風に立つライオン

風に立つライオン

679円 (税込)

3pt

一九八八年、恋人を長崎に残し、ケニアの戦傷病院で働く日本人医師・航一郎。「オッケー、ダイジョブ」が口癖の彼のもとへ、少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれた。二人は特別な絆で結ばれるが、ある日、航一郎は……。二〇一一年三月、成長したンドゥングは航一郎から渡された「心」のバトンを手に被災地石巻に立つ。名曲をモチーフに綴る感涙長篇。

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風に立つライオン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年11月19日

    映画から入りました。すごく国際協力に関心があるため、柴田医師(モデルとなったDr)と和歌子Ns(モデルとなったNsの名前がわからない)はすごく勇気があり、暖かく、さっぱりとした雰囲気なんだろうと思いました。映画にはない、東日本大地震のこともストーリーにあり、とても読みやすく、話に心が惹かれました。

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    Posted by ブクログ 2022年06月12日

    さだまさしさんの本を初めて読みました。作詞、作曲、歌手、俳優、監督、トーク、そして小説も書く!天は二物も三物もこの人に与えてるんだなぁと思いました。「ガンバレ」は人に言う言葉ではなく「自分を叱咤するときの言葉なのだ」航一郎のバトンはンドゥングへあつおへと渡されていく。終始涙がとまりませんでした。★の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月10日

    「人生は一つしか選択できない。大切な何かを選べば、もう一つの大切な何かを手放さなければならない。」

    「人の善意は必ず他人を幸福にするとは限らない。」

    前に進む。
    とりあえず、やってみる。
    協力隊の話も出てきた。俺、ガンバレー!

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    Posted by ブクログ 2021年11月11日

    「風に立つライオン」の歌を最近初めて知り、感動してこの本に辿り着きました。
    心動かされる箇所がいくつもあり、日常に追われていた中で立ち止まらせてくれました。

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    Posted by ブクログ 2021年03月27日

    ルビはないが、小学校にもおける素晴らしい本。後半はしょっちゅう泣いてしまった。後半、電車では読まない方が良いかも。前半は話の輪郭が見えてくるまでに時間がかかったが、読みにくいというほどでもない。後藤健二の「ダイヤモンドより平和がほしい―子ども兵士・ムリアの告白」、ミシェル・チクワニネ「ぼくが5歳の子...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月10日


    年始の「生さだ」で聴いた曲。読んでみて、ケニアの某病院の現状は若かりし日、研修で度々登場していた事を懐かしく思い出し、この作品にご縁を感じました。島田医師の人として、医師としての高い志に胸を打たれました。そしてそれが時間と場所を越えて伝えられていく事に感動しました。 人として大切なことは何なのか深...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月27日

    涙する場面が多々。
    航一郎の人柄、生き方に影響を受けたり、関わったりした人たちのまさに命のリレーであり、善意のリレー。
    世界の紛争地帯の悲劇、日本の自然災害での悲劇、その中で、善意があり、救われる人がいて、、、。
    ガンバレ、は自分に言う言葉。

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    Posted by ブクログ 2019年01月19日

    さださんの凄さ。素直に涙できる作品です。
    被災地でガンバレーと叫ぶ情景に涙が止まらなかった。
    フリーダムは自由ではなく自助。

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    Posted by ブクログ 2018年05月16日

    映画を見て、元の小説はどのようなものなのだろうと思って読んだ。

    映画では時系列に沿って話が展開されていたが、小説では日本(現在)→ケニア(過去)→日本(現在)と、過去と現在を対照化させ、過去では子供だった登場人物も大人になるなど、人々の成長や別れを描いており、心温まる話になっていると思う。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    ミスター安請け合いと言われた航一郎の思いが時・場所を超えて受け継がれていくストーリー。
    登場人物の言葉の一つ一つが胸に突き刺さる。
    読後、おもむろにガンバレーと叫びたくなる自分がいた。

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