梨沙のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
華鬼の生家に訪れたというか拉致られた神無は思いがけず華鬼と接近することになるが、響の凶刃が神無と華鬼を狙う――
ようよう華鬼2巻を読むことが出来ますた。花物語の方が延々百合カプ禁断の恋のかほりが続くのでいい加減嫌になって逃げてきたというあまり感心しないきっかけの読書でしたが、なんと一日で読めました。もうすごいもりもり読んでしまいました。ネットの方で最後まで読んでいるのですが、さすがに二年前のことだったのでちょうどこの辺りとか結構忘れているので、記憶を取り戻す感じでした。
んが! 何より神無と華鬼が二人きりになりそうだったり神無がかいがいしく華鬼を手当てするだとかそういうところできゅんきゅんして -
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Posted by ブクログ
遂に完結!更に秋には映画化も決まっている華鬼!!
本作品の特徴として、ヒロインもヒーローもほとんど喋りませんでした。
喋らない主人公と言えば「BECK」の作者、ハロルド作石の「ゴリラーマン」がありますが、アレは
ギャグ漫画だからこそ成り立ったといえるでしょう。
実際、主人公の二人以外の登場人物はよく喋るキャラクターばかりなので、その会話があるから
話が進んだと言えないこともありません。
しかし、彼らは「言葉」での表現こそ少ないものの、「心情」が吹き出し以外で多く描かれています。
つまり、自分の気持ちをうまく言葉に出来ないだけで、心の中では相手の事をとても思いやっているのです。
そんな二人の -
Posted by ブクログ
待っていました最終巻!
まずは表紙。表紙からして2人の間が確実に近づいていることが分かりますね。
中身はもう燃え尽きました。感無量。
響×桃子も最後には幸せになって欲しいです。
三翼はやっぱり、神無は華鬼を選ぶことを分かっていたのでしょうか。
光晴が切なかったです。カズキヨネさんの最後の絵に吹いちゃいました。
国一もナイスな立ち位置にいてほくほくしました。何気に国一がお気に入りです。
最後は神無が幸せになってくれて本当に良かったです!
夫婦になってからの華鬼の変化は素晴らしいです。燃え尽きました。笑
本編最後の挿絵がより一層作品を素晴らしくしてくれていました^^ -
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Posted by ブクログ
『連れて来い。俺の花嫁を、ここへ』
少女の前に開かれた世界は、生まれたときから既に欲望と憎悪で塗り固められていた。「鬼の花嫁」の刻印を持つ少女「神無」は、16歳の誕生日に美しくも冷酷な鬼、「華鬼」のもとへ嫁ぐよう告げられる。なかば連れ去られるように向かったその先には、多くの鬼とその花嫁たちが生活する学園があった。鬼や花嫁たちの嫉妬が渦巻き、奸計がはりめぐらされるその学園で、神無は更なる地獄をみる。彼女に害をなそうとする鬼、命をかけて護る鬼、そして、彼女を疎ましく思う華鬼。さまざまな想いが交じり合う中、華鬼の冷酷なまなざしの奥にひそむ苦しさを感じ取った神無は、知らず知らずのうちに彼に惹かれていく -
Posted by ブクログ
猫好きな人のための短編集。仕事始めの一週間でバタバタと疲弊したため、猫が集まっていて時間がゆったりと流れるような空間”ねこだまり”で、リラックスしたい気分だった。一年で最も寒いこの時期に、温かい炬燵に入りながら、そして猫の毛並みのようにモフモフとした毛布にくるまいながら読んだ。
身近で大切な人が亡くなったら猫に生まれ変わって(化けて)帰ってくるという、都市伝説を聞いたことがあったが、本気で小説にしたらこんな感じなのだろうか。猫の頭脳(思考力)の限界とか、猫目線での兄妹感など、作者さん達の豊かな想像力を感じることができた。そして、どの作品もホッコリ癒されるだけでなく、切ない設定(人との別れが必ず