武田砂鉄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ※本文中の表記に準拠で、敬称略です
評価が低めなのは、ワイドショーを観ないので
◯2018
P014 広瀬すず
毎度のことなのですが、オリンピックを戦争に置き換えるとしっくりきます
広瀬すずのキャスティング。代理店や事務所の政治には踏み込まない
P016 AKIRA(EXILE)
「させていただく」に違和感がないのかと。文法的評価をしないのかと
想定読者への忖度はないみたい
◯2019
>ワイドショーのオファーは即座に断る
でも、ラジオのゲスト、代演は時間帯無制限で受けるようで
P030 花田優一
落合福嗣が野球選手の子どもだと知ったのは最近
P038 橋本聖子
五輪関係者の布 -
Posted by ブクログ
武田砂鉄のコラム集。
もともとこの人のことをTwitterでしか知らず、1度文章をしっかり読みたいと思っていたところで古本屋で見つけたので購入した。
今の日本では「空気を読むこと」「気配を察すること」が各人の行動原理になっていて、問題にしっかり向き合って追及することがないがしろにされているという批評。
特にその風潮は政治家に利用・応用されていて、そこに正しく対応できていないマスコミも糾弾する内容だった。
2018年の本だったので、政治的なトピックが若干古く入っていきづらかったが、批評における態度は誠実だと思った。
「コミュニケーションを『能力』で問うな」の、自分が管理人にうまく挨拶できなかった -
Posted by ブクログ
朝日新聞出版から出ている雑誌「一冊の本」に二〇一八年から二〇二〇年まで連載されていたコラムをまとめた本。テーマは書名の通りで、連載当時に世の中で流通していたわかりやすい言説に対して著者が疑念なり考察なりをめぐらせていく。二〇二四年の文庫化にあたり各章に「いま思うこと」という付記が加わっている。書かれている対象はさまざまで、池上彰の『わかりやすく<伝える>技術』だったり川口俊和の『コーヒーが冷めないうちに』だったりするのだけれど、どちらも電車内の広告や書店で平積みされているのをチラッと見る程度しか馴染みのない(なんだか嫌だなこういう本は、と感じるだけで、手に取ろうとは全く思わなかった)自分に
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Posted by ブクログ
社会のありとあらゆる場面に潜在する男性優位な発言、習慣、暗黙の了解を独自の目線で切り抜き削り取っていく。
女性が活躍できない環境を解決しようとすると必ず「男も大変」という人が出てきて現状維持=男性優位社会を維持しょうとする。結局社会を作っているのは男性で、女性が台頭すると家庭でも社会でもいろいろと不都合な事があるのだろう。
現状、女性を昇進させるのも男性管理職の匙加減だから男性のご機嫌をとらなければいけない今の私には物凄く刺さる内容だった。
しかしAVやトイレの問題は生物学的な違いがあるから、そこまで平等にというのはちょっと違う気がする。体の構造が違う以上男性のほうが欲求が強く女性が受け身であ