そして父になる

そして父になる

722円 (税込)

3pt

「6年間育てた息子は、他人の子でした――。大切に育ててきた6歳の息子。彼は、出生時に病院で取り違えられた他人の子供だった」。是枝裕和・監督、福山雅治・主演で、カンヌ映画祭・審査員賞を受賞した映画『そして父になる』。現在、もっとも勢いのある尾野真千子、真木よう子という豪華俳優陣の競演とともに話題を呼んでいます。本書は是枝監督自身による渾身のノベライズ企画です。映画の余白を埋めていく、文字でつづられる家族それぞれの物語。

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そして父になる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「そして父になる」是枝裕和氏

    1.購読動機
    休暇中、文字を食べたくて、読めればなんでもよかったんです。
    子供の取り違え事件。
    数年前に過去の事件として記事となりました。
    その取材もしたうえでの書籍ということであったため手にとりました。

    2.本書内容
    病院から電話があり、事件は動きだします。
    「取

    0
    2020年09月23日

    Posted by ブクログ

    親の気持ち中心に描かれているが、子供の気持ちを考えると張り裂けそうになるほど辛い。しかし最終的にみんな前を向いて動いていることがやるせなくなる。

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

     大人の都合で振り回される子供の心が心配。今まで実の両親だと信じてきたのに突然別の家でその家の子として育てられお父さんお母さんと呼びなさいって。最後はきちんと子供達の心に大人が向き合ってくれてよかった。

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    2013年封切りの是枝裕和・監督、福山雅治・主演の映画のノベライズ本。映画は当時かなり衝撃を受けた。息子の出生時に病院で取り違えられ、6歳まで他人の子を育てていた事実がわかるという物語。せつなくて子供の演技に何度も泣かされた記憶がある。

    キャスティングも絶妙。エリートサラリーマンの福山に奥さんが尾

    0
    2025年02月27日

    Posted by ブクログ

    【2024年69冊目】
    息子が小学校に上がる受験に合格したと同じ時期に知らされた、「赤ん坊の取り違え事件」。出産した時の病院で、乳児の取り違えが起こっていたらしい。これまで育ててきた息子とは血が繋がっていない――衝撃的な事実に打ちのめされながらも二つの家族は対面を果たす。本当に血は水よりも濃いのだろ

    0
    2024年04月01日

    Posted by ブクログ

    もし我が家が同じ事態に陥ったら…と本当に深く深く考えさせられた本です。

    映画を観ていなかったので、今この本に出会えてよかったなと思います。

    病院側の対応などちょっと腑に落ちない部分もありましたが、続きが気になってダッシュで読み切りました。

    自分の子育ても振り返る機会になりました。
    おおらかに育

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    息子が有名小学校に合格してから赤ちゃんの取り違えが判明する。慶多、琉晴の二人と二つの家族が交差しながら、エリート社員の生き方を反省し気づきを得る一冊。初の是枝裕和作品、読みやすくて感情移入してしまった。
    週末の仕事をやめて家族と映画やキャンプで楽しみたいと思わせる。

    0
    2024年02月04日

    Posted by ブクログ

    だいぶ前に、映画を観ていたこともあってか、子供らの演技が何となく思い出されて、感動し、かつ面白く一気に読めた。もう一度、映画も観てみたいとも思った。すごく読みやすい。読みやすい様に各所で工夫されていた様な気がする。登場人物の属性(出身地、特技とか)は、不自然がない様に緻密に、設定されている様な気がし

    0
    2023年05月29日

    Posted by ブクログ

    映画監督の「是枝裕和」とノベライズ作家の「佐野晶」の共著『そして父になる』を読みました。

    『三度目の殺人』に続き、「是枝裕和」と「佐野晶」の共著です。

    -----story-------------
    「6年間育てた息子は、他人の子でした――。大切に育ててきた6歳の息子。彼は、出生時に病院で取り違

    0
    2022年12月19日

    Posted by ブクログ

    主人公が人間として成長する姿が素晴らしい。
    夫婦間では特に、一方の考えて決めていくのではなくて話し合いが大切だと改めて感じた。

    家族ごとに仕事に重きを置くか、愛を育むかといった方向性は違うものの、お互いを受け入れて新たな考えを得ることが大切。尊重し合うことを学んだ。

    0
    2022年12月14日

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