さだまさしのレビュー一覧

  • アントキノイノチ

    Posted by ブクログ

    主人公の心の葛藤が伝わってくる。今大きな社会問題になっているいじめについて描かれており、改めていじめについて考えさせられた。

    0
    2012年08月21日
  • 茨の木

    Posted by ブクログ

    やさしい文章でとても読みやすかったです。

    イギリスに渡ったあとからはぐいぐいと引き付けられあっという間でした。辛いことや嬉しいことも一番良い時に巡って来るんだな~と思える話でした。
    花子ちゃんがナイスです。

    0
    2012年04月25日
  • 精霊流し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    電車の中で読んで泣き、続きを寝る前に読んでも泣き、こんなにどっと感動した本は何年振りか。

    貧乏・戦争・大切な人との死別、
    「お涙ちょうだい」的な要素は多いが、時代背景のせいか、そんな安いものでない。

    雅人が待ち続けたエンとの再会
    愛犬パールの死
    喜代子がおろしたかもしれない赤ちゃんの死
    ばあちゃんの死
    たくましく咲くバラの花
    野川と洋治との出会い、別れ
    バンド仲間樫山の死
    徳恵ちゃんの死、春人の死
    バイオリニスト涼子の死
    節子おばちゃんの死
    登美子おばちゃんと忠おじの死

    一番心に残ったのは、雅彦の子ども時代。
    おばあちゃんのおにぎりや、繁と遊んだことや、貧乏で給食費も払えなかったこと。貧

    0
    2012年01月26日
  • 精霊流し

    Posted by ブクログ

    読み始めて知った、これはさだまさし自身の自伝的小説なんだと。
    いくつかのエピソードがある年の精霊流しに向かって一つになっていく。さださんの小説は初めてだけど、けっこうまいと思う。

    初盆を迎えてしまう人間の気持ちが切ない。

    0
    2012年01月20日
  • 本気で言いたいことがある

    Posted by ブクログ

    さだまさしが語る「日本」

    きれいな日本語を遣うことの大切さや、日本文化や伝統を
    残そうよ、という彼の想いがひしひしと伝わってくる。
    想いが強すぎて過激な発言もあるため、賛否両論もあると思うが
    まずは素直な気持ちで読むと、「うんうん」と共感できる。
    さださんは言葉遣いも、たとえ話も巧いので、とても読みやすい。

    こんなにも日本のことを愛している人こそが、国のトップにたってくれるといいな~、なんて単純に思った。

    0
    2011年09月10日
  • 茨の木

    Posted by ブクログ

    兄から送られてきた、亡き父の遺品の古いバイオリン。
    そのルーツをたどる旅で明らかになったことは?
    さだまさしさんは、歌手としても好きですが、
    素晴らしい作家でもあります。
    最初の作品が本になるまでの幻冬舎の社長さんとのドキュメントを見て以来、さださんの本は必ずチェックしています。一番好きなのは「眉山」。これが2番目です。とってもよかったです。購入本

    0
    2011年09月04日
  • 茨の木

    Posted by ブクログ

    さだ氏の作品では、読破2作目。

    すーーーーーっごく良かった!!!
    もともと好みの作風だけれど、これはかなりツボでした。

    出だしの部分では、定年・離婚・家族との確執・家族の死・病気、実家の家業の苦戦。。。などという、重めの札がいっきに提示され、かなり心して読まねば、少し気負って読み進めたのだが。

    進むにつれて、とってもマイルドに、ロマンチックに変化。
    まさか、舞台が海外に移って、恋の要素が加わるとは。

    一貫して、バイオリンにまつわるエピソードが鍵になる。
    この点は、さだ氏の持ち味と思われ、◎。

    しかし、達筆!センスがある!!
    知識と品性に裏打ちされた物語には、感嘆。

    0
    2011年08月26日
  • 落談まさし版 三国志英雄伝

    Posted by ブクログ

    「三国志って難しくない?」と思っている方に、おもしろおかしく完結に書かれた初級者向け本。私も腹抱えてわらいながら読みました。

    0
    2011年05月31日
  • 本気で言いたいことがある

    Posted by ブクログ

    耳にいたく 心に響く言葉がたくさんです。さだまさしさんの 心に染み入る歌は こういう思いからきているんですね

    0
    2011年05月20日
  • 精霊流し

    Posted by ブクログ

    さだまさし氏の自伝的小説で、小説家としての初の作品です。
    完全な自伝ではなく自伝的なので、フィクションと事実が混ざり合っている様ですが、とても感動できる作品です。
    私が好きなのは、死産で亡くした子供の精霊船を出す夫婦のエピソードです。
    自分も子供を持つ親として、涙無くしては読めませんでした。

    同名の映画も作られましたが、内容が全く違います。
    この作品をどう脚色したら、あんな駄作ができるのか理解出来ません。

    0
    2010年04月30日
  • いつも君の味方

    Posted by ブクログ

    さだまさしって本当に話題が豊富。面白い話から泣ける話まで。この本は文句なしに泣けます。電車の中では読まないほうがイイと思います。

    0
    2009年10月04日
  • 本気で言いたいことがある

    Posted by ブクログ

    さださんは内容は私事だと書いておられますが、まさに今の日本は「これでいいんだろうか」とつくづく考えさせられました

    0
    2009年10月04日
  • 茨の木

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人は生きて、いつかきっと死ぬ。

    この本の一節から見える、人生や人の生死についての捉え方が、少し元気をくれた。
    旅先で出会う方々がみんな優しくて、人の善意って暖かいなと感じた。

    0
    2025年10月31日
  • おばあちゃんのおにぎり

    Posted by ブクログ

    自分が読んできた、さだまさしさんが書かれたお話は、今まで外れたことがありません。このお話も然り、でした。
    芯にあるメッセージ性がとても心に響きます。
    『ぼく』の誕生会でおばあちゃんが『ぼく』のためにぼくが大好きなものをプレゼントしてくれるといった、そのプレゼントとは。

    子どもが考える好きなものとプレゼントへの期待、おばあちゃんが考えた『ぼく』の好きなものとのズレに『ぼく』は気分を害しますが、時間が経つにつれ、おばあちゃんの気持ちを想像し考えるぼく。

    『ぼく』は、さだ氏ご本人でした。
    大人になってから分かる色々な事情。
    『ぼく』とおばあちゃんの気持ちそれぞれにそれぞれの思いがあって、子どもが

    0
    2025年10月30日
  • 解夏

    Posted by ブクログ

    文体が重松清に似ている。

    と思っていたら、解説が重松清だった…。

    以前読んだことがあったけれど、妻が長崎出身で、何度か長崎に足を運んでいたので、改めて読んでみようと思った。

    長崎弁がちゃんと頭に入ってくる。

    「解夏」もよかったが、全編、心に残る作品だった。

    「秋桜」はわかってはいたが、泣いてしまった。。

    さださん、いいね。

    0
    2025年10月28日
  • 銀河食堂の夜

    Posted by ブクログ

    なじみのお店もともだちもいないわたしには、銀河食堂に通う人たちに、それだけでも憧れてしまいます。

    その上食事は美味しくて、マスターが素敵ときているので、こんなお店でみんなのお話を聞きたい!そう思いました。

    0
    2025年05月31日
  • かすてぃら

    Posted by ブクログ

    さだまさしの自叙伝とも言える本。実の父親との様々なエピソードが綴られるのだが、その中にはさだまさしの曲のルーツも散りばめられているのが面白かった。
    葛飾区での中学生時代を描いた「木根川橋」に、のりちゃんの登場。父親が商売で失敗した時の祖母との会話から生まれた「転宅」・・「精霊流し」・・など。
    NHKのBSでもドラマ化され、父親役はエンケンが演じている。

    0
    2025年03月04日
  • 解夏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドラマ愛し君への原作ときいて、閲読。
    花言葉や花の由来と絡めた話ですごく素敵な文章だった。
    一生に一度しか咲かない竜舌蘭。
    メキシコ生まれの秋桜。

    最後のサクラサクの話も心にくるものがあった。
    痴呆症。よく理解ができていなくて自分の身の周りにおきたらって怖かった。
    恥ずかしくて症状がでているふりをしていた主人公のお父さん。そんなことがあるなんて知らなかった。読んで良かったと思う。

    さだまさしさん歌手のイメージが強かったけど他の本も読んでみたい。

    0
    2025年02月06日
  • 茨の木

    Posted by ブクログ

    表紙と題名から、お米関係の話?と思ってたのだけど、作家さだまさしには珍しく、冒険色が強い物語と感じた。でもしっかり泣かせてくれる。天才です♪

    0
    2024年11月30日
  • 風に立つライオン

    Posted by ブクログ

    正直なかなかハマれなくてカタカナ多いし難しい〜どこの国〜なんの話〜って感じで読んでたけど、だんだんそれぞれの人柄を掴んできてからはもう面白くて止まらなかった。そして感動した。

    0
    2024年11月17日