伽古屋圭市のレビュー一覧

  • ねんねこ書房謎解き帖 文豪の尋ね人

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    割と面白かった。関東大震災後の神保町が舞台ですが、あまり時代がかった感じはないです。ミステリーとしてはライトで、さらっと読めてしまいます。いろいろ謎を残しているので、続きそうな感じですね。
    ちなみにねんねこ書房ですが、猫はあまり関係ありません。

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    2018年08月06日
  • 散り行く花

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    ネタバレ

    「僕には、罪を背負った女の匂いが、見えるのです」
    犯した罪を一人で抱え込む美しき女達の、激しく妖艶な業を封じ込めた絵に纏わる連作短編集。

    大正時代、美人画で有名な人気絵師・茂次郎の探偵顔負けの推理力が冴え渡る。
    男達から理不尽に抑圧され不幸な環境に喘ぐ女達を、苦悩から解放させ救おうと奮闘する茂次郎。
    飄々と女達の罪を暴く茂次郎の姿に親近感を持った。
    物語の原点とも言える『蜜柑ノ種』の、彼女の選んだ路は切ない。
    それは決して赦されるものではないけれど、彼女の望んだ細やかな夢だけは、茂次郎の絵の中で永遠に遺されたのだと思いたい。

    この物語はドラマ化したら面白そう。

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    2018年04月08日
  • 断片のアリス(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    電脳空間のサバイバルゲーム、だけで終わらないのがただのサバイバルゲームではなくここを舞台にしたSF小説な感じです。いかにもSFな終わり方で気持ちいい。

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    2018年03月30日
  • 断片のアリス(新潮文庫nex)

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    なかなか面白かった。全感覚VRだけど、世界観的にはSAOよりも「GAME WARS」のOASISに近いかな。閉鎖環境でのサバイバル脱出ものですが、VRの設定をうまく活かしています。世界観的には1作で終えるのはもったいないですね。

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    2018年03月06日
  • 落語家、はじめました。~青葉亭かりんの謎解き高座~

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    漫才師になる夢破れて落語と出会い落語家を目指す香乃が、日々の修行の中で出会う謎を兄弟子舎林の助けで探る。毎回落語の話に絡めたストーリー、ドラマ「タイガー&ドラゴン」みたい。落語界の東京と上方の違いや落語の話も語られて興味深かった。シリーズ化したらいいのに、してないのかな。

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    2018年01月10日
  • からくり探偵・百栗柿三郎

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    百栗柿三郎が難事件を解決する物語が4篇だが,登場人物が順に関連を持ってきて最後の「惨劇に消えた少女」で解き明かされる構成は非常に楽しめる.時代は関東大震災後の大正時代だが,あまり古さを感じさせない.柿三郎と千代のコンビが軽妙な会話で事件を解析する過程が楽しめる.

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    2016年03月22日
  • からくり探偵・百栗柿三郎

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    大正ミステリー。実際にシャーロックホームズが活躍した頃の日本を舞台にしているところが面白い。
    是非シリーズ化して欲しいところだが、この作者はそんな読者の希望をぶった切ってしまう潔さがある。そこもこの作者の魅力の一つだ。

    しかし、主人公である百栗柿三郎の出自についても十分物語ができそうな気がする。大正時代そのものにロマンを感じる風潮があるので、大正ミステリーというのは一つのジャンルとして成立すると思うのだが...

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    2015年03月15日
  • かすがい食堂

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    憧れの職を挫折した楓子、次は駄菓子屋のおばちゃんに!
    祖母の駄菓子屋を継いで見えてくる子供ちの持つ問題。
    機能不全、貧困、摂食障害。
    そんな子に楽しい食事を−−子ども食堂というより食卓を皆でご飯を。

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    2026年09月11日
  • クロワッサン学習塾

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    帯に「中学入試で出題」とあって
    登場人物のメインも小学生だったので
    気になって読んでみました。

    実家のパン屋を継いだ黒羽三吾は
    もと小学校教師で息子がひとり。
    ようやく新しい仕事にも慣れた頃
    毎朝店を訪れる小学生の少女が
    万引きをしていると確信する。
    おおごとにならないうちに
    少女と話をしようとする三吾だが。

    という事件から始まって
    その子の生活環境を知ってしまい
    「息子の宿題のついで」という形で
    勉強をみてあげるという話になる。
    とはいえ、このご時世(−_−;)
    何か目的があると勘ぐられてしまうのよね。
    そんな父親のため、少女自身のために
    息子と、その友だちとで
    ある謎を解くところも、お

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    2026年08月10日
  • 猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き

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    シリーズ2冊目。
    漫画家を廃業した結芽さんが猫目荘の面々との交流を経て自分と漫画との関わりについて改めて考える。
    大家デビューした伊緒ちゃんが様々な料理を作ってるのが、成長を感じる。

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    2026年07月06日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    賄い付きの下宿屋『ねこのめそう』に住むことを決めた主人公とその下宿仲間たちと管理人のふたり。ゆる~い関係性もさることながら、各個人の賄い付きの下宿に住むに至った経緯も描かれていて、失礼ながら予想以上に良かった。伊緒を含む、下宿先たちのその後も気になる。シリーズものらしく、ゆる~く追いかけたい。2397-76

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    2026年05月31日
  • 猫目荘のまかないごはん 私の選択と肉じゃがコロッケ

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    結婚、離婚、卒婚、パートナーなどなど色々な形があるんだなぁ。改めて考えさせられた本でした。型にハマる必要はない事に改めて気付かされた、そんな今時の時代を感じた。どんな形だろうと幸せになれるのが一番!

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    2026年05月07日
  • 猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き

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    私は夢を諦めた人だから、今回の主役には感情移入した。夢って賞味期限ってないよね。人生って楽しんだ者勝ち!ってメッセージで凄く前向きになれた。まだまだ人生色々経験していきたいな。

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    2026年05月02日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    美味しい賄い付きの下宿先+可愛い猫付き!すっごく住みたい。住人達との程よい距離感でほっこり読めました。多様性について考えさせられた。そして主人公の成長ぶりが良かった。

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    2026年05月01日
  • 猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き

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    漫画家として一度失敗してしまった倉橋結芽だが猫目荘の皆との話す中に、漫画への本質の思いをわかるに至り、新たなスタートが切れて良かった。小説家の小金井の「小説の力を信じている〜」のくだりには、納得。中村の旅の仕方、生き方もたしかにそういう考えもあるし、そうできるのもいいなぁと思った。

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    2026年04月03日
  • 猫目荘のまかないごはん 私の選択と肉じゃがコロッケ

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    卒婚で猫目荘に入居して利恵。
    卒婚って、離婚が前提ってわけでもないのか。
    結婚観が時代によって変わってくるのは分かる。
    友情婚みたいなのも分かる。
    でも、利恵の考え方に最後までなじめなかった。
    決定的なのが、ネットで情報を求めて自分がほしいものが見つからないからか、目にした文章にずいぶんな物言いだったことかな。夫との関係で出した結論もそれまでの言動と整合性が見えなかった。
    とはいえ、彼女以外の登場人物も、お料理もとても素敵だったし、2人の大家の関係もとてもよかった。

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    2026年03月11日
  • からくり探偵・百栗柿三郎 櫻の中の記憶

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    どうやって殺されたのか、変質者は誰なのか
    家族はどこへ? 親友との再会、の連続短編。

    足跡がない状態で殺された1話目。
    堂々とした話の2話目。
    家族の存在を考えてしまう3話目。
    この時代ならありそう…な4話目。

    前回によって、外に出られた(?)彼女も
    仕事の話を聞いたり、ですっかり日常生活に。
    あとがきに題名の事が触れられていましたが
    確認して納得、でした。

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    2026年02月14日
  • からくり探偵・百栗柿三郎

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    困りきっていたところに、な看板に
    喜び勇んで飛び込んだ。

    連続短編で、最初は主人公が容疑者。
    発明家の探偵と、それについてくるからくり招き猫。
    端々にある、まぁ納得できる小話は
    最後の最後で、なるほど、な風呂敷包み、でした。
    それに、話の合間にある小話も。

    2話目の話の落ちは、想像もできないところ、でした。
    今なら別に…な事ですが、時代を考えると
    確かに言える話ではなかったです。

    人探しの3話目。
    今でさえ、こういう場合もあるというのに
    それはありそう、な真相でした。
    しかし、それはそれで、どうするつもりだったのか。
    というのもありますが、やっている本人たちも
    ネタが分かってしまったわけ

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    2026年02月07日
  • 猫目荘のまかないごはん

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    まかない付きの昭和アパート(ネコつき)とは!!実際に存在してればネコ好きには、夢空間では!
    実在しないのは、悔しい
    多様性に触れた1冊です。
    時間はかかっても視点が面白い本です。

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    2026年01月24日
  • 猫目荘のまかないごはん 私の選択と肉じゃがコロッケ

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    今回の下宿人は子育てを終えた50代女性、利恵。
    今後の夫との生活について考えることを目的に猫目荘へやってきた。
    テーマは結婚といったところか。

    熟年離婚という言葉が広まってどれくらいだろうか?
    結婚というシステムそのものが今の世の中に合わなくなってきているのか?
    色んな形の男女の関係が描かれていて、今どきと言えば今どきだけど、考えさせられる内容でもある。

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    2026年01月21日