伽古屋圭市のレビュー一覧

  • 猫目荘のまかないごはん 私の選択と肉じゃがコロッケ

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    結婚、パートナーシップ、僕には縁のない事なので完全にフィクションとして楽しんでいましたが⋯深い話でした、いろんな年代の方々に読んでほしいなと思います

    ⋯⋯⋯きりたんぽが食べたいデス

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    2025年10月26日
  • クロワッサン学習塾

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    小学校の教師を辞め、パン屋を営む主人公。
    子供達との関わりがすごく素敵で
    子供達を一人の人としてちゃんと見ていて、しっかり学びになるようにアシストしている。
    クロワッサン学習塾、子供の頃にあったらなー。

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    2025年10月14日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    父親との価値観の相違や自分に向き合うことを無意識に避けて生きてきたことなど、主人公に共感する所が沢山ありました。

    猫目荘の(ある意味)一般的ではない生き方をしている住民達との関わりを通じて、視野が広がって自分の思い込みから解放されていく様子が興味深く感じられました。

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    2024年12月05日
  • 猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き

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    「猫目荘のまかないごはん」第二弾!
    前作も楽しく読めたので続編出版に歓喜!

    今回は猫目荘にやってきた元漫画家の倉橋結芽が主人公。
    彼女のブレーキしてしまった人生が再び動き出す迄のお話。
    人生うまく行かない事も多い。
    立ち止まったまま一歩が出せなかったり、足は上げているのにどちらに踏み出せばいいのか分からなかったり…見える結果に本心とは裏腹な道を選んでしまったり…そもそも足を下ろす道が見えていない事だってある。
    結芽も何者かになりたいと大きく目指すものはあっても、自分の行動や発言が上手く噛み合わず結局自分を見失い諦めという怠惰な結果や生活に甘んじている。
    そんな中でも結芽は夢を捨てずに持ってい

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    2024年10月15日
  • クロワッサン学習塾

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    読みやすく、面白かったです。
    黒羽さんに見つけてもらった子供達は本当にラッキーだなと。次巻も読むのが楽しみです。
    近藤さんが妙にリアルに感じました。

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    2024年07月27日
  • クロワッサン学習塾

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    学習塾に通う子どものそれぞれの悩みが
    丁寧に書かれていて面白かったです。
    クロワッサン学習塾の名前の由来がわかってスッキリしました。

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    2024年06月11日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    2023年刊。まかない2食分を供する下宿屋が舞台。視点は常に主人公・住人となる女性で、人生の方向性や過去に囚われつつ、旧友や他の住人と関わりながら変わっていく……。というスタイルを取りつつ、LGBTQを含む性以外の様々な多様性の啓蒙のような軸が強いのかなぁと。決して押し付けがましくは無く、物語として面白かった。言葉や心象の展開もリズム感が良くて楽しめました。重い部分もあるが、くどい記述が続くこと無く、妙なストレスを引き摺ることも無い。

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    2024年05月25日
  • クロワッサン学習塾

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    「ねぇ、なんで勉強しなきゃいけないの?」
    と子供に聞かれた時、ちゃんとした答えを言える大人はどれくらいいるんだろう。
    私もこの本を読む前は、「勉強をしないと苦労するからだよ」と、あやふやな回答しかできなかった。
    だが、主人公の黒羽三吾の答え方を読んで、私はやっと納得する答えを見つけたなと思った。

    小学生の頃って、なぜか分からないが、親に内緒で危ない行動をしたい気持ちがある。(私は、特に何もしなかったはず…。)
    だからか、息子の真司が親に内緒で冒険に出かける物語を読んで、ちょっと懐かしいなと思った。
    激しく叱咤するのではなく、行動を客観的に振り返りながら、良い点・悪い点を息子自らに考えさせる、

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    2024年05月22日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    タイトルと文庫背表紙の印象から猫目荘で作り出される美味しいご飯食べて癒されて…なんて温かくほのぼのとの〜んびりとしたゆるい系小説と思って読んだらそんな事はなかった!
    いや、そういう一面もあるけれど、それだけではなかった。
    それだけではなかったのがすごく良かった!

    家族との確執から家を出て東京へ、東京へ来ても就職、婚活もうまくいかず自信をなくした伊緒。
    まかない付きに惹かれ猫目荘へ入居した。
    そこで出逢う人々、事柄が自分の人生と向き合う覚悟をくれる!
    自分の足で一歩を踏み出そうとする伊緒の葛藤が描かれている。

    ふっと刺さる言葉が、改めて噛み締める言葉が、猫目荘の住人の人生の中に散りばめられて

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    2024年02月21日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    変に斜に構えたりせず、素直な気持ちで読むと「いいなぁ...」と思える(^ ^ ひねくれて見ると、善人ばっかりしか出て来ないような印象で(^ ^; うっそ臭ぇ、と言えなくもない(^ ^;

    住人たちは「あぁ...いそうだな、こういう人」と「まさかそんな...」の間くらいの絶妙なキャラで(
    ^ ^ できすぎな感じもしなくもないが、でも物事がうまく転がる時って、すべてがこう「流れに沿ってハマる」んだよなぁ...とも思えて(^ ^

    つまり、すべてが「極端に走る」ことなく、絶妙なバランスで成り立っている、ということなのでせう(^ ^ そのバランスを保ちつつ、最後まで破綻なく、しかも面白く描ききった作者

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    2024年02月05日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    読みやすくて癒されました。
    今年の読む1冊目に選んで良かったです!
    こちらの作品は本屋さんで表紙の可愛らしさに惹かれて購入しました。
    古い建物だけど格安家賃が魅力の下宿屋「猫目荘」。降矢伊緒は再就職も婚活もうまくいかず猫目荘にやってくる。
    2人の男性大家が作るまかないは読んでいて食べたくなってきます。
    猫目荘の住人たちやボタン(猫)と過ごすうちに伊緒は
    今までとは違う考えや気持ちに気がついていきます。
    伊緒の過去に何があったのかも大きく関わってきます。
    周りに合わさせる生活より自分らしく生きたい!
    読後感も良くオススメしたいです。

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    2024年01月06日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    なりわざか、かりうどめさつじんも、なにくわないきやらわかわいかわいなおかん、きやっばれえ、ひぞくもしかあ!なかいからわかばいたん?も、とちいるびびりあここ、いだしだしをとわれなかったいぬわしよりの、ひくいひたまおんちようただだよ!いくいないかあかいかだより、あこうろ?ろぱねくすよりのよいと、たまつけだいかあ、や、どすいばんじようのはっかあめやよりあみらあぜ、ほしもふるよな、よなきはん、しきい?へどくそんと、ぱたとちりとあんはたにはたをあかるくししゆうもしか!おんなぬんか、じやまくにこさんまつたかそんしたぜよ

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    2023年11月30日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    ネタバレ

    購入したきっかけは単純で、「表紙に猫がいたから」というだけのもの。出版社の広報アカウントが「猫」関連で取り上げていたから、作者さんを知りもしないまま本屋で在庫確認をしたら「理論在庫はあるはずなのに見当たらない、取り寄せ対応でも良いでしょうか」と店員さんに頼まれて、そこまでして読みたい気持ちがあったわけではないけれど、断るのも何だしとそのまま取り寄せてもらってお迎えした本でした。
    わざわざ取り寄せたのだから、面白いと良いのだけど。期待があるのかないのかわからないまま読み進めて、最初は主人公の身勝手さにイライラしました。悲劇のヒロインに酔っているのか?その程度のことで?と序盤は全く共感出来なかった

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    2023年11月07日
  • クロワッサン学習塾

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    パン屋×教育。
    とても興味深いお話で、教育者として学ばされることがたっくさんあった。。学ぶってどういうこと?を再確認するためにまた読みたい。

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    2023年07月10日
  • かすがい食堂 あしたの色

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    かこやさんの本を初めて読み、ファンになりました。差別や偏見に、まっすぐに立ち向かう楓子さんは、とってもかっこよかったです。お料理のシーンも織り込まれていて、食いしん坊の私はたっぷり楽しめました。「なにをどう感じ、どう受け止めるかは人それぞれだ。………..結局、人と人なのだ。相手のことを思い、考えるしかなかった。」この文章が、心にズシンときました。

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    2022年03月01日
  • かすがい食堂

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    凄惨な殺人現場だの、少女監禁虐待だの、おどろおどろしい本を続けて読んだので(^ ^; ちょっと「一休み」したくてチョイス。

    主人公は、映像業界で働いていたが、心折れて実家に戻り、祖母の経営していた駄菓子屋をついでのんびり商売している女性。ひょんなことから、恵まれない環境で暮らす子どもとの縁ができ、何かできることを、と格安で食事の提供を始め、その和が徐々に広がっていき...というのが大きな流れ。

    正直、割とありがちな設定だし、訳知りのおばあちゃんも割とステレオタイプのキャラクターとも言える。が、そんな「普遍的」であるが故に、作者の筆力や心遣いが光る、とも言える。

    貧困やネグレクトなど、どう

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    2021年11月30日
  • かすがい食堂

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    続きが読みたい。
    自分の仕事にも多少関わりのある事だから、尚更。
    かすがい食堂、これかどうなるのか知りたい。

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    2021年06月16日
  • かすがい食堂

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    扱うテーマはとても深く重いものだと思います
    しかし コミカライズで とても読みやすかった。
    『駄菓子屋』に懐かしさを感じたり、若くして自分を『おばちゃん』と言ってしまう事に共感したり。
    とても素敵な本に出逢えたと思いました。

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    2021年04月13日
  • 冥土ごはん 洋食店 幽明軒

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    まず大前提として、ファンタジーである(^ ^
    「死者が成仏する前に食事に来るレストラン」
    という設定が、思いっきり(^ ^

    ただ、本作に登場する死者は、
    とても人間臭く扱われているので、
    特別なホラー感やファンタジー感はほぼ皆無。

    みな「自分がなぜ死んだか」だとか
    「死んだ後も気がかりなこと」などを、
    シェフに「謎解き」してもらい、満足して行く...
    イコール成仏するのかな?(^ ^

    レストランが舞台で、様々な料理が出て来るが、
    その薀蓄もまた楽しめる(^ ^
    必ずしも「すんげ〜おいしそう」なものだけでなく、
    死者の「思い出の味」によりそうのが主眼なので、
    一般的な「グルメ小説」とは趣を

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    2019年04月20日
  • ねんねこ書房謎解き帖 文豪の尋ね人

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    伽古屋氏お得意の、大正ロマン謎解き娯楽小説(^ ^
    健気でおぼこい女の子と、寡黙で天才肌の探偵という、
    これまた王道の設定で(^ ^

    一つ前に読んだ「同じような基本設定」の本には
    なかなかなの低評価をつけてしまいましたが(^ ^;
    こちらは文句なしに面白く読めました(^ ^

    設定が古書店と言うことで、過去の名作になぞらえて
    謎解きをしていくというのが面白い(^ ^
    作者はきっと相当な読書家なのだろう。

    例によってミステリなので、細かくは書けませんが(^ ^;
    軽い文体と地の文のノリツッコミがテンポよく、
    あっという間に読み終わってしまいましたとさ(^ ^

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    2019年03月08日