林康史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ちょうど、初めて投資を興味を持った時期だったので、ウォーレンバフェットとか、S&P500とか、そういう固有名詞が頭の中にダダダっと流れ込んだ時期に手にとりました。
投資ノウハウの本はどうしても、専門用語が多くて読む気になれなかったのです。
投資、仕事第一で生きてきた著者が、60代になってから子を持ち、お金や仕事から子供や愛の素晴らしさに目覚めながら、投資で学んだアレコレを子供に贈るカタチとして書いた本でした。
レイヤーが違う激しいお金持ちや、逆もまた、激しい貧乏な人の人生を知るのは、自分のバッファが広がるので、今とても必要な気がする。
すごく真っ当なことがたくさん書いてある本でした -
Posted by ブクログ
ジムロジャーズが愛娘2人に伝えたい「人生、愛、冒険、投資」の教訓となることを書き留めた本。
偉大な成功者の発する言葉は、説得力があります。
① 物事は長い目で捉える。今、深く傷つき不幸であっても、耐えてそれを乗り越えれば想像以上の喜びが待っている。
② トライ・トライ・アゲイン。成功している人の多くは大して賢くない。だけど諦めずにやり抜いたから成功している。
③ 成功するためには、常にベストを尽くさなければならない。しかしアインシュタインである必要はない。
④ 人は、自分が着ているもので、メッセージを伝える。
⑤ 全てのものに敬意を払う。スタッフにも気を配れる人になる。
⑥ 自分の直感を信じる -
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Posted by ブクログ
投資(主に株式投資)のコツについて
真偽不明のエピソードを交えて説明する本。
言ってることはそれっぽい。
コツ(公理)は全部で12こ
1.リスクを取らなければ儲からない。
2.目標額まで行ったらたら利確しろ。
3.ちゃんとロスカットしろ
4.アナリストを信じるな。
5.相場変動にパターンなんてない。
6.投資対象に感情移入すな。
7.直感は検証しろ。
8.オカルトや占い師を信じるな。
9.楽観的になるな。
10.多数派に流されるな。
11.投資対象に固執すな。
12.未来の計画なんて立てられない。
こんな感じです。
株式投資したくなった。 -
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Posted by ブクログ
デイトレードに関して著者の考えをまとめた本。注意として、この本はテクニカル的な観点からの解説が一切なく、筆者がひたすら精神論を述べるという形式になっている。正直なところ私はこの本が好きではないのだが、名著と言われるだけあって多くの人が読んでおり、マーケット参加者としては読まずにいられなかった。
読後は「まあ、これが出来たらそりゃ勝てるよね」という感想が浮かんだ。損切を徹底しろ、損切りこそが勝ちである、やトレード記録を取れなど書いてあること自体は汎用であり、加えて具体性をそぎ落として同じ事を何度も繰り返し説いてくるので、くどいとさえ感じた。
しかし、述べられている事はある程度正しいと思うので -
Posted by ブクログ
テクニカルトレーダーにとって株価の下落や上昇の理由を探ることは意味がない。チャートの動きだけを見る。
迷ったときはポジションを手仕舞う。ポジションは取り直すことができる。
ルールは少なくとも10回のトレードで判断するべき。
金融市場は大多数に利益を与えない。典型的な投資家は淘汰される。
なぜ、は求めない。
アイデアに心酔しない。10回の結果を見極める。
マーケットで快適さは大敵。快適にとれるポジションはほとんどの場合間違ったもの。
人間は正しい行動がもっとも難しいものである。人間が快楽を追求する動物だから。
対多数が恐れをなして踏み込まないところにチャンスがある。ポジションを取ることが困難であ -
Posted by ブクログ
ネタバレ心配は病気ではなく健康の証である。もし心配なことがないなら十分なリスクをとっていないということだ。
分散投資の誘惑に負けないこと
常に早すぎるほど早く利食え
ゴールを決めておく
船が沈み始めたら祈るな、飛び込め
人間の行動は予測できない。誰であれ、未来がわかる人を信じではいけない
カオスは、それが整然と見えな始めない限り危険ではない
歴史家の罠に気を付けろ
根をおろしてはいけない。それは動きを遅らせる。
楽観は最高を期待することを意味し、自身は最悪に対処する術を知っていることを意味する。
大多数の意見は無視しろ。
長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決し -
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Posted by ブクログ
ネタバレファスト&スローや、行動経済学に関する書籍を読んだことある人からすると、既知の内容ばかりでしょう。
しかし本書では、投資銘柄の売却や乗換える際の基準例、心得となる具体的なとこを語ってくれています。
そこがまさに『公理』と題しているとこでしょう。
本書を読む上で注意すべきは、全ての公理が万人向けではないこと。具体的な部分を申し上げると『分散投資は不要』や『長期投資はするな』等、
インベストメントの考えを否定されています。しかしその否定している内容も『全否定』ではなく、ある目的と観点をもった場合●●は不要である。
というエクスキューズ付きだということです。つまり、投資初心者が本書から読み出すと、 -
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