さだまさしのレビュー一覧

  • アントキノイノチ

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    再読。
    大切な人が生きる重さに耐えかねた時、私には蛙の王子様にかけられた魔法を解く力はなく、上手く寄り添ってあげることもできないかもしれない。でも花を植えることはできる。下を向いてる人にも見れる花を。

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    2021年06月19日
  • 風に立つライオン

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    ルビはないが、小学校にもおける素晴らしい本。後半はしょっちゅう泣いてしまった。後半、電車では読まない方が良いかも。前半は話の輪郭が見えてくるまでに時間がかかったが、読みにくいというほどでもない。後藤健二の「ダイヤモンドより平和がほしい―子ども兵士・ムリアの告白」、ミシェル・チクワニネ「ぼくが5歳の子ども兵士だったとき―内戦のコンゴで」などを読んでいたり、寄生虫博物館に半年前位に行ったのとか、人によっては東日本大震災の現場を知っていたりとかそういう周辺知識も内容の深い共感に繋がると思います。
    しかし、加藤シゲアキと、さだまさしが書いてるものに対する構えがあまりにも違い過ぎて自分の色眼鏡に反省。又

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    2021年03月27日
  • 風に立つライオン

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    感涙しました

    戦争と震災の過酷さ、残酷さ

    それに立ち向かう日本人医師と戦果で家族も心も何もかも失った1人の少年との間で結ばれる硬い絆の物語です

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    2021年02月05日
  • アントキノイノチ

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    [再読]
    この世界には、いろいろな生命がある。
    自分の生命、憎いアイツの生命、愛おしいあの子の生命。
    全ての生命が、懸命に生きている。
    生命の重さを知った時、目の前の霧が晴れていく。
    人は、こうして成長していくのだろう。
    さだまさし、渾身の一作。

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    2020年11月11日
  • アントキノイノチ

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    地球っこさんのレビューを見せていただき、是非読みたいと思った一冊。

    悩み苦しむ杏平が周りの人に接しながら「生きる」ことを考える。
    途中は読んでいて苦しくなるところも沢山あったけれど、最後は素晴らしい読後感。
    杏平くんもお父さんも佐相さんもとても素敵。
    雪ちゃんは本当にすごいと思う。
    「生きる」ということはずっと考えてきたように思っていましたが、これを読んでまたヒントをもらったように思いました。

    解説では遺品整理の吉田さん、佐相さんと著者のさだまさしさんはずっとつながっていて、3人ともこの世界をよりよき世界にしたいと思っている、とそのことにつきるような気がします。


    メモ
    父から息子へ

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    2020年09月17日
  • 茨の木

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    父親の形見であるバイオリンの生まれ故郷であるイギリスへの旅の中で、体験したこと、出会った人々により新たな人生を歩み始める主人公の姿を描いている。感動的なシーンもあるし、ドキドキハラハラする場面、サプライズもあり、最後まで飽きさせない。読んでいると本当にバイオリンの音色が聴こえて来るような感覚もありました。音楽好きな方、そうでない方にもおすすめです。

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    2020年09月02日
  • アントキノイノチ

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    素晴らしかった。お父さんが、ゆきちゃんが、佐相さんが語る一言一言が、宝物のようだった。
    一気に読んでしまった。これからもずっと、大切な一冊になりそうな予感。

    個人的に一番惹かれたのは、杏平のお父さん。一体、どんな痛みを味わってきたのだろう。そうでなければ出てこないような言葉ばかりだった。

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    2020年08月07日
  • 酒の渚

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    登場するお酒はどれもおいしそうで(実際に貴重でおいしいはず)、さださんの愛を感じました。
    そして同じようにお酒にまつわるお店、人に対しても温かな目をとおした細かい描写が見られ、これも愛を感じ、僕も今すぐにお店に繰り出したくなる衝動をおさえるのに苦労しました。

    「蛍光灯が幾度か瞬きをして」など、ジジッ…と点くときのあの音がしたかのような、僕もそこに居合わせたかのように錯覚しましたし、さださんもそのとき思っていたであろう、これから始まるお店での時間に対する高揚感を、僕まで一緒に感じていました。

    そんな素敵なお店に繰り返し通うには、何より他者への想像力が必要だと思います。
    酔っても絡まず大声にな

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    2020年05月05日
  • 風に立つライオン

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    年始の「生さだ」で聴いた曲。読んでみて、ケニアの某病院の現状は若かりし日、研修で度々登場していた事を懐かしく思い出し、この作品にご縁を感じました。島田医師の人として、医師としての高い志に胸を打たれました。そしてそれが時間と場所を越えて伝えられていく事に感動しました。 人として大切なことは何なのか深く考えさせられました。

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    2020年01月10日
  • 風に立つライオン

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    涙する場面が多々。
    航一郎の人柄、生き方に影響を受けたり、関わったりした人たちのまさに命のリレーであり、善意のリレー。
    世界の紛争地帯の悲劇、日本の自然災害での悲劇、その中で、善意があり、救われる人がいて、、、。
    ガンバレ、は自分に言う言葉。

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    2019年10月27日
  • 風に立つライオン

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    さださんの凄さ。素直に涙できる作品です。
    被災地でガンバレーと叫ぶ情景に涙が止まらなかった。
    フリーダムは自由ではなく自助。

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    2019年01月19日
  • さだのはなし ~さだまさしステージトーク集~

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    軽妙洒脱なトーク集を文字に起こしたもの。
    妖怪かっ飛びジジイの話が好きだー
    歌手なのにトーク本だのトークCDだのあるってどういうことなの?!

    …歌手なのに!

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    2018年12月25日
  • 眉山

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    つい最近、映画のTV放映を見たので、興味がわいて読んでみた。
    ストーリーも微妙に違っていて、お母さんと娘の関係がよくわかって、映画より本のほうが好きかな。
    でもお瀧さんのイメージは映画と本がとってもマッチしていて素敵だなぁと思いました。

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    2018年10月12日
  • 解夏

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    文章のいたるところで、「好奇心が試される」

    今の自分にとても寄り添うな、さださんの本。
    縁を感じる。

    最後の一文「解夏であった」

    とてもとても染み入った。

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    2018年08月24日
  • 風に立つライオン

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    映画を見て、元の小説はどのようなものなのだろうと思って読んだ。

    映画では時系列に沿って話が展開されていたが、小説では日本(現在)→ケニア(過去)→日本(現在)と、過去と現在を対照化させ、過去では子供だった登場人物も大人になるなど、人々の成長や別れを描いており、心温まる話になっていると思う。

    また、この本には日頃私達がよく使うであろう、頑張れという言葉の独自の使い方が書かれており、これからはその意味でも使っていこうと思うようになった。

    一読しておけば、今後の人生、考え方に少なからず良い影響を与えてくれるかもしれない。

    幻冬舎 さだまさし著
    5月9日2回目チャンプ本
    徳島大学蔵本2階中

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    2018年05月16日
  • 眉山

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    この本を読んで阿波踊りを見に行きました。
    神仏に捧げる祭りではなく、阿波城の築城を祝って人々が楽しむ祭りを許した蜂須賀公。二拍子の鉦の音に合わせて踊る、阿波踊りは私の夏の楽しみとなりました。

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    2018年04月11日
  • 風に立つライオン

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    ミスター安請け合いと言われた航一郎の思いが時・場所を超えて受け継がれていくストーリー。
    登場人物の言葉の一つ一つが胸に突き刺さる。
    読後、おもむろにガンバレーと叫びたくなる自分がいた。

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    2018年01月08日
  • 落談まさし版 三国志英雄伝

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    生き生きと三国志の魅力が語られる良書!はじめて、キチンと理解できた気がする... さだまさしの才能、すごい。

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    2017年12月30日
  • ラストレター

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    ‹内容紹介より›
    聴取率0%台。人気ゼロの深夜ラジオ番組を改革しようと、入社4年目の新米アナウンサー寺島尚人が名乗りを上げてしまう。何という無謀‼しかしファックスやメールではなく、リスナーからの「葉書」に頼るという方法が、小さな奇跡を起こし続けて…。

    ーーー
    JOPR東亜放送という、関東の中堅ラジオ局。
    歴史はあるものの、聴取率は低く、営業成績を上げるべく編集局長の檄が飛ぶ…そんな中、「視聴覚教育を思い出せ」というベテランの伝言を伝えた新米アナの寺ちゃんは、その発言から、深夜に冠番組を持つことに。
    「オマ×コ」という放送禁止用語を連呼するベテラン大越さんの思いを受け止めつつ、マスコミ(ラジオ

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    2017年09月29日
  • 眉山

    an

    購入済み

    眉山を読んで

    さださんの小説を初めて読みました。こういうお話を書くのかと驚きました。恋愛話や、姉さん言葉など、悲しくもあり楽しくもあり、勉強になる話もありで。また、
    徳島県のこと、阿波踊りのことにも詳しくて、ストーリーにも引き込まれました。
    作詞、作曲のみならず、沢山の本も出され、ドラマ化されたり映画化されたり。この眉山を読むと、また違うさださんが発見できました。

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    2016年09月03日