さだまさしのレビュー一覧

  • やばい老人になろう やんちゃでちょうどいい

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    ネタバレ

    読み始めて間もなく
    『これってさだの自慢話かい!』
    的いや~な雰囲気が漂ってきたのだが(私、さださんのことは大好きなんだけど)最後にこれが聞き書きであることがわかり、ちょっと納得。

    先日のNHKソングスでも言っていたが
    「精霊流し」で根暗、「無縁坂」でマザコン、「雨宿り」で軟弱、「関白宣言」で女性蔑視、「防人の詩」で右翼と言われ放題だった、
    とのことだが、それってさださんの被害妄想じゃないかと思う。
    少なくとも私の周囲では評価高かったけど。
    そのあたりのひがみっぽさ&それをパワーに変えるのも、一種の老人力かもね。

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    2017年12月08日
  • はかぼんさん―空蝉風土記―

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    ぼちぼちですかね。
    期待していた物語的でなく、少し入りにくかったですね。ただ、続きをよみたいと思うストーリーもありましたし。あとがきのネタバレは、あったから良いような、なくてもよかったような。

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    2017年07月13日
  • 精霊流し

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    再読。
    --
    これはまあ、さださんの生きてきた歴史を脚色して小説に仕上げた、といふ趣。
    部分的に共感できる場所はないではないが、小説としてそんなにデキがいいとは考へられない。

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    2017年05月29日
  • 茨の木

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    昔買うて読んでゐたものを再読。いや、再々読。
    --
    この作品までに、さだまさしは「精霊流し」「解夏(げげ)」「眉山(びざん)」と3作を上梓してゐる。
    2作目と3作目は既読だが、いずれもなかなかの構成力だと思ふ。そこそこ感動的なのだ(*^_^*)。
    2度目、3度目に読んでも、大事なところで先が読めない(思ひ出せない)部分が結構ある。なかなか意表をつく展開なのだ。
    まあ、これはいい話だ。

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    2017年05月22日
  • 茨の木

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    2017.3.16-27
    若年性認知症を発症した兄から送られて来た急逝した父の形見のヴァイオリンの製作者を探す為イギリスに向かった真二の出会いと旅のゆくえ。

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    2017年03月16日
  • ラストレター

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    ラジオ番組を夢中で聞いていた頃が懐かしい。
    親に隠れて、寝た振りしながら、こっそり深夜放送を聞いていた。
    その内容を友達と話して笑ったり。
    入院中にもかなりラジオにはお世話になった。
    ねむれない時や体調がすぐれない時に、
    気分を紛らわすために聞いていた。
    1つの番組を作り上げていくのは、
    とても大変なことだけど、
    耳から聞く言葉だけで感動できること、
    共感できることって、
    すごいことだなって改めて思った。

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    2017年01月15日
  • 眉山

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    徳島を舞台にしたさだまさしの小説。女手一つで育ててくれた母ががんに冒され余命数カ月と告知された一人娘の主人公。母はもともとは江戸っ子で訳合って徳島に来て店を持った。母の余生に寄り添う中で、背筋をピンと伸ばした母親の正しい生き方をより一層知ることになる。クライマックスは8月の阿波踊り。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損のリズムが情景に浮かぶ。個人的にはぜひ見てみたい徳島の阿波踊り。この小説でその気持ちが強くなった。

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    2017年01月09日
  • かすてぃら

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    歌手さだまさしさんがお父様の生き様をつづった小説。『かすていら』『ちゃんぽん食べたか』とNHKでドラマ化されていたので、何となくお父様のキャラクター像は描けていたものの、読んでいくうちに何度爆笑したことか!最近はこういう枠にはまらない人が少なくなったような・・・これも時代なんでしょうね。それにしてもとっても魅力的な方ですね(身内だったら考えてしまいますが・・・)。さださんのユーモアもこの環境から磨かれたのか?

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    2016年09月18日
  • 精霊流し

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    201601
    さだまさしの自伝的小説。家族や周囲の人への愛情や感謝でいっぱいで優しい気持ちで読み進められる。戦前戦後の日本の空気感も伝わって、歴史的にも楽しむことができる。肝心の精霊流しのエピソードにもっと厚みがほしかったのと、時間軸の行き戻り感が戸惑ってしまうほど多かったのがちょっと残念。

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    2016年01月09日
  • 眉山

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    さださんが書かれた小説を読むのは初めてだが、長崎生まれの筆者が高地という知らぬ土地を題材にした作品を書くのは苦労しただろうと思う。
    母の死を間近に控え咲子の思いを鑑みると、年が近い私も自分の身に置き換えて感情移入がしやすかった。

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    2015年09月20日
  • かすてぃら

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    ドラマ「ちゃんぽんたべたか」が良かったので、前作の原作からと読んでみた。
    さだまさしが父親の危篤に際して、破天荒だったが愛されたお父さんのエピソードを思いだし綴る・・・という小説なんだけど、本当にいろんなエピソードが時系列もばらばらで語られるので正直読みづらかった。
    そして人間関係が濃い。
    兄弟同然、親子同然、みたいな関係もいっぱい出てきてこちらもこんがらがってくるような・・・。

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    2015年08月11日
  • 解夏

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    ネタバレ

    4つの短編集からなっています。
    それぞれ違う視線があり、行き方の参考になる話です。
    表題の「解夏」より「水底の村」がなんか好きになれました。

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    2015年11月19日
  • 眉山

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    高校生の日記でも読まされている様な文章である。
    しかし、最後はさだまさしワールド。ほろりとさせます。エライヤッチャ、エライヤッチャ、ヨイ ヨイ ヨイ ヨーイ

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    2015年03月07日
  • 23時間57分のひとり旅

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    自分の用に読もうと思ったのに、子供と読んで楽しかった。せつない故郷への思い。子供心、一緒にドキドキした。

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    2014年07月02日
  • 精霊流し

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    「面白い!」っていうのともちょっと違うけど・・・でも、つまらないわけではなく・・・でも、一度でいいかな。
    ただ、一度長崎まで行って、精霊流しを見てみたい。

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    2013年12月13日
  • 茨の木

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    何かにつけて息子たちに誓約書を書かせる父。その誓約書を通して弟に伝えた兄からのメッセージ。著者が描く「家族」の物語が、どこにでもあるようで、だけどそれを描くのはとても難しくて、読んでいてどこか懐かしい気持ちになった。

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    2013年11月17日
  • 噺歌集III 時の流れに

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    デビュー10周年を記念した、全国縦断「7日間ブッ通し
    コンサート」での、おしゃべりとジョークとアドリブの現
    場生ロクを活字で再現。(親本は1984年、1988年
    文庫化)

    さだまさしの歌を好きになったのはいつの頃であろうか。
    記憶は定かでないが、1988年の年末時代劇のテーマソ
    ングで好きになった気がする。
    その後、ラジオ番組のセイヤングを聞き初めその話術にハ
    マる。「人生は明るく、歌は暗く」がモットーのさだまさ
    し。コンサートでのトークは話芸の域に達している。本書
    も読んでいてトークが脳内再生され楽しめた。

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    2013年10月06日
  • かすてぃら

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    ネタバレ

    さだまさしさんの本です。

    財産を失ったりして波乱万丈な人生をおくっていたけれど、たくさんの人たちに慕われていた父親の思い出を振り返る一冊。

    線の細そうなさだまさしさんの外見からは想像できない、父親の豪儀な人生。
    豪邸に住むほど裕福な生活をしているかとおもえば、狭い貸し家暮らしに「転落」することも。

    だまされそうになっても、だまされたままでは終わらない。
    逆に相手に白旗を揚げさせる。
    相手がコワイ人たちでもそれはかわらず、
    逆にコワイ人たちに慕われる存在にまでなってしまう。

    なんてすごい人なんだ。

    読んでいて思う。
    線の細そうなさだまさしさん、だけれど、それは外見だけの話で、
    エンター

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    2013年08月25日
  • かすてぃら

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    さだ氏の父上の人柄からか、落語を得意としたさだ氏の文章力か、さだ氏の父上がとても身近に感じられ、まるで本当に父親を一人看取ったような錯覚を覚える。

    私の父親はまだ元気だが、さだ氏の父上ほど豪快さは無く、逸話も聞いたことはない。私の父親を回想しても、本書の10分の1を満たせそうにない。まだ元気なうちに父親と話をしておこうと思う。

    そして今際の際にあたり東京‐長崎を何往復もできるさだ氏の財力に流石だと感心した。

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    2013年08月21日
  • かすてぃら

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    著者からみた父親のエピソード集のようなもの。

    あの中国での借金は実は親が子供に背負わせたものらしい。で、「苦労かけてすまない」などという言葉は一回もかけてもらってないそうだ。

    芸能人は親の死に目にあえないとよく言うが、著者の場合それはかなったものの、親を亡くしてからもコンサートやテレビ出演のため、しばらく公表もできなかったらしい。

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    2013年08月21日