伽古屋圭市のレビュー一覧

  • かすがい食堂

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    扱うテーマはとても深く重いものだと思います
    しかし コミカライズで とても読みやすかった。
    『駄菓子屋』に懐かしさを感じたり、若くして自分を『おばちゃん』と言ってしまう事に共感したり。
    とても素敵な本に出逢えたと思いました。

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    2021年04月13日
  • 冥土ごはん 洋食店 幽明軒

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    まず大前提として、ファンタジーである(^ ^
    「死者が成仏する前に食事に来るレストラン」
    という設定が、思いっきり(^ ^

    ただ、本作に登場する死者は、
    とても人間臭く扱われているので、
    特別なホラー感やファンタジー感はほぼ皆無。

    みな「自分がなぜ死んだか」だとか
    「死んだ後も気がかりなこと」などを、
    シェフに「謎解き」してもらい、満足して行く...
    イコール成仏するのかな?(^ ^

    レストランが舞台で、様々な料理が出て来るが、
    その薀蓄もまた楽しめる(^ ^
    必ずしも「すんげ〜おいしそう」なものだけでなく、
    死者の「思い出の味」によりそうのが主眼なので、
    一般的な「グルメ小説」とは趣を

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    2019年04月20日
  • ねんねこ書房謎解き帖 文豪の尋ね人

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    伽古屋氏お得意の、大正ロマン謎解き娯楽小説(^ ^
    健気でおぼこい女の子と、寡黙で天才肌の探偵という、
    これまた王道の設定で(^ ^

    一つ前に読んだ「同じような基本設定」の本には
    なかなかなの低評価をつけてしまいましたが(^ ^;
    こちらは文句なしに面白く読めました(^ ^

    設定が古書店と言うことで、過去の名作になぞらえて
    謎解きをしていくというのが面白い(^ ^
    作者はきっと相当な読書家なのだろう。

    例によってミステリなので、細かくは書けませんが(^ ^;
    軽い文体と地の文のノリツッコミがテンポよく、
    あっという間に読み終わってしまいましたとさ(^ ^

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    2019年03月08日
  • 断片のアリス(新潮文庫nex)

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    これは...なかなk「凄い世界観」(^ ^

    舞台は、遠い未来の「一度わやになった後」の世界。
    人類全体、実生活はかなりアレな感じで、
    人々はVRの世界をメインに生活している。

    そのVR「アリス」の中で、
    次々と「あり得ないこと」が起こっていく。
    ざっくり言うと、トラディショナルな
    「雪山閉じ込められ一人ずつ減ってく系」惨劇。
    その中で、主人公の若い女性(たぶん)は、
    生き残っていけるのか...というストーリー。

    ただ「世界観の設定」がもの凄く独特で、
    しかもかなり細かいところまで練られている。
    なので、かなりな変化球が続々と投げかけられる(^ ^;

    一応「細かく練られている」ので、破綻

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    2018年03月28日
  • からくり探偵・百栗柿三郎 櫻の中の記憶

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    起きている事件は悲惨だが、
    カラリとした明るい文体でどんどん読める(^ ^
    ドキドキハラハラもバランス良く配合され、
    万人にお勧めできる佳作(^ ^

    犬、GJ(^ ^

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    2016年03月29日
  • からくり探偵・百栗柿三郎

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    気楽に読める娯楽小説...ではある。
    が、「それだけ」ではない。

    ミステリなので、例によって詳しくは書けないが...
    全四作を収めた短編集ではあるが、
    幕間に短い「サイドストーリー」が挿入される。

    探偵のキャラがお気楽な発明家だったり、
    語り手であるお手伝いさんが面白かったり、
    「あり得ない」探偵助手などを見るにつけ、
    お気楽ミステリーとして捉えられる。

    が、その全ての設定、全てのサイドストーリー、
    読み飛ばしていた伏線を全て丁寧に拾って、
    全編を通して大きなストーリーが織り上げられる。
    最後の最後で「そう来たか」という壮大なだましは、
    だまされたこちらに大きな快感を与えてくれる(^ ^

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    2015年02月25日
  • かすがい食堂

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    「おいしい小説」好きだ!おいしい料理のそばには温かい人がいるから、読んでて安心できる。おいしい料理を自分の居場所と感じながら食べられたら、幸せなことだ!

    続編もあるので、いろいろ読んでみたい!

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    2026年02月01日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    初見ネコメと読んでたけど、ネコノメ草から来てるので、猫(の)目荘。ニャンコの名前もボタンネコノメソウから。

    なにもしてきていない人なんていない。
    生きてきた分だけ、生きている。
    自分が認められればうれしいし、誰にでも居場所ができるといいと思う。

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    2026年01月28日
  • 猫目荘のまかないごはん 私の選択と肉じゃがコロッケ

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    ネタバレ

    シリーズ第3弾。
    卒婚を提案した主人公の利恵。
    息子はパートナーシップを望み、
    自分は離婚するか悩んでいた。
    利恵は、同居はするが離婚を選ぶ。
    今回のテーマは、結婚でした。
    結婚とは何か、夫婦のあり方とは何か。
    そんなことを考えさせられるお話でした。

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    2026年01月23日
  • 猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き

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    ネタバレ

    シリーズ第2弾。
    前作の主人公伊緒が大家に。
    今回の主人公は、漫画家になったものの売れず、
    漫画家をやめようと決意した結芽。
    猫目荘の住人と関わりながら、漫画家として再挑戦する物語。
    今回も、とっても読みやすかったです。
    私もこんな場所があったら、住みたいとな思ってしまいます。

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    2026年01月23日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    ネタバレ

    まかない付きの猫目荘に住むことになった伊緒。
    食事は一緒、風呂は共同、住人は個性派揃い。
    そんなところで伊緒が猫目荘の住人達と関わりながら、生き方や価値観を考えていくお話。

    まかない付きは凄く羨ましいし、美味しそうな食事も良かった。
    色んな生き方をしている人がいる。色んな考え方がある。
    なんだか、凄く成長できそうな気がする。

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    2026年01月21日
  • かすがい食堂

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    あっという間に読み終わった。温かくて優しい気持ちになれる1冊。楓子さんが少しお節介すぎる?と感じた部分もあったけど、様々な問題を抱える子たちに真剣に向き合う姿が良かった。

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    2026年01月05日
  • 猫目荘のまかないごはん 私の選択と肉じゃがコロッケ

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    ネタバレ

    夫に卒婚を提案し、まかない付きの下宿屋「猫目荘」に引っ越してきた利恵。

    今回のテーマは「結婚のあり方」
    卒婚、事実婚など色々考えさせられました。
    今の時代ならではの一つではない結婚観で、それもありなんだなぁと。

    利恵自身、仕事を持っているからこその辿り着いた答えに納得でした。

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    2025年11月18日
  • 猫目荘のまかないごはん 私の選択と肉じゃがコロッケ

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    今回は新しい店子の利恵さんを中心にした話。

    結婚という関係性のこれまでとこれからについてがメインテーマになるのかな。
    自分自身が結婚することや子供を産み育てる事を重要視していないので、出てくるそれぞれの考え方に驚いたりする事は無かった。

    親戚の宴会で男達が全然動かないのも分かる。でも、一言「自分で取りに行け」と女側も言えば良い。私は言い続けたぞ。その後面倒臭いやつ扱いされているが、煙たがるような親戚と会う事なんて今後は葬式くらいだ。

    でも、アンナさんの同居生活における3つのルールはなるほどなぁと、思った。
    ただ、それを実践するのは難しそう。特に掃除。
    …難しそうと思っている時点で共同生活

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    2025年10月01日
  • 猫目荘のまかないごはん 私の選択と肉じゃがコロッケ

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    シリーズ3作目。
    今作の主人公は、夫に卒婚を提案した50歳の久住利恵。
    結婚して出産、育児を終えて自分を取り戻そうともがき、夫と離れて考えるために猫目荘にやって来た。

    結婚というもの、結婚、夫婦というあり方。
    事実婚、パートナー、同居。
    夫婦別姓のことなども触れながら、他人と暮らすことについての様々な価値観が描かれていました。
    猫目荘の住人や出会った人達の考え方にふれて、利恵は自分がこれからの人生をどのように生きていきたいかを見つけます。

    結婚のかたちは人それぞれだと私は思っています。そして、幸せのかたちや価値観もそれぞれ違って当たり前だと思っています。
    色んな考えがぶつかる中、自分の幸せ

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    2025年09月28日
  • ねんねこ書房謎解き帖 文豪の尋ね人

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    大正時代が舞台の作品が読みたくて見つけた一冊。
    店主の佐久路は第一印象より奇人ではなく優しい気配りができる人で、情報が乏しい時代に小説をヒントに謎を解く構成は結構面白かったし、行方不明の妹の件はまだ解決していないのに、続編が上梓された気配がないのが残念です。

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    2025年08月22日
  • クロワッサン学習塾 謎解きはベーカリーで

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    街のベーカリーの定休日に行われる無料学習塾のシリーズ二作目。 学校教育に囚われず、自らの進む道を模索するための学習の場として舵を切ろうとするラストに次回作への期待が高まった。

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    2025年03月30日
  • クロワッサン学習塾

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    街のパン屋さんを舞台に、元小学校教諭ので現在2代目修行中の主人公が小学生の息子とその同級生達を相手に無料塾を開く。 商売でなく、また画一的な詰め込み教育ではない学習の場を、さまざまな事情を抱えた子どもたちとともに築いていく様子が丁寧に描かれていた。 自由研究を取り組ませてくれるなんて自分でも通いたかったかも。

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    2025年03月14日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    まかない付きの下宿屋に住むことにした女性は…?
    猫と料理でほっこりするのを期待すると、ちょっと違いますが~

    降矢伊緒は、30歳にして仕事も婚活も上手く行かないでいた。
    料理をしたくない伊緒は、まかない付きで格安のアパートを見つけ、入居することに。
    男性二人が大家で、カップルらしい?
    食事は一緒で、風呂は共同というのが珍しく、住人も一風変わっているのです。
    人との出会いには、揺すぶられるものですね。

    最初は文句たらたらの伊緒だったが、次第に話し相手も出来、ついには料理を手伝うまでになる。
    なかなか鋭い指摘もある展開なため、やや辛口だけれど、それゆえに彼女の変化に説得力があります。
    全体として

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    2025年03月12日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    『料理はしない』がモットーの降矢さんが主人公。なぜ料理をしないか、はストーリーの後半で明かされる。いわゆるイマドキの女の子のようだけど、賄いつきネコノメソウに来たのは訳があって。猫目荘に住む人たちは本当に個性豊か。彼らと遠慮しいしい付き合っていくことで(いや、結構ぐいぐい自分で行ってるかな)降矢さん自身の人生が拓けていく。

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    2025年02月02日