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Posted by ブクログ
感動で涙が止まらなかった。
さだまさしの歌「風に立つライオン」を初めて聞いたのはいつだったか。そのメロディの美しさと感動的な歌詞に即座に引き込まれた。それ以来何度も聞いている。
歌の方が遥かに前に作られ、この小説はそれから随分と経ってから書かれたものだ。その甲斐あって、歌で描かれていたアフリカで献身的に活動する医師の話だけではなく、小説は2011年の東日本大地震にまで繋がり、まさに「魂のリレー」が描かれた感動作品となった。
「風に立つライオン」のモデルはご存知の方も多いと思うが、実在の柴田紘一郎氏でさだまさしさんとは数十年来の交流があるという。
歌にしろ小説にしろこの作品がすごいのは、この事実に感銘を受けた人々が実際の基金を立ち上げたり、アフリカへ赴いたりと数多くの人々の行動へと繋がっているところだ。まさに小説の中の航一郎や木場くんのように一人の人間がこうも組織や世の中を変えるのかという見本だと思う。
本作で描かれている高潔で純粋な魂のリレー。読者の私たちもほんの少しでもそのバトンを受け継ぎたいと思う。
Posted by ブクログ
ルビはないが、小学校にもおける素晴らしい本。後半はしょっちゅう泣いてしまった。後半、電車では読まない方が良いかも。前半は話の輪郭が見えてくるまでに時間がかかったが、読みにくいというほどでもない。後藤健二の「ダイヤモンドより平和がほしい―子ども兵士・ムリアの告白」、ミシェル・チクワニネ「ぼくが5歳の子ども兵士だったとき―内戦のコンゴで」などを読んでいたり、寄生虫博物館に半年前位に行ったのとか、人によっては東日本大震災の現場を知っていたりとかそういう周辺知識も内容の深い共感に繋がると思います。
しかし、加藤シゲアキと、さだまさしが書いてるものに対する構えがあまりにも違い過ぎて自分の色眼鏡に反省。又吉への構えは中間点だったかなー。
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