うのか? 子供らは、みたこともない大人の家に預けられ、少しずつ距離を縮めていく対応にどんな表情で、どんな叫びを押し殺し、生活をしようというのか? 小説のなかの文体は、痛々しいくらいに真っ直ぐです。 時には、本を折りたたみたくなるくらいに。 3.最後に 私たち読者は、両家の大人、そして同じく運命に翻弄された子供たちに、ページを折りながら寄り添う気持ちで進めるほかありません。 読み終えて ありふれた日を 省みて 尊き生を まぶたに描き #読書好きな人と繋がりたい
小説ならではの良さがある 幼い頃に病院で、子どもを取り違えられたことが発覚し、全く生活環境の違う家庭の子と育ててきた子を交換して育てていく。 さまざまに起こる問題から、親とは、父とは、ということに気付いていくヒューマンドラマ。 小説の終わりが活字でしかできない、なんとも言えない爽やかな印象を残し...続きを読むている。
260430 4月滑り込み。 こんなにも違う環境で生活してきた家族が寄り添えるってすごいことだと思った。 でも血が繋がっている息子、今まで育ててきた息子どちらかを選ぶなんてことは難しいよな。
息子がまさに今小1なので、身につまされた。 もし仮に我が子が他の子と取り違えがあったとしたらどうするかなと想像してみた。 6歳はもう記憶もしっかりしているのに、急に別の人が親だと言われても受け入れられないのは当然。 母親としても「交換」なんて到底無理。 赤ちゃんの頃から今まで育ててきて、我が子のかわ...続きを読むいいところもアホなところも自分が一番分かっていると思う。 血のつながりよりも、一緒に過ごした時間が家族にしてくれるのだと感じた。 そんなことを考えさせてくれた本。
是枝監督作品は好きでよく観ています。この作品もかなり前に観ておもしろかった。 たいてい映画がおもしろいと、本はおもしろくない、逆もまた然り。なんだけど「そして父になる」はどちらもよかった。 生みの親か、育ての親か。どちらが正しいのかは、永遠のテーマではないかと。 しかし、それほどまでに血の繋がりは...続きを読む強い。と思う。1日たりとも育てていない親だったとしても、その存在を知ったら会いたくなるんではないか、何か理由をつけて、似ていると結びつけたくなるんではないか、理不尽なことがあっても、血が繋がっているということで耐えられるのではないかとも思う。
親の気持ち中心に描かれているが、子供の気持ちを考えると張り裂けそうになるほど辛い。しかし最終的にみんな前を向いて動いていることがやるせなくなる。
大人の都合で振り回される子供の心が心配。今まで実の両親だと信じてきたのに突然別の家でその家の子として育てられお父さんお母さんと呼びなさいって。最後はきちんと子供達の心に大人が向き合ってくれてよかった。
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