伽古屋圭市のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ドラマ作りに憧れて、映像制作の会社に入ったものの、給料に合わない激務で心身ともに疲れ果て、過労と睡眠不足で仕事中にロケ先の山で滑落してケガをし、それをきっかけに20歳代半ばで退職。何かしなくてはとブラブラしていたところに、祖母から何10年も経営していた下町の駄菓子屋をやらないかと声をかけられます。祖母もそろそろ店を畳んで隠居するつもりでいたとのことで、「駄菓子屋かすがい」を継ぐこととなります。20代なのに店に来る子どもたちから、「駄菓子屋のおばちゃん」と呼ばれて働く、春日井楓子が主人公の物語です。
深刻な問題を抱えて困っている子どもたちに、「駄菓子屋かすがい」の閉店後、束の間の居場所と、温か -
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ドラマ作りに憧れて、映像制作の会社に入ったものの、給料に合わない激務で心身ともに疲れ果て、過労と睡眠不足で仕事中にロケ先の山で滑落してケガをし、それをきっかけに20歳代半ばで退職。何かしなくてはとブラブラしていたところに、祖母から何10年も経営していた下町の駄菓子屋をやらないかと声をかけられます。祖母もそろそろ店を畳んで隠居するつもりでいたとのことで、「駄菓子屋かすがい」を継ぐこととなります。20代なのに店に来る子どもたちから、「駄菓子屋のおばちゃん」と呼ばれて働く、春日井楓子が主人公の物語です。
深刻な問題を抱えて困っている子どもたちに、「駄菓子屋かすがい」の閉店後、束の間の居場所と、温か -
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ドラマ作りに憧れて、映像制作の会社に入ったものの、給料に合わない激務で心身ともに疲れ果て、過労と睡眠不足で仕事中にロケ先の山で滑落してケガをし、それをきっかけに20歳代半ばで退職。何かしなくてはとブラブラしていたところに、祖母から何10年も経営していた下町の駄菓子屋をやらないかと声をかけられます。祖母もそろそろ店を畳んで隠居するつもりでいたとのことで、「駄菓子屋かすがい」を継ぐこととなります。20代なのに店に来る子どもたちから、「駄菓子屋のおばちゃん」と呼ばれて働く、春日井楓子が主人公の物語です。
第1話から第4話まで別々の4つのストーリーが描かれていますが、それぞれが繋がっていてひとつの物 -
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「猫目荘のまかないごはん」第二弾!
前作も楽しく読めたので続編出版に歓喜!
今回は猫目荘にやってきた元漫画家の倉橋結芽が主人公。
彼女のブレーキしてしまった人生が再び動き出す迄のお話。
人生うまく行かない事も多い。
立ち止まったまま一歩が出せなかったり、足は上げているのにどちらに踏み出せばいいのか分からなかったり…見える結果に本心とは裏腹な道を選んでしまったり…そもそも足を下ろす道が見えていない事だってある。
結芽も何者かになりたいと大きく目指すものはあっても、自分の行動や発言が上手く噛み合わず結局自分を見失い諦めという怠惰な結果や生活に甘んじている。
そんな中でも結芽は夢を捨てずに持ってい -
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「ねぇ、なんで勉強しなきゃいけないの?」
と子供に聞かれた時、ちゃんとした答えを言える大人はどれくらいいるんだろう。
私もこの本を読む前は、「勉強をしないと苦労するからだよ」と、あやふやな回答しかできなかった。
だが、主人公の黒羽三吾の答え方を読んで、私はやっと納得する答えを見つけたなと思った。
小学生の頃って、なぜか分からないが、親に内緒で危ない行動をしたい気持ちがある。(私は、特に何もしなかったはず…。)
だからか、息子の真司が親に内緒で冒険に出かける物語を読んで、ちょっと懐かしいなと思った。
激しく叱咤するのではなく、行動を客観的に振り返りながら、良い点・悪い点を息子自らに考えさせる、 -
Posted by ブクログ
タイトルと文庫背表紙の印象から猫目荘で作り出される美味しいご飯食べて癒されて…なんて温かくほのぼのとの〜んびりとしたゆるい系小説と思って読んだらそんな事はなかった!
いや、そういう一面もあるけれど、それだけではなかった。
それだけではなかったのがすごく良かった!
家族との確執から家を出て東京へ、東京へ来ても就職、婚活もうまくいかず自信をなくした伊緒。
まかない付きに惹かれ猫目荘へ入居した。
そこで出逢う人々、事柄が自分の人生と向き合う覚悟をくれる!
自分の足で一歩を踏み出そうとする伊緒の葛藤が描かれている。
ふっと刺さる言葉が、改めて噛み締める言葉が、猫目荘の住人の人生の中に散りばめられて -
Posted by ブクログ
変に斜に構えたりせず、素直な気持ちで読むと「いいなぁ...」と思える(^ ^ ひねくれて見ると、善人ばっかりしか出て来ないような印象で(^ ^; うっそ臭ぇ、と言えなくもない(^ ^;
住人たちは「あぁ...いそうだな、こういう人」と「まさかそんな...」の間くらいの絶妙なキャラで(
^ ^ できすぎな感じもしなくもないが、でも物事がうまく転がる時って、すべてがこう「流れに沿ってハマる」んだよなぁ...とも思えて(^ ^
つまり、すべてが「極端に走る」ことなく、絶妙なバランスで成り立っている、ということなのでせう(^ ^ そのバランスを保ちつつ、最後まで破綻なく、しかも面白く描ききった作者 -
Posted by ブクログ
凄惨な殺人現場だの、少女監禁虐待だの、おどろおどろしい本を続けて読んだので(^ ^; ちょっと「一休み」したくてチョイス。
主人公は、映像業界で働いていたが、心折れて実家に戻り、祖母の経営していた駄菓子屋をついでのんびり商売している女性。ひょんなことから、恵まれない環境で暮らす子どもとの縁ができ、何かできることを、と格安で食事の提供を始め、その和が徐々に広がっていき...というのが大きな流れ。
正直、割とありがちな設定だし、訳知りのおばあちゃんも割とステレオタイプのキャラクターとも言える。が、そんな「普遍的」であるが故に、作者の筆力や心遣いが光る、とも言える。
貧困やネグレクトなど、どう