武田砂鉄のレビュー一覧

  • なんかいやな感じ

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    1982年生まれの武田砂鉄さんが、時系列で自分の事を語っている。
    酒鬼薔薇聖斗と同い年。
    携帯電話は高校の卒業間際に買った。
    ティーンエイジャーでいることは苦しい。楽しいこともあるけど、苦しい。男女関係なく。「つながりたくない」「自転車だから」を読んで思った。
    「Have Passion!」ブートレッグ!田舎者だった私は、雑誌広告で見るだけだったが、こういうものだったんだ、初めて納得。ブートレッグの編集長との交流も良かった。
    編集者時代に、ジャーナリストが書いた文章を読んだら、自分だったらこう書くのにって思った頃に会社を辞めることを決めた。編集者出身の作家は多いが、そう思うようになった時は、や

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    2025年12月10日
  • 「いきり」の構造

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    昔も今も[いきり]の人が年齢に関係なく、存在していると感じるのでこの本を手に取りました。
    読んでみて印象に残ったのは最後に書かれてあった自分で考えると言った文言でした。
    このいきりを語るにあたって、自分自身の不安だったり、話を逸らすことなど様々な言葉を用いて説明されていたが、結論として他人の話を間に受けるのではなく、全ての物事に対しては知らない物がありつつも、自分自身が考えることが重要であり、心身につながることがわかりました。
    また時間があれば読んでみたいと感じました。

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    2025年11月29日
  • 「いきり」の構造

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    自分もいきってる人に敏感だったのでつい手に取ってしまった。能町ミネ子的に、様々なイキる人たちを取り上げて考察する内容かと思ったが、思っていたよりも議論が幅広く深かった。なので本書を一言でまとめるのは難しいが、概ね著者の言いたいことには賛同した。いつも著者の本を読むと自分が社会に対して抱いていたモヤモヤを言語化してくれてありがとう、と思う。

    著者が中学校の講演会で話したという「互いに合致しなくても、曇ったままであっても肯定し合うことが大切」という内容がとても良かった。著者のラジオを聴いていると色んな方が登場するが、皮肉っぽいスタンスは保ちつつも、どことなくゲストや共演者のありのままを否定しない

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    2025年11月23日
  • あなたのフェミはどこから?

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    19人各人のフェミニズムがどこから始まったのかを綴ったリレーエッセイ。

    フェミニズムが様々な差別を社会構造の問題として認識しているということを初めて知って、目からウロコの気分。

    女性と男性、マジョリティとマイノリティ、そんな対立構造や、個人としての問題と考えていたが、この本で見方が変わった。

    これまで味わった対応に理不尽だと感じても言語化できていなかったものが、フェミニズムという言葉を理解したことによって言語化できた。

    時代が変われば立場も変わる。
    誰であれ、自分が他者の権利を不当に奪っていないか?を考え続ける必要があると思う。

    もっとフェミニズムについて知りたいと思った。

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    2025年11月06日
  • 「いきり」の構造

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    「いきり」って言葉、使うようで使わない。
    けど、この中で語られるにはしっくりくる。

    と思いつつも、最初はなるほど、うんうんってわかったつもりなんだけど、後半は難しくなって正直?の部分も多くあり。

    ラジオの砂鉄さんはわかりやすいんですけど、文章はラフな姿勢で向き合うとわからない。じっくり読み直さないとね。

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    2025年11月05日
  • 「いきり」の構造

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    「中身でなくテクニックの話ばかりする」という言葉を手に入れただけでもこの本を読んだ価値があったと思いました。
    思考を手放すことは愚かであると思いながら、仕事に忙殺されていると、思考することなんかできなくて、いきりは、短期的に成果を求める自己責任論の上に立った成果主義や効率化至上主義が蔓延する現代社会の病理なのではないかと考えながら読みました。
    そういう意味で「おわりに」で著者が、いきりを防衛なのだと結論付けていることには共感します。
    私達は、イキってないと生きていかれない社会に生きているって、絶望的な気持ちになりますが、なるべくイキらず、また、イキる人を嘲笑うようにはしないように生きていきたい

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    2025年11月03日
  • 「いきり」の構造

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    武田砂鉄さんのネット記事は共感したり、面白いと思うことが多かったので、本屋で見かけて、衝動買いをした。

    でも実は著者名以上に、タイトルに惹かれた。

    というのも最近非常にいきりたい思いに駆られているからだ。

    内容を見ると、自分のいきりたい思いとは意味が異なっていたが、世の中の動きについての違和感に共感するところは少なからずあった。

    後半は頭に入ってきにくく、読み流してしまった。

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    2025年11月24日
  • あなたのフェミはどこから?

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    様々な分野の19人のフェミニストによるエッセイ。自分がフェミニズムに目覚めたきっかけについて語っています。

    はっきりとコレ!というきっかけがあるひともいれば、子どもの頃からなんとなく世界に違和感があった…という人まで、きっかけは様々だ。

    自分には理解が及ばないような苦しみからフェミニズムに辿り着いた方もいれば、自分の感覚と近くて分かる分かる!と思いながら読んだ方もいるのですが、鴻巣麻里香さんのエッセイは特に自分の感覚を言語化してくれたような感覚になりました。
    若いときは「女性として抑圧を受けているという文脈が内面化されていなかった」という鴻上さんが、子どもを産んで仕事をしているときに、子育

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    2025年09月18日
  • マチズモを削り取れ

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    自分は女性だが、フェミニストに共感する気持ちと過剰なフェミニストを嫌悪する気持ちと両方あるため、章によっては共感し(痴漢、女子マネージャー、寿司屋)、章によっては編集者のKさん気にしすぎでは?と思った(新幹線の便座問題など)。
    この本では若干やりすぎなくらい現代の男性優位社会に切り込んでいく。著者が女性だったらフェミニストがまた何か言ってる、で終わらせられたかもしれないけど、著者が男性で、自身も気づかなかったりこれまで見て見ぬふりをしてきた性差別について細かく調査していくという構図が面白い。

    時にフェミニストが気にしすぎなんじゃない?と思う自分は、社会の性差別にいちいち怒ったり傷ついていたら

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    2025年09月17日
  • あなたのフェミはどこから?

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    ネタバレ

    自分の無意識さ、に気付かされた本だった。無意識とも言えるし、考えてもどうせ何も変わらないし、と諦めというか、考えようともしていなかったんなあと。フェミニズムって女性の不平等をなくそうっていうことだろうという浅い知識だけだったけれど、そうではなく、男性やあらゆるマイノリティの人も含め全ての社会の問題なんだなあと思った。男とか女とか、いろんなラベリングで人を評価したり判断せずに、ただの人間、として個人が見られる社会だったらいちばんいいけど。果たして自分はそれが出来ているか?他人を色んな物差しで測っていないか?偏見はないか?と問われたら自信がない。でもちょっと意識を持つだけでも、それだけで何か変わる

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    2025年08月23日
  • あなたのフェミはどこから?

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    自分がいかに男性優位性や家父長制を内面化してしまっているか痛感するし、違和感がある時に無理に合わせたりしない、を実践できるようになりたいと思うばかり。まだ名乗れるほど理解できていないし、世間的には「強者女性」側になりうる自覚も忘れてはならない。

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    2025年08月03日
  • わかりやすさの罪

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    ネタバレ

    わりと普通のエッセイでした。
    解説にもあった、これ自分のことだなって思ったり確かに確かに、としたり顔でうなづいたりした。

    2倍速でみるのはいいけど、ちゃんと伝わっていないよと自覚を持ってみたい、というところに共感した。

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    2025年07月31日
  • わかりやすさの罪

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    ネタバレ

    『わかりやすさの罪』は、分かりやすさを善とする社会への鋭い批評だと感じました。

    特に「どっちがいい?」という問いが、無自覚に他の可能性を排除してしまう指摘は強く印象に残ります。選択肢が提示された瞬間に、考える余地は狭まり、深い思索や創造力が奪われるという視点は、日常のあらゆる決断に潜む危うさを突きつけます。

    また、「要するに?」の思考停止にもハッとさせられました。本を要約することで便利さを享受してきた自分に、削ぎ落とされた背景や文脈への想像力の欠如を痛感します。

    さらに、当事者性への過剰な依存が対話を妨げ、想像力を奪うという指摘も現代的です。

    本書は、効率や即答を追う日常に潜む「思考放

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    2025年07月31日
  • わかりやすさの罪

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    テレビが登場して以来、現代(2025年)時点でAIが大きく台頭し、多くの学生や大人にも普及してきており、「わかりやすさの罪」が拡大している昨今、私たちに必要な思考と知的戦略の視点を教える良書である。
    本著で述べられいる「わかりやすさ」は私たちに本来必要な思考を奪っており、その結果、私たちは考える力を失っていると示唆している。スマホがあるだけで思考力は低下するとの研究もある。私たちは考える力や見る力が急速に衰えているのかもしれない。この影響を大きく受けるのは10代や20代だろう。必要な知識の吸収をタイパ・コスパと謳い、本来必要な思考力の訓練を放棄し、情報を鵜呑みにせずに自分の頭で考え抜く力を失い

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    2025年07月23日
  • テレビ磁石

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    週刊誌のコラムとしては面白いと思う。
    その時の話題の人を取り上げ、鋭い観察で切ってくれる。
    ただ、まとめたものを数年後に読むと、そんなこともあったかな程度の感覚しかならず、その当時の怒りなどはすっかり影をひそめてしまっている。
    この手のコラムは、鮮度が大事だと改めて感じさせてくれた。

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    2025年05月19日
  • 偉い人ほどすぐ逃げる

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    いい加減、日本人は、非合理的な権威に服従することをやめた方がいいと思う。
    あ、まずは気づくところからですね。

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    2025年05月13日
  • マチズモを削り取れ

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    砂鉄さんのことはラジオ番組で知って、おもしろいとファンになりました。今回初めて本を読みましたが、ラジオの方がいいかもしれない(笑)編集者のセンスに私が合わないだけの気もしますが。同世代男性の意見として共感できることがうれしいし、別の本も読みたいと思いますが

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    2025年03月20日
  • 今日拾った言葉たち

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    2016年から2022年を振り返ることができました。言葉に敏感でありたいと思いました。そして、違和感があるときは立ち止まってよく考えたいと思いました。

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    2024年12月31日
  • 往復書簡 無目的な思索の応答

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    又吉さんの『火花』の書評を武田さんが書いたことをきっかけに交流が始まったけれど
    そこまで急速に仲が良くなったわけでもない距離感の二人が
    相手の文章から想像したり、思い出したり、ときに質問したりと
    あまりがっつり組まずに往復したエッセイ。
    分量もさほどないのに、いろいろ考えがめぐるような内容で、
    二人の淡々とした文体が丁度よく、気持ちよく読んだ。
    又吉さんが武田さんにメールを送ったのが、
    ちゃんと書評されていたからという理由なのに驚く。
    読まずに批判されることが多いらしく、それほど空しいことってない。

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    2024年12月05日
  • テレビ磁石

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    ネタバレ

    ※本文中の表記に準拠で、敬称略です
    評価が低めなのは、ワイドショーを観ないので

    ◯2018
    P014 広瀬すず
    毎度のことなのですが、オリンピックを戦争に置き換えるとしっくりきます
    広瀬すずのキャスティング。代理店や事務所の政治には踏み込まない

    P016 AKIRA(EXILE)
    「させていただく」に違和感がないのかと。文法的評価をしないのかと
    想定読者への忖度はないみたい

    ◯2019
    >ワイドショーのオファーは即座に断る
    でも、ラジオのゲスト、代演は時間帯無制限で受けるようで

    P030 花田優一
    落合福嗣が野球選手の子どもだと知ったのは最近

    P038 橋本聖子
    五輪関係者の布

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    2024年11月08日