梨沙のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレコバルトらしいお話で、ウィリアムの空回り感がツボでした。
最初エレナが婚約者のギルバートを「ビル」と呼んでいて、それを訂正されてたんですけど、ん?待てよ。ウィリアムもカタカナだと分かりづらいけど、「William」とすると「ビル」だなぁって。登場人物紹介のところでも表紙でも相手はウィリアムだし、この時点でエレナが婚約者を勘違いしてるんだなぁと思うと、その後の話もすんなりと読めました。
不器用なウィリアムが実はエレナより年下ってところは驚きましたけど、エレナの好みに合わせてがんばっていたところとか、なんか微笑ましかったです。
後半、遺跡でずぶ濡れになった二人が助けられたあと、熱にうかされて -
Posted by ブクログ
ネタバレ長男がどうしてあんなに不憫な扱いなのか理解できません。本シリーズを完結させるためだけに登場させたみたいに思えます。(これから長男が活躍する話があるのか?)そして、予測していた女鬼の登場(笑)女鬼を登場させたかったんだろうけど、どうして長男じゃだめだったんだろう…。
神無を長生きさせるためには仕方ないんだろうけど、あんな状態になってしまうのも、個人的には、うーん…という感じ。あんなにきちんとプロット組んであったのにそれを覆すってどうなのか…。華鬼が甘すぎてちょっと…。ストーリーも急展開で、なんだかよく分からないうちに終わってしまったという感じがしました。
ですが、響と桃子好きにはたまらないお話が -
Posted by ブクログ
ネタバレHPで読んだことがありました。
本になることは知ってたんですが、なんか手を出せずにいたんです。ですが、イラストがカズキヨネさんだと知って、全4巻すべてが発売になってから一斉に購入し読みました。おそらく、カズキヨネさんじゃなかったら手を出さなかったのかな、と今自分で思います。
ですが、とても面白いです。絵のおかげ…感は否めませんが、プロットがちゃんと組まれていて最後まで飽きません。鬼というテーマも好き。個人的には響と桃子が好き。主人公の魅力がイマイチよく分からないのが欠点だとは思いますが、ゲームにまで手を出してしまうほど、本当に面白かったです。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ映画三部作から入って、小説サイトへ流れました。
映画は結構省略があったので、小説で読むと印象が変わってすごくはまりました。
挿絵はあの『薄桜鬼』で有名なカズキヨネさんで、めちゃキレイです。
「連れてこい。俺の花嫁を、ここへ」
少女の前に開かれた世界は、生まれたときから既に欲望と憎悪で塗り固められていた。“鬼の花嫁”の刻印を持つ少女「神無」は、16歳の誕生日に美しくも冷酷な鬼、「華鬼」のもとへ嫁ぐよう告げられる。なかば連れ去られるように向かったその先には、多くの鬼とその花嫁たちが生活する学園があった。鬼や花嫁たちの嫉妬が渦巻き、奸計がはりめぐらされるその学園で、神無は更なる地獄をみる。彼女に害 -