沙村広明のレビュー一覧
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大人の秘密結社もの
子供の頃、ショッカーのやることがじれったかった。何ぬるいことやってるんだと。
その感を改めて非常に巧く見せてくれているかんじなのが『ベアゲルター』に思えます。
腕や足だけだけど改造人間が、臓器売買組織に挑む。
作者は長編の場合、諸布置が済んでから話が面白くなるように思う。『無限の住人』も『波よ聞いてくれ』もそう。
特に『無限の住人』は試行錯誤的な最初の頃より、途中からの方が断然面白い。
本作もそうで段々背景が明らかになるにつれて面白くなる。
たいていの創作の登場人物は作者に近い思考形態になることが多いので、沙村さんの登場人物は論理的で分析的な人が多い。
そうでない人はすぐ消えて -
Posted by ブクログ
ネタバレ坂本龍馬を殺したのは誰か……諸説ある近江屋事件から完結までの流れが神懸かっていて、ああ……これを描きたいためにこのスピンオフを始めたのか……とさえ感じる出来栄え。
そもそも正直万次がついているのに坂本龍馬の暗殺どうするんだと思っていたけど、なるほど万次が不死なだけで剣術的にはそんなに強く無いからこそ成立する展開だし、そこに諸説ごちゃまぜにした手腕に唸らされた。
そして、龍馬を失い、決戦に挑む万次(とその相手)の心情描写を補完するかのように無印版原典の逸話やコマが散りばめられて……なんかよい……でもこれ原作者の関与が薄そう(クレジットが原作でもなく協力て)なスピンオフでやって大丈夫なの???な設 -
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DJことはじめ
主人公のミナレさん、しょうもない男に騙されたものの、結果的に転んでもタダでは起きなかったようです。
お酒を飲んでいるお店で知り合ったラジオ局の男性との出会いで、割と怒涛の展開です。勤務先のスープカレー店を解雇されたりまた雇われたり、店長さんとかが交通事故にあったり。
ミナレさんに好意をいだいている青年もいるんですが、恋愛的な進展は特になく、いきなり深夜に自分のラジオ番組を持つことになる、という顛末が軽妙に描かれています。
会話とかも上手いです。 -
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言葉
またまたやらかしたアイツへの反論が目的とはいえ、
ラジオ観へのミナレ節が心地良い。それはそうと、
あの人との絡みは重要なことではなかったのかな!?
さらっと流されたように見えたけれども。 -
ネタバレ 購入済み
生きるか死ぬかだが笑う
陰部にマシンガンのパパが登場した時は笑ってしまった。
沙村先生の作品だから望み薄かもだけど、フロイデちゃんには幸せになってほしいですよ。
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