さだまさしのレビュー一覧

  • おばあちゃんのおにぎり

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    おばあちゃんが作る、様々な形のおにぎりが美味しそう。また、おばあちゃんの若い頃のエピソードにはびっくり!

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    2013年07月10日
  • かすてぃら

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    「後からだったら何でも言えるんだよ。兵隊に言った経験者で,あの戦争の愚痴やら軍隊の悪口を言う人たちはね,たぶんみんなその頃は駄目な兵隊だったはずだ。勇敢で良い兵士はみんな家族を思って先に死んでいったものね。そういう兵士の生命を痛みを知っている人間は,たとえそれが事実であろうとも,仲間や軍隊の悪口など言わないものだ。兵士というのはそういうものだよ」

    たしかに祖父母も戦争のことを正面切って批判はしないなぁ。
    さだまさしにしてはちょっと期待よりは下かなということで★3つ。期待が高いということでもあるけど。

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    2013年07月07日
  • 23時間57分のひとり旅

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    昭和の昔の人情!この頃は、人の情にいつでも触れられたのかな!今は振り込め詐欺とは人の情に漬け込む卑しいやつが多すぎる。一期一会を大切に人とのつながりを大切にしよう!

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    2013年07月06日
  • 精霊流し

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    覚悟をしていれば、悲しみと驚きはわずかでも軽くなる。けれど、痛みと深さはちっとも変わらない。

    死別というのはそういうものなのだと思います。生があるなら死も必ず存在して、それは当たり前のことだけど、受け止めるには、人の心は弱すぎるのだと思います。

    『精霊流し』
    長崎で毎年8月15日に行われている、故人の魂を送り出し、そして別れを告げる儀式です。故人はもちろん、残された者のための儀式でもあるのだなと思いました。

    ところどころ、涙腺を刺激されます。愛情に溢れているなぁと思いました。ただ、ころころと場面が変わって、あれ?ってなることが多かったのが残念です。

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    2013年01月05日
  • 精霊流し

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    自伝的小説…個人的にははっきりさせて欲しい。^^
    どこからどこまでがフィクションなのか、とか気になってしまうから。
    そして、どうしてもさださんの顔が浮かぶから。(笑)
    こういうものは小説として読んだ方が良いのかな?

    最初は貧しくてもどんどんステップアップしていくのが読んでいて気持ちが良い。
    ま、今はこんなに簡単に這い上がったり出来ないだろう、と思うのだが、これも時代の流れだろうか。

    最後の方は少し飽きてしまったけど、引き込まれた。

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    2012年10月30日
  • 眉山

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    "神田のお龍"こと江戸っ子の母親が啖呵を切る台詞は、一本筋が通っていてとにかくカッコいい。宮本信子氏が演じたいと言うのも頷けた。

    主人公咲子が、父と母をカメラの同じフレームの中に収めようとする場面は、いちばん感情移入した。今にも阿波踊りのよしこの節と鳴り物が聞こえてきそうだった。

    残念だったのは、寺沢医師がラストで言い放つ「そうだったのか」という一言。たぶんこういうことなのだろう…と考察してみるものの、どこにそんなことが書いてあっただろうかと何度も最初からページをめくっては確かめてしまった。母親が献体を申し込むことになった要となる場面なのに、説明不足でいかようにも意味が

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    2015年03月14日
  • 茨の木

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    いつもさださんの小説には泣かされてきた私ですが、今回は涙は出ませんでした。けれど一つのバイオリンを巡り、兄弟親子のつながりが上手く表現されているなと感動しました。

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    2012年05月16日
  • おばあちゃんのおにぎり

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    ネタバレ

    歌手さだまさしのおばあちゃんの思い出話。

    ロシアで生まれて豪傑だった若い頃の話と、自分のお誕生会の時のエピソード。おばあちゃんのおにぎりが大好きだったぼく。
    お誕生会でお母さんがいろいろなご馳走を用意してくれて、友達から素敵なプレゼントをもらったぼく。
    おばあちゃんは「一番好きな物をあげるよ」って言ってくれたから期待したのに、誕生会でだれも手をつけなかったおにぎりがプレゼントなんて!はじめは怒ったぼくだけど、おばあちゃんが心をこめて作ってくれたおにぎり。
    食べなくて、ごめん。全部わかって、「無理して食べなくてもいいよ」と言ってくれたやさしいおばあちゃん、ありがとう。

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    2013年03月22日
  • 精霊流し

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    ネタバレ

    長崎で行なわれている精霊流しは「しょうろうながし」と読み、他の場所では「しょうりょうながし」という。「しょうろう」と打ち込んでも文字の変換が無いのは、なるほど地方の言葉だったからか、とひとり納得した。

    「解夏」を読んだ時もそうだったが、故郷への愛情が文章からにじみ出ているように思えてならない。長崎の街は暑そうなのに、どこか爽快な気分にさせる。

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    2012年03月27日
  • 本気で言いたいことがある

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    タイトルからは強い印象を受けるが、文章は、やわらかくしなやかで、静かな雰囲気。さだまさしさん自身は最後に「敢えて厳しいことや辛辣なことを言ってきた」と書いているが、私には厳しさも辛辣さも感じられなかった。

    さだまさしさんの文章は、新書の形ではなくて、CDのジャケットに手がきで書いてあるほうが、ずっと心に染みいる気がする。

    ぼたん雪と桜の花びらの散る速さがほとんど同じと知って、では「蛍はどうなんだろう?」と考える感性が、とっても素敵だと思いました。

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    2012年01月25日
  • ふうせんのはか

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    2011年の本、50冊目。

    たまには児童文学にも触れようかと。
    さだまさしの本には、古きよき日本人像への回帰、
    というテーマが貫かれている気がするんだけど、
    これもまさしくそんな感じ。

    縁日に行くのに、兄弟3人で100円だけ、という、
    貧しさがなくなったのか、情緒がなくなったのか。はてさて。

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    2011年11月13日
  • いつも君の味方

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    陳腐な言い方であるが感動出来る11のお話である。読んでいてホッとするし、目頭が熱くなったりもした。かくありたいと思う話もあった。誰かにオススメしたい本である。

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    2011年09月25日
  • 茨の木

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    「みんな、覚えておいてね。雑草という名前の花が無いように、気付かれないかもしれないほど小さくとも、必ず植物には花が咲くのよ。人にもきっとね」
    「生きて死ぬことの先にあるものは、誰かの記憶の中に生き続けるということではないのか。そう思い至って安堵した。天国は、自分を覚えていてくれる誰かの記憶の中にあるのだ。それならば既に今、父は真二の記憶という天国に住んでいるのではないか、と。」
    「『真ちゃん、私ね、健一郎さんが生きてさえおってくれたらいいとよ。なんもかんも忘れてしもうてもいいと。生きておってくれたらいいと。』香織は重い台詞を、意外に冷静な声で言った。あたかも自分に言い聞かせているようだった」

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    2011年05月02日
  • 精霊流し

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    普通に面白かったです。何というか、「人生」を垣間見たというか。自分はまだ若いですが、壮大な人生を疑似体験したような、そんな感覚になりました。読み終わった時の達成感、充実感は、本の厚さのせいだけでは無いと思います。

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    2012年11月19日
  • 精霊流し

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    まだ読んでる最中だけど。

    解夏から4年ぶりに
    さだまさし読んだけど、
    期待裏切らず!

    この時代の大学生が考えてたことが
    手に取るようにわかる!
    自分がいま大学生だから余計面白い。

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    2009年10月04日
  • 精霊流し

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     友人に進められ購入。そんなに期待していなかったものの、読み始めると引き込まれる。さだまさしすごい。
     泣かされること間違いなし。オススメです。

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    2009年10月07日
  • 精霊流し

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    長崎が舞台。
    それぞれの家族の精霊流しにかける思い。

    一度長崎を訪れてみたくなりました。
    050725

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    2009年10月04日