さだまさしのレビュー一覧

  • 風に立つライオン

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    久しぶりに読んだ、さだまさし氏の小説。本書の元になる曲があったとは知らなかった。
    若い医師の航一郎は、アフリカへ行くことを決意する。伝染病の研究者だったが、ケニアで戦傷者の手当てをする病院に出向する。設定は1980年代後半から90年代初めだが、60年代にモデルとなる医師がいて、さだ氏の友人であるという。
    本書は、航一郎の知人たちが彼を回想する形で、書簡もあれば思い出話の形式でも進む。個人的には、人が話して説明するスタイルはあまり好きではない。それでも、アフリカの伝染病や紛争について、著者がよく勉強をしたことも分かり、前にも書いたが、本職が音楽家のさだ氏の文章が素晴らしい。物語の芯は、航一郎に治

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    2019年12月31日
  • ラストレター

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    今読んでいますが本に入っていけていません、さださんの本ははずれ無いのですが? だんだん面白くなってきた❗️面白い泣けた‼️

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    2019年11月02日
  • アントキノイノチ

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    映画化されるということで、公開される前に購入。
    結構前に購入しましたが、この作品を機に「遺品整理」という仕事があるということを認識しました。

    あのプロレスラーの名前に似ていて、なぜこのタイトル?と思いながら、読んでいました。その正体は後半に出てきます。思わず、クスッとしてしまいました。
    さださんの小説を読むのは、この作品が初めてだったのですが、人の心情を丁寧に描かれているという印象でした。さださんの歌詞は、人を惹きつける魅力があって、小説でも発揮しています。
    主人公は、遺品整理の仕事に就き、色々な人と出会うことで成長していきます。その間に過去に起きたエピソードとからめながら、主人公の心は氷の

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    2019年09月14日
  • 風に立つライオン

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    アフリカで活躍した実在する日本人医師のフィクションの物語。
    東日本大震災と絡めてくる物語は所々が実話なので胸が苦しくなる…ちっとキレイ過ぎる物語だが涙腺が緩むし、人に優しくしたくなる物語。また、著者は医師には、こうあって欲しいと訴えているのだろうか…?

    まず、アフリカという異国の地の事も全く知らなかった…戦争や病気の事など…知らない事が沢山あった…ここに行く全世界の医師や、なにも知らなくても極限の中に再度身を投げ出す医師は、医師たる認識が絶対的違うと思う。
    私も経験ある。よく聞く話だが病院に行って五分で診察終り、質問するとこうだと断定する医師、顔を見ないで話す医師、この物語でもあるように、見

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    2019年08月30日
  • 解夏

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    同じ病気の為に読んでみた、短編集だったのね、なんか物足りたりなかった感はあるが、小説版、ドラマ版、映画版、それぞれに感慨深い部分がある。
    それ言うとドラマ版や映画版の脚本、演出はとても良かったのだなあ、と思う。

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    2019年07月27日
  • まほろばの国で

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    1998年から2002年まで毎日新聞に掲載されていたというコラム。
    今読んでも,あの頃の日本の空気とさだまさしの体温が伝わってくる。相変わらずまさしは熱い。
    当時諏訪にオープンし,何度か尋ねた原田泰治美術館のこと
    ふうせんのはかや極光(オーロラ)のこと
    成田真由美さんのパラリンピックでの活躍のこと
    野茂のノーヒットノーランのこと
    バイオリンの故郷を訪ねてグラスゴーに行ったり
    「ようこそ先輩」に出たときのこと
    そして山本直純さんが亡くなった時のこと
    それらが巡ってタイムスリップしてきた。
    自分も伝えたいことをきちんと伝えたい。

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    2019年01月05日
  • ふうせんのはか

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    まさしが童話?ふうせんのはか?どこかで聞いたことあるなあ。ふうせんのはか---そうか,あのお祭りの話だ。泣いた赤鬼の話だ。ピンときた。お祭りに行ったとき,2人のお兄ちゃんが小さな妹のため,ふうせんを買ってあげる。妹はうれしくてはしゃいで,でもいつしか疲れて,お兄ちゃんの背中で眠ってしまう。家に着いたとき,ふうせんはもう天にのぼってしまった後だった。泣きじゃくる妹・・・。
    この話のいいところは,ここから後だ。わんぱくでやさしいまさしの弟は,ぷっといなくなる。そう,ふうせんを手に入れるためだ。でも彼にはお金がない。弟は,腕を組み,ふうせん売りのおじさんをにらみつける。「さっき買ったふうせんがとんで

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    2019年01月05日
  • 眉山

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    作中に時々出てくる阿波踊りのお囃子のフレーズが其々の場面展開を盛り上げてくれる。

    本書を読んで阿波踊りを見に行きたいなぁと思った。


    母の余命が幾ばくも無い、娘の咲子は帰郷し母の看病にあたることとした。
    江戸っ子気質でカチンと来たら手のつけられない母、飲み屋の大将とお酒の好きなケースワーカーなど人情身溢れる登場人物達がストーリーを盛り上げてくれる。そんななか咲子は母との半生を振り返る・・・

    一晩で読めてしまう200ページ!

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    2018年11月30日
  • 眉山

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    阿波踊りを通して、自分が生きてきた場所、自分を作っているものを伝え、命の使い方について考えさせられました。

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    2018年09月01日
  • 解夏

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    故郷とのいろんな関わり。
    表現や感情が優しくて温かくじんわりと感動した。

    ダムに沈んだ故郷との対面なんて想像出来ないけど、どんなに切ないことだろうか。
    それでもそこに住んでいた人ごと沈んだわけでなく、人々はその人の人生をそれぞれ歩んでいるのか。

    解説も重松清で良かったと思う。

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    2018年08月20日
  • 眉山

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    母親の決意とは何たる堅さ。咲子を出産すると決めてから死ぬまで、母親としての顔しかもたず一切の女の顔を殺してきた母、龍子。強すぎる決断力と精神力に涙がでる。

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    2018年05月29日
  • やばい老人になろう やんちゃでちょうどいい

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    ネタバレ

    池波正太郎の小説の世界のように、悪いことをしながら善を為し、善人だと思われている奴がつい悪いことをする、と言うのが人間なのだと思う 僕は年寄りに聞くに限ると言う言葉が死語になっていくのは、この国がダメになっていくことと同じでは無いかと思う おばあちゃんの背中は、子どもにとっての安全地帯だった。今の子供には、その安全地帯がないのだ

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    2018年05月17日
  • かすてぃら

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    さだまさしの実父の話 さだまさしのDNAが感じられるストーリー。彼のバイタリティーや胆力は父親譲りであることが、実感できる。むちゃくちゃだよなあって思える逸話も、そのまんまさだまさしの生き方に通じている。

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    2025年12月06日
  • やばい老人になろう やんちゃでちょうどいい

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    さだまさしは好きだったこともあれば、なぜか嫌いだった時期もある。
    でも、これを読んで少し距離の近さを感じて、また少し好きになった。年齢が近づいた(実際に近づくわけではなく相対的な差が縮まるという意味で)からかも知れない。

    フォークソングはワークソング
    現役
    私はロッカーにはなれなそうだけど・・・

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    2017年10月18日
  • やばい老人になろう やんちゃでちょうどいい

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    ネタバレ

    さすがさだまさし、文章の読みやすさが抜群。
    この超高齢化社会においては、なるほど老人と若年層の歩みより、協調は必要だろう。
    そういった主張が根底にある本書だが、後半は若干、思い出話に終始したきらいがある。
    そこを含めての老人力なのかもしれないが。

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    2017年09月25日
  • 解夏

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    すごくいい、さだまさし天才か…。重松清に温かさのベクトルが似ているなぁと思っていたら、解説に重松清が…。どうでもいいところでも鳥肌。どの話も本当に素敵だったが、個人的には秋桜とサクラサクが好き。重松清に大人のテイストを加えた感じ。地理に明るいところが、渋みを出しているのかな?あまり歌は聞いたことないけど、この人が歌う歌なら聞いてみたいと思った。

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    2017年08月25日
  • 茨の木

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    主人公が父の遺品として兄から送られてきたバイオリンのルーツを辿るべくイギリスへ。父への後悔、兄との確執、高校時代の初恋、別れた妻への思い、などなどいろんなものを抱えた男性が過去と向き合う中で、また元の場所へ帰っていきます。解説文を読むと、作者さださんが自身のバイオリンのルーツを辿った旅がこの小説のモチーフになっているとか... 福岡の言葉も懐かしく、また昔の思い出'台風の大きさ'を表す単位のエピソードなど、丁寧に生きてこられた様子が伺い知れて優しい気持ちになりました。

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    2017年06月07日
  • ラストレター

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    さだまさしさんが落語研究会で培った、洒落と駄洒落と人情物をうまく組み合わせた内容になっている。昭和復帰にテーマを置き少し現代を風刺して本当に上手な構成だな、面白い。

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    2017年03月28日
  • ラストレター

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    面白かった。
    ただ、面白いだけでなく、感動あり、笑いありとたくさんの要素が詰め込まれていて、読み終えた今も心地よい余韻が残っている。

    古くて、新しい昭和を作る。ラジオを通して。
    この想いに突き動かされ、多くの人が協力する姿は、読んでいてワクワクした。

    誰もが悩み、苦しみ、少しの楽しさを抱えている。
    どんな人も、小さな人生を懸命に生きている。
    この様な文章がありますが、自分の人生と重ね合わせて、多くのことを思いながら読みました。

    最後に、ラストレターの様なラジオがあったら聞きたいと思う。

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    2017年03月22日
  • 眉山

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    徳島に4年間住んでた身としては
    街の風景が思い浮かび、どこか懐かしく感じる作品。

    とくに阿波踊りについての描写は、本当に巧い。
    阿波踊りの練習の音(鉦を鳴らしたり、笛を吹いたり)が聞こえ始める初夏の夕方、県外出身の自分でも何か体の内側から“ぞめき立つ”あの感覚、それを見事に文字で描いている。

    徳島にゆかりのある人には徳島の良さを改めて認識してほしいし、徳島をほとんど知らない人にも読んでほしい(そうしたらきっと徳島いいなあと思える)一冊。

    綺麗な物語だった。
    徳島、やっぱ好きだなあ。

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    2017年01月26日